ペットの火葬 | ももせ皮膚科のよもやま

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月曜日に亡くなったセキセイインコの火葬を無事済ませました。

生きて動いて暖かった体が亡くなった途端に動かずに冷たくなり、そして最後は骨になる、言葉には出来ない複雑な気持ちです。元気だった頃の写真を見ると同じインコちゃんだったとは信じがたい状態です。

 

動物の葬儀屋さんって、驚くほどの数があります。確かに人間よりもニーズはあり、寿命は短いし犬や猫に限らずペットを飼っているお家は増えていると思います。また、庭付きの戸建て住宅なら土葬が可能ですが、マンション住まいだと火葬が現実的です。

 

業者も競争なのかサービスも手厚いのです。多くの業者さんで電話対応は24時間可能で、焼却炉を積んだ車で自宅まで来てくださり、自宅近くで火葬し骨も骨壷に入れてすぐ返して頂けます。

 

今回私も夜中にご相談のお電話をして、日中不在なので夜に来て頂き火葬をして頂きました。とても便利で助かりました。

 

以前に亡くなった青色のセキセイインコの時は車があったので、ペット専用の火葬場まで直接連れて行きました。その時、私は普段着でしかも黄色のセーターを着ていました。私とは別にわんちゃんがお亡くなりになった御一家もいらしていて、なんと全員喪服姿でした。服装への気遣いが足りなかったと反省しつつ、とてもとても気まずかった記憶があります。ペットも重要な家族の一員で人が亡くなった時と同じもしくはそれ以上なのかもしれません。

 

鳥籠の掃除をして片付けたのですが、まだ自然とそこを見てしまいます。がらんとしたその空間を見ては天に行ったのだと寂しくなります。インコのいない生活に慣れるまでもう少しかかりそうです。