バレリーナさんの魚の目~予防について その1 | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

先だっての日曜日に、バレリーナの厚木三杏先生にお話を伺ったり
こちらの記事矢印バレリーナさんに会ってみた

友達の友達であるバレリーナさんやダンサーさんにメールで質問したりして

魚の目対策についていろいろ教えていただきました。

私が質問したのは主に次の4つ。

① タコや魚の目などの発生を予防するため、どのような工夫をされていますか?

② その工夫は、バレエの先生が教えてくださるものなのですか?

③ 同じように予防策を講じても、タコや魚の目がすぐにできる人とそうでない人の差はありますか?

④ できてしまったタコや魚の目とは、どうやって付き合うのですか?


上の質問④に対する回答のうち
「医者に行くくらいひどくなったとき」の話は
前回までの3回シリーズにまとめました。
バレリーナさんと魚の目~治療のステップ
矢印その1
矢印その2
矢印その3

治療の点では

自分がこれまでやってきた方法に間違いがなかったことが確認できたり

バレリーナとして生活していただきながら治療も両立させるための
落としどころみたいなものがなんとなく見えたりして


大変参考になりました


そして、ぜひともお聞きしたかったのが

予防のこと

医者の戸を叩くまでになる前には
必ず軽症の時期はあるはずで
魚の目がひどくならないように
皆さんどんな工夫をされているか

そこに大変興味があったのです。

まず、皆さんそろっておっしゃっていたのが

足先に偏った負担がかからないように
正しい姿勢で
身体をまっすぐ引き上げる訓練を積む


ということ。

まっすぐ立たずに
足先の一部にばかり圧がかかると
それが魚の目やタコの発生につながるのでしょう。

やはり基本は大切なのですね。

そして

足にあったトウシューズを履くこと。

足の一部がシューズに強く当たれば
そこが硬くなって魚の目やタコになります。

ただ、こればかりは色々履いて、踊ってみて
初めて合う合わないがわかることも多いようです

「プラスチック製のほうが当たりが柔らかい」
というお話も聞きましたが

「プラスチック製だと微妙に足先の動きが制限されて、美しい表現ができない。」
とおっしゃる方もいたりして

うーむ、奥が深い
、と思いました。

それぞれの求めるところにより選択に違いはありそうですが
まずは妥協せずにトウシューズを探すのは大事なようですね。

お金、かかりそうだなあ......

トウシューズ




予防シリーズも続きます