【アリとキリギリス】
みなさんアリとキリギリスのお話はご存知ですよね。
夏にアリたちは食糧確保に励んでいる。
キリギリスはバイオリンを弾きながら歌を歌う。
冬になりキリギリスは食べる物がなく凍えている。
アリたちが暖かい巣穴の中に招き入れ食料を分ける。
キリギリスはそこで歌を歌う。
事実はそれだけです。
これが先入観のある言葉をつけるとものすごく変わります。
夏の猛暑の中、アリたちはせっせと汗水たらし辛い食糧確保に励んでいます。
呑気なキリギリスは人生は楽しまなくっちゃと働き続けるアリたちをバカにするようにバイオリンを弾き歌を歌っています。
いざ冬になると、キリギリスは食料の蓄えもなくとても歌うどころではありません。
雪の中凍え死にそうになりとてもみじめな状態です。
そんなキリギリスを見た優しいアリたちはキリギリスを暖かい巣の中に招き入れます。
アリたちは夏に折角集めた貴重な食料をキリギリスに分け与えます。
キリギリスは反省しお礼にバイオリンを弾き歌を歌います。
私たちはこんな感じて子供の頃読んだと思います。
人生楽しんでばかりいるといざという時にみじめなことになる。
という教訓が根底にあるお話ですよね。
この同じ設定を違うニュアンスに変えてみます。
夏の猛暑の中、アリたちは得意の食糧確保に励んでいます。
キリギリスは食料を集める能力がないのでアリたちの辛い作業が少しでも楽しくなるようにとバイオリンを弾き歌を歌っています。
冬になると、キリギリスはアリたちのために尽くしていただけで自分の食料を蓄えていなかったので凍えて死にそうになります。
そんなキリギリスの姿を見たアリたちはあわててキリギリスを暖かい巣の中に招き入れます。
アリたちが得意能力を発揮して集めたので食料はたっぷりあるので、キリギリス１匹に分け与えるくらいはどうという事はありません。
暗い巣穴の中でアリたちは、夏に自分たちの労働を励ましてくれたキリギリスの楽しいバイオリンと歌声に今度は癒されながら春を待つのでした。
見方を変えただけで、人のために自分の能力を生かして行くことはいいことだ、そのことに感謝することを忘れないように。
という教訓のお話になります。
アリを極悪非道に書き換えることもできますがそこは皆さんの創造に任せます。
真実はどうだったのかはわかりませんが。。
あなたを笑顔にするお手伝いをします。の
ラポール・ラボ junko田中 でした！