靴選び | ももせ皮膚科のよもやま

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ふつうの皮膚科医です。
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魚の目やたこ、まめ、陥入爪や巻き爪などの足の皮膚トラブルの多くが靴による影響を強く受けます。診察中によくお伝えしているのは、”大きすぎても良くない””痛くない靴を選ぶ””底が厚くて柔らかいものを選ぶ”です。お金をかければ良いというものでもないので、”合う”靴に出会うのは本当に大変です。

 

↓図を含めて靴の選び方が分かりやすく書かれています。

 

↓足のサイズを測るための用紙が添付されています。

 

ちなみに私は、小学校卒業時には今の体の大きさまで育っていたので、足のサイズも24から25cmと大きい子供でした。当時女の子用の大きいサイズの靴は少なくて、運動靴ばかり履いていたためか、足の指ものびのび育ちました。幅広甲高のスクエアタイプです。

 

ヒールは苦手で、スーツを着る時に仕方なく3cm程度が精一杯。基本的には運動靴もしくはヒールのない平な靴を履いてます。

 

トレーニング用の靴はご用達のスポーツ用品店で、足のサイズを機械で測定(なんと無料)して頂き、目的と足のサイズから合う靴を選んでもらってます。デザインと色は別のがいいな、と思うこともありますが、足の快適さが優先です。また、インソールも足の形に合わせて作って頂けるので(さすがにこちらは有料)、入れています。

 

足の皮膚トラブルは自分自身でひと通り経験しています。魚の目やたこは合わない靴だと数日で出来てしまいます。出来ては自分で削っていました。合う靴にあたると不思議と消えます。まめや爪下血腫も自分で潰していました。結婚式でおしゃれなヒールを履いたら数時間で陥入爪から肉芽を作り、治るまで2週間以上かかった記憶があります。

 

靴選びは本当に難しいです。思考錯誤するしかないので、めげずに続けましょう。