長いこと、ツーリングにはいかず、たま~に街乗りをするだけになっているブルーサンダー号。

昨年はフロントフォークのオイル漏れを直したり、ヘッドパイプのステムベアリング交換などをした。
ただ、丸坊主のタイヤはいまだにそのままだった。(^_^;
かつて毎年のように北海道に行ってはダートを走り回った時のままなのでオフロード指向バリバリのタイヤだ。しかも中央部のブロックはかなり摩耗している。(爆)

元々がオフロード指向のタイヤなので舗装路でのグリップはかなり低いし、ましてや雨の日はめちゃくちゃヤバイ。(^_^;
そして年数も相当経っているのでいい加減にタイヤとチューブを交換することにした。
次のタイヤはもうオンロードよりのものでOKだ。昨今の熊騒動をみているととてもではないが単独で山に入り込む気にはなれない。(苦笑)
ちなみにブルーサンダー号に関しては新車の時から自分で整備記録をつけている。
基本的に作業はすべて自分でやっている。唯一ショップにお願いしたのは昨年のフロントフォークのオイル漏れの修理だけだ。フロントフォークを分解して、シールを打ち直すのは特殊工具も必要だし、何よりも作業がかなり大変だったから。
もっとも同じく昨年実施した、ヘッドパイプ内の上下ベアリング交換は自分でやった。かなり苦労したけど。。。orz
まあ、それはともかく、今のタイヤを使い始めたのは16年7月だ。夏休みを利用しての北海道ツーリングに行った最後の年だ。すでに9年経過している。
この時はタイヤ専門店で交換して貰った。チューブも新品にした。お守り代わりにパンク予防剤を入れた。スライムという商品だ。今でも売っている。
この時の交換費用は下記。
タイヤ(F8100円/R10100円)
チューブ 1980円x2
交換工賃 1980円x2
廃棄処分代金 320円x2
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しめて26760円
ちなみに最後に自分でタイヤ交換をしたのは2011年まで遡る。(^_^;
その後は今のタイヤになるまではほぼ毎年タイヤ交換はしてきた。ショップで、ではあるが。(^_^;
今までは北海道でダートを走るためのタイヤ選択だったので舗装路も走れる中ではもっともダート寄りの性能であるピレリのMT21を好んで履いてきた。
だが、今回のタイヤ選びはオンオフタイヤの中ではオンよりの物でいい。ダートに走りに行くつもりはないが、かといって完全オンロードタイヤはブルーサンダー号には似合わないからだ。(^_^;
だから、いくらもない店頭在庫の中からダンロップのD605を選択した。ダンロップならばD603の方がOff性能は高いが、そこは拘りは無かった。(苦笑)

ま、これならブルーサンダー号も林道のR1と呼ばれたプライドを最低限保てるだろう。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
土曜日の午後から作業開始した。
しかし、前回のタイヤ交換から実に9年が経過している。ビードが貼りついていて簡単には剥がれないのは予想できた。
だいぶ前にビードブレイカーを用意しておいたので何とかなるだろうと作業開始。
まずは手こずるのが目に見えているリアタイヤから。(^_^;
案の定、足で踏んだくらいではビードは落ちない。がっちりとリムに貼りついていた。(^_^;
そこでビードブレイカーの登場だ。幸いこれを使えばなんとかビードは落ちた。(^-^)v
しかし、経年劣化によるゴムの硬化のためにタイヤレバーでこじったくらいではビード部分をリムから外すことができず、四苦八苦。大汗を掻きながらの作業となった。
ホイールを地面において手前側のビードを足で踏んでリムの中央に落としておいて、反対側のビードをタイヤレバーでなんとか引っかけてリムから外すのだ。
踏んづけている足に力が入るのでハムストリングスがパンパンになるし、腰も痛くなるので5分も格闘すると少し休まないと身体が持たない。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
それでも30分くらい格闘した結果なんとか外すことができた。(^-^)v

外れたビード部分を見るとリムとの固着の跡がありありと残っていた。(苦笑)
この作業を両側やって、リムをタイヤの中に完全に落とし込む。そうすると反対側に少しスペースができるのでそこからチューブを引っ張り出すのだ。

どうにかこうにかチューブを引っ張り出したら、お次はタイヤからホイールを取り出さなければならない。
ここまで年数が経っていなければタイヤもある程度しなやかなので普通ならば力づくで引っ張り出せるのだが今回はカチカチになったタイヤのせいでまたもや悪戦苦闘。(爆)
いやー、いい汗掻かせて貰ったよ。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
これまたかなり苦労してようやく外れた。(^-^)v

新しいタイヤにはビードクリームをたっぷり塗ってから作業を始めたので古いタイヤを外した時に較べれば多少は順調だった。
しかし、14年ぶりの手作業でのタイヤ交換なのでコツというか、勘所を忘れていて、手戻りが多く、これまたかなり汗をかいた。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
そしていざ、新しいチューブを入れようとして気付いた。
チューブが細いのだ。orz
ショップのオネーチャンにサイズを伝えて用意して貰った物をちゃんと確認せずに買って帰って来てしまったのだ。
このチューブを組むわけにはいかないのでまたショップに行って交換して貰う必要がある。
だが、ここで考えた。
タイヤ交換が終了したあとは、古いタイヤの処分をお願いするためにまたショップに行く必要がある。今、チューブ交換で行ってももう一度行くハメになる。。
仕方ないのでリアタイヤは古いチューブをもう一度入れて仮組みし、フロントタイヤを先に交換してしまうことにした。
フロントは21インチなのでタイヤ剛性がそれほど高くない事もあり作業は容易なのだ。(^-^)v
この時点で午後3時半。最近は5時には真っ暗になる。
ま、いくら手際が悪くなっているとは言え、フロントならすぐに出来ると判断してそのまま作業開始。
そしてフロントタイヤの交換を終わらせ、前後の古いタイヤを車に積んでまたショップに向かったのは言うまでも無い。
土曜日は正しいサイズのチューブをゲットして帰宅した時点でさすがに終了。(爆)
そして今日、日曜日。朝から小雨が降っていたが一気にやってしまおうと言うことで作業開始。
新しいタイヤで、ビードクリームをたっぷり塗ったお陰でビードをリムから外すのは前日ほどは苦労しなかった。
ま、それでもかなり汗をかいたけどね。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!
前日と同じ手順で、仮に入れておいた古いチューブを引っ張り出した。
あとは正しいサイズの新しいチューブを押しこみ、ビードストッパーも仮組みした上で、ビードをタイヤレバーで押しこんでいく。
この際、押しこむ反対側はまた足で踏んでいるのでハムストリングスがプルプル言っていた。
ちなみに前日の作業のせいで、この日の朝は腰は超バキバキでハムに至っては今にも攣りそうにビキビキだった。そして上腕や親指の付け根ももの凄い筋肉痛だった。(爆)
どうにかこうにかタイヤのビードをリムに押しこんだあとはビード部がチューブを噛み混んでいないかチェックだ。
この辺はちゃりのクリンチャーでの作業と同じだ。圧倒的に違うのはタイヤビードの剛性がメチャクチャ高いのでちょっとやそっとでは思いどおりにならないと言うことだ。(苦笑)
それでもだいぶ作業のコツを思い出してきたので、チューブの口金周辺とビードストッパー部の噛み込みが無いことを確認してからフロアポンプで地道に空気を入れた。
チャリに較べるとバイクのタイヤのボリュームは圧倒的に多いがエア圧自体は全然低いのでフロアポンプでの作業はそれほど大変では無い。
ビードクリームをたっぷり塗っておいたお陰でビードもあっさりあがった。(^-^)v
ようやくタイヤ交換終了だ。(^-^)v
本当はパンクに対する保険の意味で予防剤を買ってあるのだが、いったん走って馴染ませてからの投入だな。(´ー`)┌フッ
ちなみに今回の費用だが前後のタイヤとチューブの合計で栄吉君が3.5名ほど脱獄した。
前回の交換費用と較べると、作業工賃や処分料が入っていないにもかかわらず1万円以上の値上がりだ。
なんともなんとも・・・・ヽ(´ー`)ノ ハア
ちなみに古いチューブは燃えるゴミで出せるのでエアを抜いて小さく折りたたもうとしたところ、中から灰色の液体が出てきた。
恐らくパンク予防剤『スライム』の成れの果てだろう。(爆)
もともとは緑色だったはずだが、長年の変化でこうなったのだろう。。。


