京都の学会に来ております。
しかし、今日の午前のチョイスは敢えてのこれ![](https://emoji.ameba.jp/img/user/mi/mikan0318/64175.gif)
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皮膚の悪性腫瘍の取り方&再建の仕方をみっちり1時間半
スクリーンに次々と映し出されるのは
善良で繊細な一般の方なら
瞬時に卒倒できるレベルの写真です![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
世間では
形成外科=美容
と思われがちだけど
ガチンコな形成外科って、こうなんだよね、実際は。
で、
そういうガチンコな世界から離れて久しい私が
なんでわざわざこれを聴きに行くのかと申しますと
血に飢えているから
ではなく
(ああ!と手を打ったやつそこに座れ)
クリニックにも、ごく稀に皮膚の悪性腫瘍の患者さんが受診するからなのですよ。
診断が難しいことも多いのですが、
これはやっぱり怪しい…
と思う時には
画像診断も可能な大学病院クラスの大きい施設に紹介しています。
ところが、
クリニックを受診するくらいお元気な患者さんです。
悪性腫瘍かも
なんて言われて
ハイそうですか
と即座に受容できる訳が無い。
怖い
という感情が先走れば、紹介先に行ってくれないこともあるのです。
そんな時
なぜ治療しておかねばならないのか
大きな病院ではどんなことをしてくれるのか
放っておくとどうなるのか
その辺りを
町医者の私が、さわりだけでもいいから説明すれば
少しは恐怖心が和らぐかなと。
そのためには
私自身が自分の持っている知識を
きちんとアップデートしておかないと![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
そんな気持ちで行って来ました。
もう、今からバリバリ手術する医者にはなれないけれど
橋を渡すことは出来る。
それが、私を形成外科医に育ててくれた医局や、先輩ドクターへの恩返しなのかなと
勝手に考えている私なのです。