先日、超久しぶりにセットアップしたスマートローラーだが、実はひとつだけ不思議なことがある。
盆栽キング号をセットしてローラーを回した時にギアチェンジをしていくとうまく変速しないギアがあるのだ。
例えばシフトアップをしていくと小さいスプロケットにチェーンが移動していくのだが、特定のギアでうまく動かず、もう一段シフトアップすると2段分うごくという挙動がある。そして1段分だけシフトダウンすると当初使いたかったスプロケットにチェーンが掛かって、そのまま漕ぎ続けることができる。
チェーンラインとスプロケットの整列がずれているときと同じ感じでチャリチャリとチェーンが音鳴りする。スマートローラーはトルクをかけて回してもかなり静かなので、ギアチェンジの時のガチャンという音とともにこのチェーン鳴りの音は地味に気になるのだ。
実車で言うとワイヤーの張り調整が微妙にあっていない時やリアディレイラーのロー、ハイの位置がずれているときに起きがちな事象だ。
おそらくホイールにつけているカセットスプロケットの位置とスマートローラーのスプロケットの位置が幅方向でわずかに違うのではないかと思っている。
盆栽キング号を通勤用にしたかわりに、銀ぎつね号をローラーにセットしてみたが同じ事象が起きている。
そんなわけでじっくりと眺めてみた。
やはり、ロー、ハイが微妙にずれているので調整してみた。壁に寄せてローラーを設置してあり、その重量ゆえに簡単に動かせないため、壁際の狭いところで小さくなって視線を低くして調整するのはなかなかの難易度だ。(苦笑)
部屋はエアコンをかけているとはいえ、ふと気づいたらTシャツの背中は汗でびっしょりだった。(爆)
シフトワイヤーの張りも含めてじっくりと調整した結果、85%の出来までは来た。
実際にTacxTrainingと接続して、30分ほど回してみたが、途中のギアが1ヶ所だけわずかにチェーン鳴りがする。そのうちもう一度調整してみよう。。。
ちなみにカンパニョーロのZONDAというホイールを持っていて、現在は予備としてストック中だが、グレートパンダ号につけて走ることができる。しかし、通常使っているBORA-ONEと組み替えるとやはりディレイラーの調整が必要となる。同じカンパのホイールで同じ仕様のカセットスプロケットを組んであるにもかかわらず、である。やはりホイールごとにハブの幅方向に対して、スプロケットの位置が微妙にばらつくのだろう。。
たとえコンマ数ミリの誤差であっても微妙にギアチェンジのセッティングは変わるのでそう考えれば当然と言えば当然である。(^_^;
まあ、梅雨が明けるまでは銀ぎつね号をローラーにセットして置く予定なのできちんとセッティングを詰めておこう。
実走できるようにした際のセッティング出しはローラーほどシビアではないのでその時が来たらまた調整すればいい。(´ー`)┌フッ