『美容診療～私のスタンス』
......なんかものすごくエラそうだ
クリニックで美容関係の治療を受けるのって、
女性誌やTVの影響で、かなり一般的になってきたとは言え
まだまだ
「何となくコワい」
「得体がしれない」
モノなのではないかなあと思います。
私は『形成外科』という特殊な分野の出身なので
美容医療が比較的身近なところで働いてきました。
そういう経験が無く、美容医療と遠い分野を専門とする医者だったら
レーザーとかボトックスとかヒアルロン酸とかピーリングとか
わざわざ受けに入ったりしねーだろーな
というくらいの、ズボラな女です（キッパリ）。
こんなしょぼいシミにレーザー当てたり
てしまの右頬シミ治療、ここまでのまとめそんなに刻まれてもいないシワにボトックス打ったり
目尻のボトックスちょこちょこ紹介していると
すんごい美容医療マニアと思われそうですが
全然違う。
ただの仕事です（爆）
シミとかシワとかほくろとか
本人が
「あっても別にいいや」
と思っているなら
ぶっちゃけ全然オッケーと思う。
全部含めて自分LOVE
ならそれは一番ステキなこと
でも、そんな人でもたまには
「さすがにこの目立つシミは何とかしたいかも」
とか
「首のイボイボがやけに気になる」
とか
「苦労続きで眉間にシワが刻まれて余計落ち込む」
とか
なんかやけに目について
そこばっかりに目が行って
本来のステキさを十分に発揮できない時が
あったって不思議はない。
人生長いもの
インターネットで調べれば、それこそ山ほど情報は得られるけれど
玉石混交の中から『玉』をつかめる保証なんて無い。
この悩みを、何とかしたいと思っている自分を見てほしい
そんな勇気を出したひとが、安心して相談できる場所があってもいいかなと
クリニックを開業する時に思ったわけです。
こんな、ざっくりとした私みたいな人間でよろしければ、って。
つづく
