打ちっぱなしじゃないからね | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

怒涛の午前診療を終えてからの遅い昼ご飯@スタバ。

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矢印糖質制限って何?なドリンク。

期間限定チョコレートオランジュモカ。
超甘い。しかもトールサイズ。
チョコレートとオレンジの組み合わせに目が無い私、目下正月太りと格闘中。

甘々なドリンク片手にブログのアクセス解析見てみました。

昨日のTOPページのアクセス数が630くらいなので

この記事矢印《症例写真》 70代女性 顔の大きなシミを読んで

「こここここれは!私のシミも治療しなきゃ!!

と気分的に盛り上がって、ご近所の美容皮膚科を検索した方も100人くらいいるのでは、と勝手にざっくりと思う本日。

そこに水を差すようで悪いがあえて

まあ落ち着け

と言いたい。

あの記事の患者さんも、最初にうちを受診した時にはやはり

「この大きなシミを治療したいんです....」

とおっしゃって受診されました。

が、

色々説明を聞くうちに

「まずは目立たないところからやってみます。」

と慎重なファーストステップ(手と背中のシミ治療)を踏み出すことになった次第。

彼女が一番気になさったのが
レーザー後1週間のシール保護
例えばこんな感じ(ちなみに自撮り(笑))
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レーザー治療って、結局のところ
「部分的にわざとヤケドさせる治療」
な訳です。

ヤケドなら、やっぱり乾燥させずに治したほうが良いに違いない!
と信じてのハイドロコロイドシール保護な訳ですが

仕事のある方や、お子さんの行事が立て込んでいるママさんにとっては、これがネックになってレーザー出来ない!ってことも珍しくありません

今すぐのこのシミなんとかしたい絶対レーザーで治療するんだってば

と、勢いで受診した患者さんに、治療後のことを説明した途端

えっっ……シール、ですか……?

とドン引きされるのも、実は珍しくないのですよ。

ドン引きだけならまだしも、だいたいもう絶対レーザー!と思い込んじゃってたりするもんで

「シール2日だけとかじゃダメですか?綺麗にシミが取れなくなりますか??」
などと詰め寄られたりする。

ぶっちゃけ

知らんがな

とコメントしたくなる(爆)

ちなみに、クリニックによって、レーザー後の処置は様々で、

打ちっぱなし(ゴルフではない)

というクリニックも、あるらしい。

それはそれで、そこの医者のポリシーでそうなっているのだろうから、あえてどうこう言うつもりはございません。

ただ、うちのクリニックでは

クローバーQスイッチルビーレーザー後、1週間で受診。

クローバーそれまでは、1日1回交換しながらハイドロコロイドシールで保護。


これが、現時点での基本方針。

1週間後に診察する理由は、

かさぶたが取れてすぐの状態を見て、残っているシミが無いか確認するため。

これ、色素沈着が出始めたら診断が難しくなっちゃいますから^-^;

そしてそれまでシール保護を義務付ける理由は、

レーザーによるヤケドを湿潤治療で速やかに治癒へと促し、同時に洗顔料や化粧品による刺激を避けるため。

ちゃーんと、理由があるのですよしゃきーん

もちろん、ハイドロコロイドでどうしてもかぶれてしまう人や
眼の近くなどでどうにもシール保護は難しいなどの例外についてはケースバイケースで処置の指示をしておりますにゃ

美容の治療って、生きていく上で絶対必要なものではないので

「治療したい!」と思った時の勢いも大事

でも

どうせなら治療後もしっかりケアできるタイミングを計るのも大事

あわてない、あわてないもも