シマノvs.スギノ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

オイラが使っているちゃり用のクランクの話だ。
グレートパンダ号(正確にはその前身の盆栽パンダ号)を組むときにオイラのド貧脚でもなんとか
坂を上りきるためには物理的対策が必要だと考えた。
すなわちギアレシオだ。バキッ!!☆/(x_x)


リアのカセットは当然のことながら最大丁数が34Tのものを選択した。しかし、それまで使っていたクランクはいわゆるコンパクト。アウターが50Tでインナーが34Tだ。

多くの人はフロント34、リア34なら激坂も充分何とかなるというがオイラはかなり厳しい。体力、脚力、気力がないところに持ってきて、スーパーGTでいうところの
サクセスウエイトはたっぷり搭載しているからだ。バキッ!!☆/(x_x)
ハッピーウエイトと言ってもいいが、とにかく本格的なちゃり体形の人に比べたら小学校低学年の子供を常に背負っているくらいのウエイトを常に身に着けているのだ。orz
単純にウエイトだけで考えれば体重が30%増しならギアレシオは30%LOWレシオにしないと同じペダル荷重で同じ坂を上ることはできない計算になる。
もちろんLOWレシオの分だけ速度は落ちるがそれは仕方ない。
上り坂で押し歩くよりはよれよれでも何とか登り切れる達成感を味わいたいのだ。

まあ、前置きが長くなったがそんな構想に基づいていろいろ検討した結果、当時、suginoクランクならば46/30Tというものがあることを知り、購入した。(かなり高かったけど。。)

グレートパンダ号に引き続き、盆栽キング号をバラ完するときも同様の理由でsuginoクランクを購入して組付けた。

46/30ー11/34というレシオで組み上げた盆栽パンダ号で群馬の100㎞レベルのロングライドイベント(獲得標高2500m)は何とか足つきなしで走り切り、つま恋~軽井沢周辺を走るロングライドでは湯ノ丸へ一気に1000m上がる坂道も何とか足つきなしで走り切った。v(∩_∩)

だが、あるときsugino用の
インナースプロケットで楕円形状の27Tというのを見つけた。従来の30Tに付け替えても変速可能だというので投入した。
埼玉の丘陵地帯での試走ではリアのギアが1枚分余裕が出るのでオイラのようなド貧脚にはうってつけだった。v(∩_∩)



しかし、与太話で何度も書いてきているようにsuginoクランクの最大の弱点は左アームが緩むことだ。

まあ、ちゃんとお手当をすれば緩まないのだが、ずっと安心して乗っていられるかというと微妙であり、忘れたころにまた緩みが発生するのだ。


そんなこんなもあり、通勤用に使っている盆栽キング号で日々、気を遣いながら走るのは鬱陶しいので、シマノのGRXクランクに組み替えてしまったのは既報である。

 

 

しかしこれも46/30Tなので通常使いには十分だ。v(∩_∩)


そしてこのクランクに替えてからはなぜかチャリが前に進むようになった気がするのだ。はじめはクランクアームが太いので見た目からくるプラシーボ効果だと思っていたが、しばらく使っているうちに何となく違いはあるような気がしてきたのだ。

2週間ちょっと通勤で乗ってみたがやはり足が丸く廻るというか、ペダルへの力が逃げない感じがする。

良い方向なのでこの際、プラシーボだろうがなんだろうがOKだ。

オレは強いっ!!

そんな感じで自己暗示をかけられるならばオッケーだ。バキッ!!☆/(x_x)

 

ちなみにクランク交換と同時にフロントディレイラーを5800系105からR8000系アルテグラに交換したのだが、このタイプはやはり引きが重い。ワイヤーの取り回しを見直してもイマイチ。

仕方ないのでそのまま様子を見ていた。

通勤途中に少しだけ有る8%超えののぼりであえてインナーに落として見たりしてあたり?が付くのを期待してみた。まあ、普段ならアウターのままで十分登り切れるくらいの長さなんだが。(爆)

 

自宅でもスタンドに乗せて何度もフロントの変速を繰り返しているうちにだいぶマシになってきた。v(∩_∩)

6月くらいにストッピーからの前転をしてしまったときに左手首を少し痛めてしまったため、初めはクソ重いFDのシフトをするのがかなり難しかった。

だが、幾分あたりが付いてきたお陰で重いなりに何とかフロントをアウターに持ち上げる時もそれほど手首は痛まなくなってきた。v(∩_∩)

 

そうなってくると、アウターにシフトアップするときのチェーンの掛かり具合がスギノクランクとは比べものにならないくらいあっさりとかかることに気付いた。

スギノも機能上は特に問題ない程度の変速性能はあるのだが、シマノクランクはシフトを始めてディレイラーが動き始めると、一瞬の遅れもなくスチャッとアウターにかかるのだ。

 

これならば、もう少しあたりが付いて重さが取れさえすれば、 盆栽キング号はやはりシマノクランクでOKだ。v(∩_∩)
少なくとも平坦路メインの通勤ではインナーも30Tで十分。10%越えののぼりが続くような場面ではsuginoクランクにつけた27Tが威力を発揮すると思うけど。(苦笑)

そんな感じで、今更ながらに世界のシマノの力を見せつけられてしまった感じだ。(苦笑)

 

ま、そんなこともあり、グレートパンダ号用にも手に入るときに買っておこうということでGRXクランクを買ってしまった。(爆)

グレートパンダ号はクランク長165mmにしているので46/30・165mmだ。


コロナ下を経てシマノ製品も軒並み値上がりしてしまったが、それでも適正価格で買えるときに手に入れて予備として持っておこうという作戦だ。
まあ、スギノクランクがいくら緩みやすいと言ってもきちんとお手入れをすれば大丈夫だから、当面は出番はないかもしれない。


だが、いずれ体を絞って30Tで十分と言えるくらいまでは登坂力に自信が持てたら、やはり世界のシマノに移行してしまうかもしれないけど。(爆)

 

まあ、さしあたってグレートパンダ号の方は新品のボルトを装着してからは緩み発生はないので様子を見ている。こちらならば、超ド貧脚用の27Tが装着されているので大抵の登りは何とかなる・・・・ハズ。

バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ!