こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
梅雨です。
湿気が半端ないです。
気候が暖かく、かつ湿気や汗でジメジメしてくるこの時期の皮膚科の風物詩
それは、水虫.....
毎年この季節になると増える水虫患者さんをたくさん診察し
「水虫ですね」
と診断名を告げるたびに思うんですけど
「水虫」って呼び方どうにかならんもんですかね?
どうにもこうにもこの「虫」という響きがよろしくない。
なんかちっさい虫がうじゃーと湧いている、そんなイメージが頭の中に浮かぶのか
診断された患者さんが一様に肩を落として
「みずむし.....ですか.....」
と悲しそうなのですよ。
医学的には「足白癬(あしはくせん)」という正式名称がありますが、
そんなん言っても医療関係者以外には伝わらないので仕方なく
「水虫」
とお伝えしているわけです。
ちなみに水虫の病原体は虫ではなく「カビ」です。
しかし、一応気を使ったつもりで
「本当は虫じゃなくてカビなのですよ。」
と説明したら
「私の足にはカビが生えているんですか!?」
とかえってショックを受けられてしまったこともあるので
虫だろうがカビだろうが患者さん的には五十歩百歩なのかもしれません。
とは言え、どうにも敗北感の漂うこの「水虫」という名前。
ホントにどうにかならないものなのか
誰かいい名前を考えてください......