オイラは基本的にちゃり通勤をしている。
朝はだいたい7時前後に家を出て、事務所に向かう。方角はざっくり言うと東南東に向かっていく感じになる。
そうなると冬はちょうど時間的に日の出と一致する場合がある。しかも方角的にもろに逆光となる場所が結構あるので前が殆ど見えないくらい眩しいシチュエーションがあるのだ。サングラスなどでは全く歯が立たない。
季節的には日の出の遅い12月から1月いっぱいくらいがドンピシャとなる。
通勤ちゃりザップで日ごろ使っているヘルメットはKABUTOのVITTというモデルだ。
通常のロードバイク用の形だがマグネットでシールドが脱着できるようになっている。
おでこの部分とこめかみ側に回り込んだところの合計3ヶ所にマグネットが内蔵されているので、シールドについているマグネットと吸着させて取り付けることができるのだ。
いちいちアイウエアをつけなくても済むのでお手軽だ。それに特に冬場の通勤では顔との距離があるので曇りにくい点もいい。そして夏は目の周りや顔に汗をかいた際に手を突っ込んでぬぐうのもやりやすい。v(∩_∩)
週末のちゃりザップの時は、蚊柱ではないがコバエみたいなのが密集しているところを突っ切る場合がたまにあるのだが、サングラスタイプのアイウエアよりは保護機能がたかい点も利点だ。
それに大きな虫が当たってくることもあるがそうした場合もシールドタイプの方が都合がいいのだ。
このモデルが発売になったのが2019年の春。発売と同時に購入したが、今年の春にマイナーモデルチェンジしたので買い替えた。約4年が経過したのでそろそろ・・・というわけだ。
初代モデルに付属していたシールドは歪みがひどくて使い物にならなかったため、別売のオプションを使っていたが、今回のものはだいぶマシになったので通勤の時は普通に使っている。ライトスモークなので顔が丸見えでちょっと恥ずかしい?が、逆に言えばこちらの視線を対向車や横から出てこようとしている車のドライバーが見ることが出来るので安全確保にはいいかも・・・??と考えることにしている。(苦笑)
週末ライドの好天時はミラータイプのシールドを使っているのでライトスモークは通勤専用だ。夜間でも最低限の視界は確保出来ているので問題ない。(´ー`)┌フッ
さすがに雨の夜だけは乱反射するので逆さにつけて走る。保護するものがなくなるので雨が本降りだと目を開けているのが大変だが細めに開けていれば大丈夫。(爆)
前置きが長くなったが、シールドタイプゆえにサイクルキャップとの併用が出来ない。
そんなわけで前述のように、真冬の朝の通勤では、太陽で眩しくてほとんど前が見えない時はどうにもならず、速度を落として何とか乗り切っているが危険なことに変わりはない。
スクーター通勤の時も同じことが起きていたが、真冬だけはバイザーがついているオフロードバイク用ヘルメットをかぶっていたものだ。バイザーがあれば少しうつむき加減にすれば太陽光が目を直撃するのは防げるので、視界を確保できる。v(∩_∩)
そんな流れで太陽の直撃を受ける12月を目前に控えて、いろいろ考えた末にMTB用みたいにバイザーがついているヘルメットを追加購入した。KABUTOのREZZA-2というモデルだ。
これはバイザーを外せば通常のロードバイク用風になるだけでなく、前述のVITT用のシールドをつけることができる。おでこにはマグネットが初めから内蔵されており、こめかみ側はバイザーをつけるためのクリップ穴を使ってオプションのマグネット付きステーをつければ使えるというわけだ。
だが、逆光対策のためにバイザーを付けた状態ではシールドはつかない。写真を見ただけでもわかる。そもそもバイザーの取付穴と同じ穴を使ってシールドアタッチメントをつけるのだ。
それにバイザーとシールドも干渉する可能性が高い。
まあ、最悪は逆光対策を優先して、真冬はサングラスタイプのアイウエアを使えばいい。そう割り切って買ってみた。
現品が届き、早速バイザーをつけてみた。
そしてシールドをつけてみるとおでこのところはバイザーとシールドは干渉せず、しかもマグネットはそのままでも機能する。v(∩_∩)
シールドの両サイドもバイザーとヘルメットの隙間に突っ込めば、そのままでももしかしたら使えるかも?という期待を持たせる感じ。
黄色で囲んだところはおでこのマグネット。これは本来の形でくっついている。
赤いところはバイザーと帽体の隙間にシールドの端を突っ込んで見たところ。
いやいや多少は挟み込み効果があるとしてもおでこのマグネット1ヶだけでは走行中に間違いなく外れるに違いない。(苦笑)
だが、両サイド部分はひどく干渉することもなかったので工夫次第で両立できそうだ。
バイザーの外側にシールドをつけるのは不可能なので上の写真のようにシールドの両端はバイザーと帽体の隙間に突っ込む形になる。
もともとシールドに付いているマグネットを上手く生かせれば良いのだが、隙間が少ないので帽体を削ってマグネットを埋め込まない限り、VITTと同じような固定方法は無理だ。
だったら発想を変えて、シールドのマグネットの外側から別のマグネットで保持してやれば良い。
バイザーの両サイドにマグネットを仕込むことが出来れば両方を同時に使うこともできそうだ。v(∩_∩)
もちろん、いろいろ工夫と加工は必要だが。(^_^;
取りあえず、手持ちのパーツ箱にあった、100円ショップのマグネットでいろいろ検討してみた。
バイザーの内側にマグネットをつけるのはやはり隙間が不足気味なので、樹脂のバイザーの外側にマグネットを固定して、バイザー越しの磁力で保持する方法なら何とかいけそうだ。
この厚さのマグネットでも内側につけるのはちょっと厳しそうだ。
ならば外側に貼り付けるしかない。
しかし、バイザーは樹脂だ。おそらくPPだと思うので接着力がどのていど出るかはかなり怪しい。
それに外側に貼り付けたマグネットに何かをぶつけたりしたらすぐにぽろんと取れてしまうのは間違い無い。
ビス留めできれば良いのだが、磁石にドリルで穴を開けるのは不可能だ。
そこで初めから穴が空いているマグネットを用意してみた。
バイザーの内側には極力出っ張らないように薄いあたまのビスかナットを使えばしっかり締め付けることができるはずだ。
手持ちのビスとナットだとこう言う奴が使えそうだ。
しかし薄型のナットといえども内側につけようとすると出っ張りが大きくなるのでこの超低頭ビスを内側から入れて外側でナット締めというパターンかな。
このビスはちょっと長すぎるのと磁石が付かないタイプのステンレスなので、鉄でもう少し短いものがあればベストだ。
さっそくホームセンターに物色しに行ったのは言うまでも無い。(´ー`)┌フッ
シールドやバイザーとは関係ないが、キャットアイの小型のセイフティーライトを追加購入して、後頭部に取り付けた。VITTにも同じものをつけているが、夜間の後方からの被視認性が増すのだ。v(∩_∩)
一応、ナットは買ってきたものの薄型のナットもないし、短めのビスもなかったのでビス留めにするとけっこう出っ張ってしまうことが確定した。orz
かなりかっこわるい。(苦笑)
そこでダメ元で先ずは接着剤で貼り付けてみることにした。(爆)
難接着材に対応しているとうたっている接着剤にかけてみることにした。
完全にくっつくまでは24時間を要するとあるが、数時間で実用強度になるというので接着後3時間程度はそっとしておき、その後確認したところ、思って居たよりは遙かにきちんと接着できているようだ。
こうなると少し欲が出てくる。
シールドをおでこのところに逆さに取り付けられるようにしたい。
通勤途上で買い物のためにお店に入るときはシールドをあげたいし、雨の夜は乱反射して前が見えなくなるので、やはりシールド越しに前を見るのは難しい。そうなるとおでこのところに逆さにつけておけると便利だ。
そこで同じ手法でやれないか検討した結果、バイザーの少しずらした位置にもう一つマグネットをつければ何とかなりそうだ。
見た目的に小さいマグネットをつけてみたのだが、小さいが故に接着面が少ないせいか、バイザーとの接着力が弱く、使って居るうちに間違い無く剥がれそうなので仕方なく、メイン側と同じサイズのものを貼り付けることにした。orz
大体の位置に貼り付けて、そのまま放置していたら、最初に貼り付けたマグネットと引き合って、気付いたら重なっていた。(爆)
そのまま固まってしまうとエラいことになるので慌てて引きはがしてから貼り直したのは言うまでも無い。(苦笑)
そのまま放置するとまた同じ事が起きてしまうためとりあえず洗濯ばさみで押さえることにした。
これで接着強度が出るまでは放置だ。(笑)
その後、接着剤が乾くとそれなりに使えそうな感じにはなった。
ダブルマグネットがイマイチオシャレではないが、どうせ通勤用のヘルメットだ。見た目なんてどうでも良い。
安全に走れていざという時に多少なりとも頭部を保護してくれれば良いのだ。
逆さ付けをする場合は両端のマグネットだけでの保持となるため、スーパーでの買い物の時は良いが、そのまま走行するとシールドが上下に揺すられてガシャガシャ鳴りそうだ。
雨の夜の走行などでシールドが邪魔なときは大人しくカバンにしまうか、むりやりバックポケットに詰め込むかのどちらかだな。(´ー`)┌フッ
まあ、とりあえずはこれで様子を見よう。
先ずは接着剤の耐久性だな。。。(´ー`)┌フッ