お母さんのための湿潤治療講座〜ぱっくり切れた!編② | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪

さて、前回掲載したこちらの男の子写真。
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(モザイク入れられるようになりました。
教えてくれた友人に感謝!)

室内で転んで右の上まぶたを切った、とのことで、怪我をしてすぐに来院しました。
3歳の可愛い男の子です。
その時の写真は、画面を下にスクロールするとご覧になれます。
かなり生々しい傷なので、苦手な方は見ない方がよろしいかと。
ぱっくり切れた傷ですが、幸い血は止まっており、傷の汚染も無し。
テープで傷を引き寄せることで、かなり綺麗に治せる可能性が高い旨を付き添いの方に説明し、ご了承を得ました。
テープ固定後、翌日も念のため受診してもらい、テープが浮いたりずれたりしていないことを確認しました。
初診日から4日後、テープを外した状態でも傷が開くことはありませんでした。
まだこの時点では強くぶつけると開いてしまう危険がありますから、最初の固定テープよりも粘着力が強く、かつ茶色で遮光効果もある紙テープに切り替えて保護を継続してもらいました。

初診日から2週間後の状態です。
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傷はまだ少々赤いものの、ここまでくれば多少ぶつけても大丈夫、と太鼓判。
傷跡は今後徐々に目立たなくなってきますよ、日焼けには注意してね、とお話しし通院終了となりました。

そして、初診日から7ヶ月後の写真が最初のこちら。
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すぐ上の写真と比べると、傷の赤みが取れて白く馴染んだ感じに変わっていますね。
触ってみると、硬さもありません。
親御さんも、あの傷が縫わずにこんなに治るんですねえと感慨深げでした。

「あの傷」は、こんな感じでした。
繰り返しますが、傷を見るのが苦手な方はやめときましょう。

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ぱっくり。
これが
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こんなに綺麗になりました。良かった良かった。
ちなみにこの僕ちゃん、今回は左のこめかみに怪我して受診。
ついでに7ヶ月後の写真を撮らせてもらったというわけ。

元気だね。先生はそんな君が好きだよ。
でもあんまり怪我しないでね。