文部科学省の「学習指導要領に向けて」にパブリックコメント執筆中・・ | 旦那さんはアスペルガー?☆カサンドラ女性に『楽になる❗️ためになる❗️頼りになる❗️』カサンドラ専門コーチ♪ジュンコ田中公式ブログ

旦那さんはアスペルガー?☆カサンドラ女性に『楽になる❗️ためになる❗️頼りになる❗️』カサンドラ専門コーチ♪ジュンコ田中公式ブログ

夫が発達障害でも、幸せな夫婦関係を築ける!カサンドラ脱却指導1万件以上の実績の専門家ジュンコ田中が、コミュニケーション改善や自己肯定感の向上など、幅広いアドバイスを提供。過去も未来も自分の人生を愛せるようになり、夫との噛み合わなかった会話もスムーズになる!

こんにちは

あなたを笑顔にするティンカーベル

junko田中です。

 

 

今日は私が今の仕事や活動をしている「最終目標」について書かせていただきます。

 

それは「心理の教科を学校に」というものです。

その内容は拙い文章ですが以前私のブログのこちらにアップしました。

 

かなり長いく難しいお話なので、興味がある方だけお読みくださいませ。。。。

 

 

 

今、文科省がパブリックコメントを募集している「時期学習指導要領」にはこう書いてある部分があります

 

「幼・小・中・高等学校の通常の学級においても、発達障害を含む障害のある子供が在籍している可能性があることを前提に、すべての教科において、一人一人すべての教科において、一人一人の教育的ニーズに応じたきめ細かな指導や支援ができるよう、障害種別の指導の工夫のみならず、各教科等の学びの過程において考えられる困難さに対する指導の工夫の意図、てだての例を具体的に示していくことが必要である。」

 

この太字にした部分の「てだて」についてコメントしたいと思っています。

 

今、学校での発達障害児の指導は自治体によって違いますが、概ね幼稚園のうちに子供に発達障害の診断を受けさせて通級クラスに振り分け特別指導をするという形です。

 

しかし、普通クラスの先生が、振り分けられないスペクトラム(虹色のように濃い薄い)の発達障害児に困っているというのが現状です。

 

 

 

「時期学習指導要領」には発達障害を含む障害のある子供が在籍している可能性」となっていますが可能性ではなく特に高機能性(IQが高い)でスペクトラム(程度が薄い)発達障害児は必ずいます。

 

スペクトラムの発達障害児は「なんか変わってるけど優秀」で大人になって医者・学者・研究者になっていたりする子供に多いです。

 

 

また「時期学習指導要領」の「困難さに対する指導の工夫の意図、てだての例を具体的に示していく」と言っても、教員免許で学ぶ「心理学」の領域を超えた内容を各教科の先生が休暇を割いて勉強をされています。

 

(私はそんな先生方への心理面の指導とケアもさせていただいております。一例は私のブログのこちらから)

 

 

普通学級の発達障害児本人は、どこか違和感があってそのわけがわからず悩んだり「ストレス」に感じたりしています。

 

そして、その周りも同じように「ストレス」を感じてます。

 

 

 

そこで、私はこの本人と周りの「ストレス」をなくすために、全ての子供が小学校の低学年から「こころ」の勉強を算数の様に論理的に理解していくするための「心理」の教科を公教育に入れて欲しいと思っています。

 

 

昔は、家や近所に悟りを開いたようなおじいちゃんおばあちゃんがいたり、お坊さんなどが「こころ」ってこういうものだとお説教をしてくれたりしたかもしれません。

 

現代の日本では障害がある子供もその周りの子供も「こころ」の勉強を学校でする必要があります。

 

 

「道徳」教育がそれにあたるべきなのですが「道徳」の専門教師は存在しません。

算数や英語や国語の先生が教えています。

 

 

 

そして「道徳」は成績もつけられるようにようになっています。

私は「徳」のある「道」を学ぶのではなく「心」の「理(理論)」を学ぶ事が必要だと思っています。

 

 

 

「心」はちゃんと学問分野として研究されています。

 

「心理学科」です。

 

「心理学」の内容は高校の「倫理社会」で子供は初めて学びます。

 

 

 

「心理学」=「人との接し方で心の動きは科学的にこうなるという学問」は

「理科」や「算数」のように小学校の低学年か簡単なことから順番に教えてもらうべきものです。

 

 

 

 

私は「国語教師」としての塾講師をしていた時に、新美南吉の「ごんぎつね」の授業で「ごん」や「兵十」の「心」の動き教えましたが、その内容はまるで「心理」の内容でした。

 

国語の問題を説くに当っても「心理」の内容はとても大切ですが、子供達の成長にとってもとても大切です。

 

そんな大切なことは「国語」の教材からではなく本来の「心理」を学ぶ時間として「別枠」で必要だと感じていました。

 

 

 

「ごんぎつね」だけでなく、例えば私がブログの「心のネタ」シリーズで書いている「アリとキリギリス」のような内容のお話なら小学校の低学年でも学ぶ事ができます。

 

(私のブログの「アリとキリギリス」の内容はこちら「ごんぎつね(うなぎじゃなくてもいい)」の内容はこちらから)

 

本来なら「心理学科」を卒業した学生が「心理教師」として教えた方がうまく教えることができたと思います。

 

残念ながら心理学科で取得できる教員免許は「社会科教師」です。

 

 

クライアントさんの中で小学校の先生に「交流分析」を教えてもらっていた方がいらっしゃいました。

 

とてもラッキーな方です。教科書にはないので先生個人が勉強して教えて下さったそうです。

 

 

交流分析は、簡単に

 

「のび太くんタイプ」の心になる時

 

「ジャイアンタイプ」の心になる時

 

とかで学ぶことができます。

 

 

また、「認知行動療法」も

 

「心」の中に

悲しい気持ちの「エン」

楽しい気持ちの「ケラ」

怒りの気持ちの「プン」

 

が組み合わさってどんな時のその気持ちが出来ているかといように学べます。

 

 

 

 

これは「道徳」ではなくて「心理」の授業です。

 

 

 

 

うちのアスペルガーの夫は優秀ですが、我が子が幼稚園の頃に読んだこの絵本「エンとケラとプン」で初めて心の中の「エン」と「ケラ」と「プン」の存在を知り感銘を受けていました。

 

彼は、学校では成績優秀でも絵本で出会わない限りこの「心」のことは学校では誰も教えてくれなかったそうです。

 

でも、その「なんかわからない感」は今も「コンプレックス」として残っています。

 

 

 

 

 

支える人がいない場合その「コンプレックス」からの「ストレス」で「うつ」になり働けなくなっている方もたくさんいらっしゃいます。

 

 

 

そんな大人になってからでもカウンセリングや

「心理の勉強」=「サイコエデュケーション」

をすることで心が軽くなり「うつ」から抜け出せることも多いですが苦労も多いです。

 

 

アスペルガーの人は得意分野での「天才」が多いのは有名です。

ビル・ゲイツやアインシュタインもそうです。

織田信長や坂本龍馬もそうだったらしいです。

 

 

アメリカなどの発達障害に対する差別のない社会では、できないところ(遅刻・忘れ物)があっても自由に能力を発揮する場を皆が受け入れられるので、天才達は伸びやすい環境です。

 

うちのアスペルガーの娘はアメリカに1年間留学した時に「時間通りに来ないバス」や「経路を勝手に変更するバスの運転手」や「それに怒らない乗客」また学校では「時間になったら教室を出て行ってしまう生徒」達からアメリカならではの受け入れ感やおおらかさ学びました。そしてアスペルガーならではの自分の在り方を学びました。

 

海外でのそういった教育環境の研究をされている先生もいらっしゃいます。

 

 

 

私は頭をフル稼働して、足りない部分は教育カウンセラーの資格講座にいらっしゃっている全国の教授・名誉教授の先生や、精神科の先生・発達障害者支援センターの臨床心理士の先生方にお教えを仰いで一生懸命パブリックコメントを執筆しています。

 

みなさんも応援してください!!!!!

 

 

「時期学習指導要領」のPDFの一部を添付します。

 


 

時期学習指導要領に向けてパブリックコメントサイトはこちらから

 

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

締め切りまでに頑張って書きます!!

 

 

こんな「心理」の教科を学校への想いに共感をしていただける方もメンバー募集しています。

  ↓

友の会メンバー