いろんな意味で強いぞ☆医療用制汗剤パースピレックス

脇汗の気になる季節になりました。


.......ってそんな季節のあいさついらんわ！！


とは言え、事実気になる。



もともと汗が多く、その相談が目的で受診される方も

他のことで受診したついでに相談される方も

増えてきている今日この頃。


さて、てしま本人は、と申しますと

当然ながら脇汗出ます。

人間だもの。


脇汗目立ったところでさほど困る仕事でもないので

基本あまり気にしておりませなんだ。


ただ、昨年から患者さんにおススメしている医療用制汗剤

パースピレックス



こいつがどうやら

使うとかなりの勢いで痒くなるらしい

という身近な人の感想を聞いて


これは自分でも試すべきであろうと。



てなわけでこのたび使ってみましたとです。

使ったのはこちら

医療用制汗剤パースピレックス　脇用ロールオンタイプ

以下商品パンフの引用


パースピレックスの作用

パースピレックスの主成分である塩化アルミニウムは汗腺内の水分と反応し、
腺内深部に角栓を形成します。
この角栓が汗腺を密閉し、汗の分泌を一時的に中断させます。
皮膚表面の角質細胞の剥離に伴って、角栓は汗腺から排出され
汗腺は再活性化します。
この過程は2～7周期で生じるため、パースピレックスは週1、2回の使用で十分な効果を発揮します。


パースピレックスの使用方法

汗腺の活動は夜間に低下するため、就寝前に腋下に二往復塗布します。
望まれる効果が得られるまで（通常1週間以内）毎晩使用してください。
敏感肌の場合は、1日おきに2週間塗布します。
その後は週1、2回、または必要に応じて塗布し、汗と臭いのコントロールをします。

よく乾いた傷の無い皮膚に使用し、塗布後は塗布部位が完全に乾くまで衣類を着用しないでください。
翌朝、石鹸と水で洗い流します。塗り直しはしないでください。



さて

使い始めること2週間前。

塗った翌朝に洗い流すのはどうにも面倒で

たっぷり濡らしたタオルでふき取ってその代りとしました（もちろん自己責任）。


1日目、2日目は忘れず翌朝拭き取ったのですが....

3日目の翌朝、拭き取りを忘れた私。


するとその夜

痒い！！メチャクチャ痒い！！！！


無意識のうちに1か所引っ掻いたようで

風呂上がりに無謀にもロールオンしたところ


しみる！超しみる！！！！



さすがに4日目の翌朝は、拭き取るだけでなく洗い流し

ヒリヒリするところには手持ちのプロペトを薄く外用。


日中はかゆみも収まっていたものの

夜になるとまた痒い！！！


いやー、一回拭き取り忘れただけでコレっすか？？


と、正直メゲそうになりました。

余りの痒さに恐れをなし、それから数日塗るのをサボったくらいです


が


サボった数日の間

日中の脇が

確かにサラサラしている。


これは......確かに効果はありそう。



その後3日間、あきらめずに塗布再開。

翌朝の拭き取りも怠らず継続したところ

日中の脇サラッと感が明らかに実感できるようになりました


問題のかゆみは、と申しますと

私の場合、夜になるとちょっと感じるくらい。


塗る手間・拭き取る手間・かゆみなどのデメリットと

日中の脇の快適さ

これらを天秤にかけると

『自分なら、継続してもいいかな、と思える商品』
ということでファイナルアンサー。


ただし

お肌のデリケートな方や、

既に脇があせもなどで荒れている方には

おススメしにくいかもしれません

そして、お肌の丈夫さに自信のある方でも

翌朝の洗い流しは、忘れるとアカンことになりますのでご注意を


お値段は、なかなか強気な

1本　4500円（税別）


ただし、軌道に乗ったら週1回塗布なので

ひと夏は余裕でもちそうな感じです。


色々な意味でツワモノな制汗剤、パースピレックス。

購入ご希望の方は、クリニック受付で承ります