こんにちは
トータルメンタルサポートラポール・ラボの
ジュンコ田中です
2016年に書き綴っきた
心のネタシリーズ
リメイクして書いてます
今日はコレです
↓
【ロバを売りに行きましょう】
ちょっと前にツイッターで話題になった
イソップの『ロバと夫婦』です。
お話はこんな感じ・・
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ある夫婦が市場にロバを売りに行こうとしています。
奥さんをロバに乗せて旦那さんがロバを引いていると
『旦那を歩かせて自分だけロバに乗ってるなんて、
妻のくせになんて女だ❗️』
と批判されました。
ではと、
旦那さんをロバに乗せて奥さんが引いていたら
『女性を歩かせるなんて、男尊女卑だ、なんて旦那だ❗️』
と、批判されました。
それならと、
夫婦で乗ったら『ロバがかわいそうだ、動物虐待だ❗️』
と、批判されました。
じゃあ仕方ないと
2人でロバを引いて歩いていたら
『あいつらはロバの本来の使い方を知らない❗️』
と、バカにされました。
では、いったいどうすりゃいいいの?
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
というお話。
このお話の教訓は
『全ての人を納得させる事は出来ない』ですよね
清少納言の徒然草(つれづれぐさ)の
堀家僧正(ほりけのそうじょう)も同じ趣旨のお話。
でも、ちょっと待って下さい
このお話、
夫婦が『周りを納得させられない(決められない)』という前に、
夫婦にとっては関係ない周りの人達が、
『自分達の価値観(普通)を夫婦に押し付ける』
事も問題だと思いませんか
私達は『普通の夫婦』とか『普通の家庭』
『理想』ではなく『普通でしょ』とか『普通で良い』
とよく言っちゃいます。
でも『普通』って何でしょう?
人間誰しも自分の価値観にあう物が『普通』なので
自分と違う価値観を『変わってる』と思います。
例えば家庭のあり方だと。。。
①旦那さんが働いてその収入で
奥さんが家事をして子供の世話をする家庭
②奥さんが働いてその収入で
旦那さんが家事をして子供の世話をする家庭
③夫婦で働いてその収入で
家政婦を雇って子供をシッターに預ける家庭
④夫婦どちらも働かないけど収入があって
ふたりで家事と子供の世話していてる家庭
本来はもっともっといろんなパターンがありますが
この①〜④だとどれが『普通』でどれが『変わってる』ですか?
『大多数の人がそうしている』からとか
『親に言われた夫婦のあり方』だからとか
『ドラマや映画で見た家族の風景』だからとか
そんな理由から①が今の時代の日本での『普通』。
でもそれは、
あなたの周りでの『多数派意見』
ロバの夫婦が周りの人に言われているのと同じで
数が多くてもそれは『周りの意見』です。
同じパターンの生活様式の家庭でも
その家族の生まれや性格や国籍や育った環境など
人間ひとりひとり個性は全部違うので
全ての家庭が唯一無二です
だからみんな完全に個別(オリジナル)です。
それぞれがみんなが『普通』です。
だから家族の数だけ『普通』は存在します。
ということは・・
全ての人が賛同する『普通』は
この世の中には存在しないと言うこと
存在しない『普通』であろうとするのは
ロバの夫婦のように「どうすればいいの?」になってしまって
叶わぬ夢を追いかけ続けるという辛い毎日を過ごす事になります。
自分のあり方は誰かに言われた『普通』に従うんじゃなくて
自分の基準で決めなさいということ
ロバ夫婦の目的=人生の目的は
自分達が初めに決めたシンプルな事
『ロバを市場に売りに行く』
それだけ
もし、あなたがロバの夫婦の周りの人だった場合
目の前に理解できない他人(ロバの夫婦)がいたとしても
それを自分の基準(普通)で批判するよりも
『あの人はああやってロバを売りに行くんだな』
と事実だけを認められる人になりましょう
もし、あなたがロバ夫婦側で
人に批判されて心がゆらいだ時には、
「自分の目的」は
「自分の基準」で決める
それは『ロバを売りに行く』事
だったと思い出して下さいね
あなたの人生の本来の目的(『ロバを売りに行く』)は
なんだったんでしょう〜
一度考えてみてくださいね
ではまた〜
あなたを笑顔にするお手伝い
ラポール・ラボの
ジュンコ田中 でした