ありふれているのに深い、ウイルス性イボの世界③~日常生活や処置後の経過について~ | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

 

■てしまクリニック 8月の診療について

⚫︎8月中の院長休診、特別休診の予定はありません。

※8/31(水)〜9/7(水) の期間、特別休診を予定しています。 

 

⚫︎スタッフの人員不足のため、次の日程において受付人数の上限を設定させていただきます。

8/2(火) 午前・午後

8/15(月) 午前

8/16(火) 午後

上記の日程では、受付人数が上限に達した場合、時間内であっても受付を終了いたします。 

ご不便をおかけし申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

 

こんにちは。

もものマークのクリニック 院長てしまですニコニコ

 

こちらの記事の続きです下差し

 

 

今回は、日常生活での注意点や、治療後の経過について。

 

  日常生活での注意点


 イボのウイルスは接触により感染します。皮膚に傷がついているとウイルスが侵入しやすいため、スキンケアを行い、肌が丈夫な状態を維持することが大切です。


 指の間にイボができると、隣の指はイボの突起で傷つきやすい上、常にイボと接している状態になるため非常にうつりやすい環境となります。見た目上まだイボがうつっていないのであれば、カットバンなどで覆って接触を避けてもよいでしょう。

 

  処置後の経過


   処置をした部位には炎症を生じ、数日間痛みが続くことがあります。日常生活に支障のない範囲であれば、自宅で様子を見ていただいて構いません。痛みが強い場合は、使い慣れている市販の痛み止めを内服するのも効果的です。

 

 ただし

「翌日以降も痛みが強い」

「大きな水ぶくれや血豆ができた」

などで生活に困るようなら、治療した病院を受診するのがおススメです。

 治療日数日経過しても痛みが強い場合は、角質下や周囲に水疱や血疱(=水ぶくれや血豆)ができていることが多く、たまった水や血を抜いて圧を軽くすると痛みが和らぐ場合がほとんどです。


 ご自宅で血豆や水ぶくれが破れた場合、患部は洗い、水分が出ている間はカットバンやガーゼで保護してください。破れた後で痛みが増したときも、治療した病院を受診しましょう。傷から細菌感染を生じている可能性もあります。


 処置部位にかさぶたができたり、角質が浮いたようになったりした場合は、無理にはがそうとせず、自然な脱落を待ってください。

 

 

  受診の間隔

 

 当院では

「1~2週間に1回のペースで通院するのが理想的です」

とお話ししていますが、都合により通院間隔が開いてしまうこともあると思います。

 患者さんは

「2週間で来るように言われていたのに行けなかったから行きづらい...真顔

と思うかもしれませんが、少なくとも私はそれくらいで怒り出すことはありません(笑) だって、イボで死にゃしませんから。

 

 間が空いても仕方ないし、構わないので、イボが目立つ間は頑張って通院を継続してください。

 

 1~2週間おきの通院を勧める理由は、ある程度集中して処置をした方が効果的免疫がつく印象があるからです。通えるようならある程度根を詰めて通院するとよいように思います。

 ただし、月にできるイボ処置の上限は5回までですし、治療のペースについては医者によって考え方もいろいろだと思いますので、通院している病院の指示に従ってください。

 

 また、イボ処置後は痛みや腫れを生じることが少なくないので、大事な予定のある直前に受診するのは避けるのが無難です。

 

ちなみにこちらの写真下矢印

 

 

これは、我が家の次男坊が小学生の時に左足裏にイボができて、当院で治療したときの写真ですが、かあさん先生の愛情たっぷり気合いコッテリな治療で患部がめっちゃ反応し、翌日痛すぎて学校のマラソン大会予行で半泣きになったという黒歴史の証拠でもあります。

 

 皆様もクリニックのご利用は計画的に。

 

 

 

てしまクリニック自費診察の予約システム変更2021年9月より、自費診療の診察は事前日時予約制になります。
詳細は、クリニックHPのお知らせをご覧ください。
受診予定の方はご確認のほどよろしくお願いいたします。

下矢印こちらの記事もご覧ください