森本オレオの落書き帳 -4ページ目

森本オレオの落書き帳

小説などを置いています。

なんとなく思いつきました。
TEXTART。
意味はまんま、TEXTでART。
読み方も単純、テキスタート。
そんなゆるい感じです。
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【山田で山田】

山田山田山田山田山田山
山田山田山 山田山田山
山田山田山 田山田山田
山田山 田 田 田山田
山田山 田 田 田山田
山田山     田山田
山田山田山田山田山田山
山田山     田山田
山田山 田 田 田山田
山田山     田山田
山田山 田 田 田山田
山田山     田山田
山田山田山田山田山田山


【田中で田中】

田中田中田中田中田中田
田中田     田中田
田中田 田 田 田中田
田中田     田中田
田中田 田 田 田中田
田中田     田中田
田中田中田中田中田中田
田中田中田 田中田中田
田中田     田中田
田中田 田 田 田中田
田中田     田中田
田中田中田 田中田中田
田中田中田 田中田中田
田中田中田中田中田中田


【コバ賢】

賢賢賢賢賢賢賢賢賢賢賢
賢賢     賢賢賢賢
賢賢賢賢賢賢 賢賢賢賢
賢賢賢賢賢賢 賢賢賢賢
賢賢賢賢賢賢 賢賢賢賢
賢賢     賢賢賢賢
賢賢賢賢賢賢賢賢賢賢賢
賢賢 賢賢賢 賢 賢賢
賢賢 賢賢賢 賢賢 賢
賢賢 賢賢賢 賢賢賢賢
賢賢 賢賢賢 賢賢賢賢
賢賢 賢賢賢 賢賢賢賢
賢賢賢賢賢賢賢賢賢賢賢


【藻】

藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻
藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻
藻藻藻藻 藻藻藻藻藻藻
藻藻藻    藻藻藻藻
藻藻藻藻 藻藻藻藻藻藻
藻藻藻    藻藻藻藻
藻藻藻藻 藻藻藻藻藻藻
藻藻藻藻 藻藻 藻藻藻
藻藻藻藻    藻藻藻
藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻
藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻藻


【○×】

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┌─┐
│藻│
└─┘
やがてひとつの疑問が頭に浮かんだ。

クローゼットになぜスコップがあったんだろう。

ここは現実の世界だ。

僕は夢の中でしかスコップに触れていない。

ここは夢の中なんだろうか。

いや、そんなはずはない。

しかしここは現実ではないと証明できるものも、人もいない。

僕の体は自然と動いていた。

気がつくと僕はさっきまでいた壁の前に立っていた。

壁にはさっき僕がつけたスコップの跡があった。

そして僕は動けなくなった。

僕は全身を嫌な予感という名のロープでぐるぐる巻きにされた気分だった。

もしかすると原因は簡単なものだったのかもしれない。

事の始まりはこの壁だ。

夢に神社や街が出てきたが、たぶんそんなものは関係ないのだ。

匂いのする壁。

女からも同じ匂いがする。

女は僕にスコップをどうしても持ってこさせようとした。

僕は穴を掘っていた。

女は必ず壁の中に消えていった。

そして、さっきの骨の手。

匂い。壁。女。
スコップ。掘る。骨。

僕は確信した。
女はここにいる。

僕はスコップを壁に突き刺し、壁を掘った。

きっと女は出てくる。

そして僕は必ずゆきえを取り返す。

僕は必死で掘り続けた。

そしてやっと見つけた。

僕の目の前には骨だけになったあの女――かどうかはまだ分からないが――が現れた。


その後すぐに僕は引っ越した。

骨の身元はやはりあの女だった。

大家さんによると、あの女は僕の前に住んでいた夫婦の、旦那さんの浮気相手だったらしく、それを知った奥さんが逆上して浮気相手を殺し、壁に埋めたということだった。

大家さんは公表すると住人が減るので黙っていたらしい。

僕はゆきえに手紙を書いた。

内容は引っ越したということと、解決したということだ。

返事はすぐに返ってきた。

手紙によると、どうやら彼女のところにもあの女が来ていたらしく、恐怖から手紙の返事を書くことも、電話をかけることもできなかったらしい。

僕はすぐ彼女に電話をかけ、今夜会う約束をした。

彼女の声は明るく、本当に嬉しそうに返事をした。

僕はあの苺の香りがしそうな爽やかな笑顔を思い浮かべた。


-fin-
答えは簡単だった。

それは匂いのする壁だった。

そこは夢で必ず女が消えていく場所。

そして僕も一緒に入った場所。

段々音が激しくなっていった。

だんだん。

だんだんだんだん。

だんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだんだん。

僕は思わず後ずさりした。

そして壁から手が出てきた。

それは白くて細い女性の手だった。

手は僕の手を掴んだ。

僕は必死に振り払った。

しかしその手は女性とは思えないくらい力が強く、離れなかった。

僕はその手を掴んだ。

するとそれは生身の手から、骨に変わった。

しかし力は変わらなかった。

僕はいちかばちか、後ろにあるクローゼットを開けてみた。

中にはスコップがあった。

僕はそれを手に取り、手に向かって突き刺した。

すると手は僕から離れ、壁の中に入っていった。

僕は数秒間放心状態にあったが、また手が出てくるかもしれない恐怖から、スコップを握ったままそこから離れた。

そのまま台所に行き、水を飲んだ。

手からスコップを離したくなかったので、コップを持ち、蛇口をひねり、水を注ぐという動作を片手で行った。

体内に入った水が最初は異物に感じられたが、段々体に馴染んでいった。

そして後ろ手に椅子を引き、腰をおろした。

手足はだらんとしていたが、スコップを持つ手はがっちり握られていた。