もるもる集合場 -2ページ目

もるもる集合場

化学を中心とした お話(´▽`*) と お勉強の場所!! (゚Д゚)ノ

みんな頑張れ!! ヾ(●´∀`●)/

半分越えましたよ~頑張っていきましょう!デレデレ

 

第3問

 

問1  ①ナトリウムは水と反応するので,灯油(石油)に保存です。

     ③水に濃硫酸を少しずつ加えます。

 

問2  ハロゲンの単体の性質を覚えておくと解けます。

 

    ①分子量が大きいと,沸点・融点が高い。

    ②水に溶けにくいですよね。

    ③銀イオンと反応して難溶性の塩ができます。

    ④分子量が大きくなると酸化力が大きくなります。

 

問3  合金の知識問題です。

    ・ステンレス:Fe,Cr,Ni

    ・トタン:FeにZnをメッキしたもの

 

問4  

 a  反応式(1)の各原子の酸化数を書き出しましょう。

 

 b  (1)式では,量的関係から,NiS:0.4mol が全て消費されます。 

    「係数比=反応するmol比」から考えると,CuClは0.8molできます。

 

    よって,(2)式において,Cl₂ が 0.4kmol=400mol できます。 

 

  c  「陰極に流れた電子のmol=陽極に流れた電子のmol」で式をつくりましょう。

 

 

 

 

ビュンビュン行きますよ~もぐもぐ

 

第2問

 

問1 エネルギー図ですね。

    「溶質+aq → 溶質aq 」という変化で,吸熱反応は↑ですので①が正解。

 

問2 ルシャトリエの問題です!

    ルシャトリエは「打ち消す方向に動く!」がヒントです。

 

    ①発熱方向に移動します。←

    ②今回の化学反応は,左辺と右辺のそれぞれの係数の和が同じですので、圧力を変えても

      平衡は移動しません。

    ③H₂を消費したいので,→に移動します。

    ④圧力一定ですので,Vが大きくなりますが,結局各分圧が低くなるだけですので,②と同じ

      ように平衡は移動しません。

 

問3 あまり慣れていない電池の問題かもしれませんね💦

    各電池の反応における,反応物1kgあたりの電子molの式を立てて比較しましょう。

 

問4 電離平衡デター!!( ̄▽ ̄)/

    

 a  今回は「αが十分に小さい」ので,,

    

    「α=√(Ka/C)」が成り立つ!

 

    この式をもとに,「C₀」と「4C₀」の時のαを求めてみましょう。

    すると,濃度が4倍になると,αは1/2倍になります!

 

 b  グラフより,,NaOH水溶液の滴下量が2.5mlのところを見ましょう。

     [HA]≒0.06,[A⁻]=0.02,[H⁺]=8.1×10⁻⁵ の値を使って

 

     Ka=([H⁺][A⁻])/[HA] に代入します。

 

 c  ④10mL以上では中和反応は終わっています。

 

 

以上です。

 

 

 

 

 

 

では、参りましょう!デレデレ

 

第1問

 

問1 配位結合について。これは教科書に出てくる代表例を覚えておけばOKです!!

 

問2 問題文を読むと、、

 

 ・条件Aでの液体メタンの体積=V₁

 ・条件Bでの気体メタンの体積=V₂  において 「V₂/V₁」を求めよ。 と、いっています。

 

 それぞれ式にして、最後に代入して計算です。

   *V₁においては、「体積=質量÷密度」を知らないと、計算できません💦

 

 

問3 コロイド粒子 ⇒ろ紙は通って,セロハン膜(半透膜)は通れない。

   砂 ⇒ろ紙,セロハン膜共に×

   グルコース ⇒ろ紙,セロハン膜共に〇

 

 

問4 

   a 状態図の問題ですね。グラフを読み取ると,④が×。100℃以下ですね。

 

   b 水の密度問題です。(「4℃で最大」は教科書に載ってます。)

 

   c 溶け残った氷の体積を求める問題です。

     ここでも、「体積=質量÷密度」を使います。

 

 

 

おまたせしました!
今年もやってきました。「勝手に大予想」の時間です!!



まずは、令和6年能登半島地震におきまして、犠牲になられた方々のご冥福を心より深くお祈りいたしますとともに、被災された方々に対しまして、心からお見舞いを申しあげます。一日も早い復興と皆さまのご健康をお祈りいたします。

 

 

では、内容に入ります。

今年の共通テストが実施される前に、皆さんにお伝えしておきたいことがあります。
それは、

 

「知らない内容の問題がでてるくよ。でも、焦らなくていいよ。デレデレ

 

ってことです。

知らない話題は,かならず化学の教科書内の知識で解けるし,問題文中にヒントがあるはずなのです。だからこそ、見たこともない問題が出てきても動揺せずに、自分が知っている範囲で取り組んでみてください。

 

そして、難しく感じたら、スキップです。ウインク

 

ではでは、いってみましょう(´ω`)


・熱化学方程式はラストですのでイチオシ!

・電離平衡

・水和物の計算問題

・浸透圧と分子量

・電池(鉛蓄電池,燃料電池)

・ヘンリーの法則

・混合気体と状態方程式

・芳香族エステルの推定問題

・ビニロンの計算

・アミノ酸の特定問題

 

 

などはいかがでしょうか?

昨年の問題をベースに書いてみました。

 

この予想は何の根拠もありませんので、あてにされずに、これまでやってきた中での自分の苦手分野を見直していきましょうねちゅー

 

 

体調には気を付けて、全力を尽くしてくださいラブ

総評です。
2023の共通テストは、2022と比較して難化はしていませんし、基礎基本の部分をきちんと押さえておけばある程度の点数は取れます。ですので、平均点が大きく動くことはないと思います。
 

しかし、教科書を基本にお勉強してきた受験生は高得点は難しいです。

 

だって、第5問の問題なんて、吸光度ですよ。普通は「SiH₄」って感じですよ!
(SiH₄はシランという化合物です。ダジャレでした爆笑


「作問した方へ」

吸光度出すくらいだったら、高分子出しましょう。真顔
受験生達の中は、糖やアミノ酸の構造式を覚えたり、ビニロンの計算問題まで理解したりと、教科書を信じて頑張ってきた子もいるんです。なのに、その努力を全く見てもらえないなんて残念です滝汗


個人的には、共通テストまでは、努力でどうにかなる問題であって欲しいと願います!デレデレ

 

と、いうことで、各学年へのアドバイスを以下に書きます。

 

 

「新3年生へ」

高得点を目指す人は、できるだけ早く、大学入試の演習問題を解きましょう。

「教科書を終えてから、、」なんてダメです!教科書と並行しながら中級レベルまでの演習をすることが大事です。有機まででの分野で余裕がない人は、高分子は置いときましょう。

 

「新二年生へ」

教科書をマスターするのみです。ただし、発展まで理解していくこと。
この時期は、やたらと化学の応用問題に手をだすよりは、確実な数学力と国語力(文章を早く読む力)をつけてください。そして、英語です。

いよいよラストスパートゲッソリ
ここにくるまでに、もう時間が無くなって人がいるのでは💦

第5問

 

問1 

  a 無機の知識問題です

    ①弱酸の遊離

    ③酸化還元反応

    ④酸性酸化物の中和

  

  b ルシャトリエ問題

    「平衡は、変化を打ち消す方向に動く!ウインク」がコツです。

    

    ①圧力を下げると、molが増える方向に平衡は移動します。

 

 

問2 酸化還元反応問題。 

   ヨウ素酸化滴定(ヨージメトリー)を理解している人は対応できたと思います。

 

  ポイントはこの3点(反応式と係数から以下のことが分かります。)

 

  ・「全I₂ mol=H₂Sと反応したI ₂ mol + 余ったI₂ mol(Na₂S₂O₃と反応I₂ mol)」

  ・Na₂S₂O₃のmol=余ったI₂ mol(Na₂S₂O₃と反応したI₂ mol

  ・H₂Sと反応したI ₂ mol=H₂S mol

  

  これらのポイントを利用して、求めることができます。(詳細は以下)

 

 

問3 えっ?? 光の透過。。吸光度、、 

    「ランベルト・ベールの法則」じゃんっ!ポーン

    

    これ、大学でやる内容です。なぜ、ここで出す??チーン

    と、思いますが、前向きに問題を読みましょう!リード文では、

 

    ・物質は光を吸収する。

    ・光の透過率の常用対数は、試料モル濃度と試料の長さに比例する。

       log₁₀T=kcL (k:比例定数=モル吸光係数)

    

    と、いう情報が得られます。

 

   a 濃度が分からないSO₂ の透過率を調べると、T=0.8だった。

    この時の濃度を求めよ。

    また、濃度c と logT の関係の表と方眼紙を示しておきますので使ってね。

 

    と、問題文が言っています。

 

    T=0.8ですので、

    log0.8=‐0.1となります。

 

   <解き方①>

     とりあえず、プロットしてみましょう。
     そして、logT=‐0.1の部分を読み取ると、c=3.0×10⁻⁸  となります。デレデレ

    

 

   <解き方②>

      「log₁₀T=kcL」の式を使って解きます。

 

     ‐0.1=kcL …①

     ‐0.2=k×6.0×10⁻⁸×L …②

   

     ①②より、

      c=3.0×10⁻⁸となります。ウインク    

 

     どちらかでも解けますが、これって高校化学ですか?ゲッソリ

   

 

   b Lを2倍にしました。透過率Tはどうなりますか?と、聞いてきました。

     

     問題文が(log₁₀T=kcL,T=0.8)と教えているので、あとは計算です。

      log₁₀T’=kc2L

      log₁₀T’=2log₁₀T=logT²=log0.8²=log0.64

      

    最後の問題も高校化学ですか??滝汗

 

と、いうことで解説終了です。

お疲れさまでした照れ

 

ようやく有機です酔っ払い

第4問
問1 

   ・ヨードホルム反応を示す構造式を覚えましょう。

   ・脱水は、‐OHがついているCの横のCのHが取れてC=Cになります。
   ・付加はC=Cの各炭素にBrがくっつきます。

 

問2

  ①フタル酸のようにカルボキシル基が近いと脱水します。(マレイン酸も照れ
  ②アニリンは弱塩基性ですので、NaOH水溶液には溶けません。

   →中和して塩になったら溶けます!

  ③ジクロロベンゼンは、オルト,パラ,メタの3種類があります。

  ④アセチルサリチル酸の構造式が分かれば即答です。

    ‐OH基がないので、FeCl₃水溶液で呈色反応はしません。

 

問3

  ①セルロースの単量体β‐グルコース内には‐OH基が沢山あります。

   水素結合するのは(F,O,Nが関わる時です)
  ②そうです!
  ③α‐ヘリックス,β‐シート構造は水素結合の影響です。

  ④ポリプロピレンはC,Hしかいないので水素結合しません。

問4 予想通りトリグリセリドきました!ニヒヒ
   しかも、脂肪酸が2種類バージョンです。
   これは、有機の入試演習をやっていない人は難しく感じましたよねポーン

 

   a トリグリセリドX (M=882)が44.1gです。 
     油脂 X mol=0.05molですね。

     油脂 X 1分子中にC=C が4個含まれるので、

     油脂 X mol=0.05molに含まれるC=Cは、0.05×4=0.2mol分です。

     C=C と、付加に必要なH₂ は同じ量ですので、答えは0.20molですね。

 

   b アルケンは過マンガン酸カリウムで酸化されることが分かれば、問題文から

     「脂肪酸A,BどちらにもC=Cが含まれる」と気づきます!

    

     C=Cは、A1個+B2個中で合計4個ですので、

    「A:2個,B:1個」のパターンが考えられます。

 

   c X:光学異性体がある(不斉炭素がある)

     Y:光学異性体がない(不斉炭素がない) 

 

    と、いうことは、

    Xは、グリセリンの炭素の端からA,B,Bで結合していると考えられ、

    Yは、グリセリンの両端のCについている□が同じものということです。

   

    結果、「ア:H,イ:B」と予測できます。
    

以上、有機でした爆笑
    

 

    
  

しっかり考えていきましょうデレデレ
 

問1 ハロゲンについての知識問題

   ①HFが弱酸性なのは超有名なお話ですね。

   ②AgFは水に溶けます。

   ③HFは水素結合しますので、沸点高いです。

   ④酸化力で比べると、F₂は単体になりにくい!

 

問2 系統分離の問題です。

 

   ・塩酸で沈殿:Ag⁺ (Ag⁺,Pb²⁺)
 

   ・酸性のH₂Sで沈殿:Cu²⁺ (Pb²⁺,Hg²⁺,Ag⁺,Cu²⁺)

   ・過剰のNH₃で沈殿:Al³⁺,Fe³⁺ (錯イオンになるのはCu²⁺.Ag⁺.Zn²⁺)

   ・塩基性のH₂Sで沈殿:Zn²⁺ (Zn²⁺,Mn²⁺,Ni²⁺,Co²⁺,Fe²⁺)

 

問3 思考力試されてます!

   この問題は、1族、2族での反応式から考えましょう。

  

  a X:すべての金属が該当します。

     グラフで10㎎をみると、水素が9.8mLくらいなので、水素は0.4mol~

     よって金属の分子量をMとして、式を立てます。(詳細は書き込み参照)

 

    Y:こちらに該当するのは、Li,Na,K,Caです。

     グラフで20㎎を見ると、水素が9.8mLくらいなので、先程と同様に式を立てます。

 

  b MgO,Mg(OH)₂,MgCO₃ の混合物についての問題。

    加熱すると、H₂OとCO₂が出てきたということで、量的関係は以下の通りです。

   

   ・H₂O mol=Mg(OH)₂ mol = Mg(OH)₂からのMgO mol
   ・CO₂ mol=MgCO₃ mol = MgCO₃からのMgO mol

   ・「全MgO mol=はじめからのMgO mol+Mg(OH)₂からのMgOmol+MgCO₃からのMgO mol」

   ・MgOとMgのモル比は等しいので、そのまま%計算をします。

 

お疲れ様でした(●´ω`●)

計算は難しくありませんが、、

冷静に考えないと頭がごちゃごちゃになってしまう問題でしたねゲッソリ 

 

どんどん行きましょー!チュー

 

第2問

問1 反応熱=(生成物の結合エネルギーの和)-(反応物の結合エネルギーの和)

 

問2 標準的な電気分解の問題。各極の反応式を書き出し、問題文を読解けますニヤニヤ

 

問3 平衡の計算問題。

   まず、平衡状態での各物質の量が与えられているので、平衡定数が分かります。

   そこから、HIを1mol用意して平衡状態にした時のHIのmolを求めるには、

   HIの変化量を2xとし、平衡状定数についての式を作ります。

 

問4 今年も速度出ましたね(・_・;

 a 過酸化水素の分解反応では、二酸化マンガンは触媒ですので変化しません。

 b 速度v=Δ[過酸化水素]/Δ時間 に代入です。

  与えられたヒントは、酸素の物質量なので気をつけましょう。

 c   グラフの問題。酸素の生成量の最大値は、過酸化水素の半分です。

  ここで④か⑤に絞れます。

  そして、速度が二倍になるので、図2と比べて⑤になります。真顔

 

以上です。

ここも、教科書を押さえていれば対応できる問題だらけでしたラブ

 

 

 

 

 


 

おまたせしました笑い泣き💦

今年も解説いきまーす!!

では、以下の画像をご覧くださいデレデレ

第1問
問1 単結合のみの物質を探せ問題。
   構造式で考えます。

問2 コロイドの知識問題。

   ・流動性が無いのは「ゲル」,あるのは「ゾル」

   ・キセロゲルは、ゲルが乾いたもの。

 

問3 有名な、蒸気圧と凝縮問題ですね。
   ・状態方程式が使えること
   ・「全体の水蒸気mol=気体の水mol+液体の水mol」 がコツです。
   
問4 硫化カルシウム型ですが、よく見ると塩化ナトリウム型と同じような配列です。
   焦らずに問題を読みましょう。
 

 aア 配位数は、上下左右前後の6です。

 aイ 一辺は、2(R+r)なのでその三乗が答えです。

 b 粒子数が、40÷72×6×10²³ 個で体積が15cm³ なようです。

   単位格子中には4個の情報が含まれますので、あとは比例計算です。

 c 限界半径比を知っている人は、焦らず解ける問題ですね。
   立方体の一面を取り出し、安定して存在できる限界の状態において考えましょう。
  (詳細は、解説の中に書いた図を見てみてください。)

以上です。
落ち着いて考えれば、教科書の範囲内の問題だらけでしたね。
予想通り、イオン結晶の格子でました!デレデレ