こんにちは
あなたを笑顔にするティンカーベル
junko田中です。
今日は私のクライアントさんに多い学校の先生に良くある発達障害児に対するお悩みの典型的なパターンをご紹介します。
小2の普通クラス
未診断だが明らかに発達障害(広汎性発達障害・アスペルガー)のお子さんA君。
よだれを配膳中の食器につけたり汚いことをする。
お母さんは通級クラスを認めない。
お母さんからお子さんが「お友達がほしい」と言っていると訴えられる。
先生は、性格のよさそうな子をなるべくその子のそばにいるように気を配っているという。
この対処をされた先生には「思い込み」が5つありました。
①Aくんにとっての「お友達」は「自分のいいなりになるおもちゃ」ではなくて、「気を使って思いやってあげなくてはならないものである」と理解しているという「思い込み」
②「お友達」がいることがAくんにとって「快適に違いない」という「思い込み」
③お母さんがAくんが普通の子のようにお友達を作って一緒に遊ぶことが「自分の安心のためである」のに「Aくんにとっての幸せ」だと思っている「思い込み」
④「汚いこと」をすることをやめさせるための「みんなが嫌がるからやめようね」を理解できるという「思い込み」(「それは汚いです」なら理解できる)
⑤「よだれをつけ"ない"」でわかるという「思い込み」(「お口を閉じる」肯定型でしか理解ができない)
発達障害児に対する理解と受容は大変です。
こんな先生方の「思い込み」=「ビリーフ」を外すのも私の仕事です。
発達障害児の担任で困っている先生方のご相談、発達障害児のお母さんのご相談を受け付けています。
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