- ↓ちょっと前にこの本を知りまして、思いっきり首を縦に振りながら読みました。
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特に
「お母さんはマネージャーになってはいけない」
「脱ワンワード」
ってところには深く反省する点が多く
以来できるだけ『察しの悪い母』『気の利かない母』を日々心がけている私。
食事時の息子を見ていて
「あ、スプーンとって欲しいんだな」
「コップの水が空だな」
と気が付いても、自分からは動かない。
「スプーン」とワンワードで言われても
「お母さんはスプーンではありません」と返す。
これ始めのうちは結構ストレスでした(笑)
どちらかというと、ダンドリしたり先回りして動いたりというのが私の得意技ですから
今ではむしろしつこく聞き返すのを楽しんでいたりもして、まあまあ我が家でも浸透してきた感じです。
でも
我が家の自由な息子たちを前にそうそう思惑通りことが進むはずもなく
数日前の出来事
漢字練習帳を家に忘れ、学童で漢字の宿題をし損ねた小2長男。
まあ、それは仕方ない。
次から忘れないようにするにはどうするか、考えるのが大事。
「ちゃんと自分で準備して、確かめるように気を付ける」
としょんぼりしながら力強く宣言した長男。よし偉いぞ
で、その10分後。
夕食、歯磨きを済ませてから
「ダラダラを体で表現しなさい」
としか言いようのない態勢で水揚げされたマグロのようにリビングにすっころがっとる。
横には、明らかに放置プレイ状態で蓋全開のランドセル。
準備はどうした準備は
色々言いたい気持ちをグッとこらえ
だらリング中の長男が視線に入らないように(入るとキレそうなので)お皿をふきつつ
「ねえ、さっき話してた学校の準備だけどさ、あれいつやるのが良いと思う?」
って、明るくライトな感じに質問。
わかってます。こういう質問しちゃってる時点で半分自分に負けてるって。
でも敵は手ごわい
「うーん、学校行く前?」(って半疑問だし)
「今朝はそれで忘れちゃったんだよね?」
「じゃあご飯食べる前」
「それって起きてすぐじゃない。頭ぼーっとしてない?だいたい、朝って、色々慌ただしいよね。その中でしっかり確認するの、大変じゃない?」
(←明らかに誘導しすぎ)
「そっか……じゃあ」
いよいよ来るか?来い!その壁を越えて来い!!
「じゃあボーっとしないように早起きする(元気よく)」
そう来る!?
どうしても日付変更線越える気ナッシング??
「早起きするもの良いんだけどっ!!寝坊するかもしれないじゃない。」
ああもうグダグダ
「うーん、じゃ前の日の……」
おおおお!!来た!
いきなり越えてきた!!!
「時間のあるとき」←注:床に転がったまま
「それって今じゃね!?ヽ(`Д´)ノ」
あーーーーーーーーーー……
とうとう言っちゃった
自分のダメぶりにがっくり来ている私を尻目に
「そっか」
と言って翌日の準備を始めた長男。
本気で思いつかなかったのね(涙)
話を聞いていた夫は笑い死にしながら
「なにその漫才」だってさ
私があれこれ気を配る限り、無限ループな予感のこの状況
いい加減私の方が卒業しないと、とは思うものの......
誰か卒業する勇気を私に下さい