父の死と愛犬の安楽死 | mominokのブログ

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絶望と闇の狭間に揺れ動く

 

15年前、自分の誕生日に

父親が急性心不全で他界した。

 

 

その時、飼っていた飼い犬が

7~8歳だったが

2カ月前に引っ越したばかりの

借家ではペットを飼うことはできず

当時、ネットで新しい飼い主を探したが

残念ながら見つからず。

 

動物愛護センターに連れていくことも

捨てることもできず、

知り合い・知人に新しい飼い主を探すも見つからず。

 

 

この時は本当に飼い犬と一緒に

実家に残り飼えばよかったと後悔している。

 

 

 

飼い犬はとても賢く

ノーリードでも散歩できて

いつ呼んでも戻ってくる犬だった。

 

 

父が亡くなり、

3か月後には実家を改装して

賃貸物件にすると決まってから

飼い犬の居場所はなくなり、

母は安楽死を決めた。

 

 

今では、ジモティーや保護犬活動の認知が高いが

15年前はまだ、ペットは生活に余裕のある人のものだった。

 

 

責任持って最後まで飼うということは

ペットが死ぬまで面倒を見るということだ。

 

 

それが病気でも、事故死でも

安楽死でも、飼い主の責任になる。

 

 

安楽死をした日、暑い夏至の翌月だった。

 

 

ペット霊園の火葬場に行き、

小田和正の「言葉にできない」を

頭の中でリフレインしながら

愛犬の頬を撫でて見送った。

 

 

 

哀しくて悔しくて言葉に出来ない。

 

 

今でも愛犬の笑顔を思い出すと

この曲と一緒に涙が流れる。

 

 

別れの朝、

あなたの笑顔が恋しくて

何度も何度も顔を見つめた

 

 

あなたが生まれた朝、

嬉しくて嬉しくて

言葉にできない嬉しさが

心の奥底から湧いてきた。

 

 

私が抱き上げた手のひらで

あなたの小さなな温もりは

私の確かな喜びへと変わり

成長と共に嬉しさへと変化した。

 

 

 

いつも一緒にいてくれてありがとう。

 

 

 

笑顔と優しさと喜びと安らぎを

確かな温もりとともにありがとう。

 

 

 

あなたの笑顔のその先に

いつもの安心が待っている。

 

 

 

いつも寄り添ってくれてりがとう。

 

 

 

愛犬へ感謝を込めて

 

 

I LOVE YOU