●12/29(金)午後~1/4(木)
上記の期間、休診いたします。年始は1/5(金)より通常通り診療いたします。
◇受診人数制限日
●12/5(火)午後
スタッフの人員不足のため、上記日程において受付人数の上限を設定させていただきます。
受付人数が上限に達した場合、時間内であっても受付を終了いたします。
◇土曜 医師一名診療日
●12/9(土)午前
手島院長一名での診療のため、混雑が予想されます。
ご不便をおかけし大変申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
美容皮膚科業界のシミ取りレーザーで、現在一番推されているのはピコ秒レーザーかもしれません。
テープを貼らなくていい
ダウンタイムが少ない
ひと知れず治療ができる
などなど
目を惹くセールスポイント盛りだくさんですし、きっと好ましい結果をもたらしてくれる機械なのだと思います。
治療する人間が使いこなせてさえいれば。
え?同じ機械を使えば、同じ結果が出せるんでしょ??
と、皆様お思いかも知れません。
ところがどっこい(死語)
機械の能力を十分発揮するには、使う側の知識と経験が非常に大事です。
どんなに最先端の技術を駆使した機械であっても、使う人間がポンコツならポンコツなりの結果しか出せません。
もちろん質の良いマニュアルを用意することである程度はカバーできるかもしれませんが、ちょっとした『さじ加減』は、経験の成せる技だと私は思います。
で、当院。
くっきりはっきりしたシミを
ダウンタイムがあっても
バシッとできれば一発で取りたい
という
いかにも外科脳な院長の嗜好で選んだQスイッチルビーレーザーを開院以来愛用しております。
機械を置く場所がそもそも無いとか
先立つものがそれにも増して無いとか
諸事情にも後押しされまして
糟糠の妻の如き愛機を、きちんとメンテナンスしつつ添い続けているわけです。純愛か。
そんな訳で、この機械の良いところも困ったところもしっかりと理解した上で、適応を判断して日々の治療に当たっています。
レーザー治療の予約をお取りするときには、典型的な経過を、写真もお見せしつつ説明するのですが、最近その説明用紙がボロボロになってきたので、本日新しく作り直しました。
せっかくなのでブログでは、写真を大きく載せて進ぜましょう。
まずは、治療前。
左頬に境界明瞭な茶色い大きな色素斑が存在します。
典型的な日光生色素斑です。
Qスイッチルビーレーザーを照射してから1週間ほど。かさぶたが取れた直後の状態です。
かさぶたが少し早めに取れてしまったので、赤みが強いですね
今はなるべくこのようにならない処置方法に変更しています。
治療から2ヶ月後の状態。レーザーを当てたところに炎症後色素沈着と呼ばれる茶色いくすみが出ています。患者さんとしては心配になる時期です。
レーザー治療後1年。炎症後色素沈着は綺麗に消失しました
このキレ味を知ってしまうと、なかなか他の機械に浮気する気が起きないのですよね…
当院は、まだまだしばらくこの機械と仲良くやっていく予定です。
【Qスイッチルビーレーザーによるシミ治療】
*料金*(税込)
初回説明料: 3300円
施術料: 1ショット 1650円
例 直径1センチのシミで約10ショット=16500円
上の患者さんの場合、約66000円(多ショット割引あり)。
*起こりうる合併症*
炎症後色素沈着、持続する発赤、色素脱失、疼痛、掻痒