コツコツ振動 | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

盆栽キング号に乗っていると相変わらずペダルに周期的にコツコツと小さな振動が来る。

シートポストのきしみ音やフロントフォークコラムのゆるみではないし、そして左クランクアームのゆるみでもない。
足を止めると振動は来ないが、クランク2回転に1回くらいの頻度で来る。

ギアを変えるとほんの少しだけ周期が変わる気がするのでチェーンが怪しい気がしてきた。

ネットで調べると11速仕様の場合、
チェーンの交換時期は3000㎞程度が目安と言われているようだ。一応チェーンの伸びを測るチェッカーは持っている。


0.75%伸びと1.0%伸びの2種類で確認できるようになっている。先端の錨状の部分がチェーンに入り込んでしまう場合は伸びているということらしい。。。

やってみた。

0.75%はこんな感じ。

 

うん、ちょっとでてるなぁ。。。(^_^;

1.0%はこんな感じ。

 

微妙だがわずかにでている。(^_^;

基準というか、限界がどのくらいなのだろう。ネットで調べると治具をチェーンにはめたときにチェーンのコマの反対側から先端が出てしまったら交換推奨ということだが。。。

 

ちなみにノギス計測で現状の伸びを計算してみた。

コマの軸間距離は12.7mm

ローラーの外径は7.8mm

写真のようなはかり方をした場合、計算上の寸法が131.9mmとなる。

盆栽キング号の実測値が132.8mmだった。

 

132.8÷131.9=1.0068

 

0.68%伸びていることになる。
これまた微妙な数字だ。(苦笑)

 

予備のチェーンは持っているが振動の原因がチェーンとは言い切れない。なぜなら走っていてまったく気にならなくなるときもあるからだ。別に意識が他に言っているから気付かなくなるわけではない。静かな生活道路などで気をつけていても気にならないときもあるのだ。

週末ライドの時はもちろん通勤の時もガーミンサイコンを付けて走っている。残念ながら
ペアリングした速度センサーごとにログを分けてくれないのでグレートパンダ号、盆栽キング号、銀ぎつね号のどれで走ったのかは走行した曜日や距離、場所を見て、推測することしかできない。
ガーミンサイコンもそのあたりが進化すると嬉しいのだが・・・・

まあ、それはともかく盆栽キング号に今つけてあるチェーンでどのくらい走ったのかはもはやざっくり推測することはできるが正確な距離は分からない。しかし、そこそこの距離を走っているのは間違いないだろう。
数千kmは走っているはずだから、3000~5000kmで交換目安と言われていることを考えればチェーンが伸びていても不思議はない。
街乗りなので信号待ちからの発進加速の回数は週末のサイクリングロード走行の比ではないはずだし、シフトチェンジの回数も多いのは間違いない。おまけに雨の日も走るし、砂やほこりのダメージもあるはずだ。チェーンへの負荷は高めなのは間違い無い。(^_^;

そう考えると交換時期に来ていてもまったく不思議ではない。

まあ、伸びたチェーンで走っているとスプロケットの摩耗も進みかねない。

ここはケチケチせずに交換するか・・・・orz

外した古いチェーンと同じコマ数でカットして、取り付けた。

 

チェーンチェッカーで確認するとこんな感じ。

 

1.0%

先端はまったく出て居ない。

 

0.75%

ごくわずかに先っちょが見える。(^_^;

 

ではノギスで測ってみると132.4mm
既に0.3%くらい伸びていることになる。(爆)

 

まあ、チェーンを測ろうとしてノギスをあててもかなり不安定なので測定値はあまり当てにはならないかな。。。

コツコツ振動の原因がチェーンの伸びなのかどうかは今一つはっきりしないがとりあえず交換して様子見だな。
逆に言えば、新品チェーンでも消えない場合はクランク側かカセット側のスプロケットの歯が摩耗/変形という可能性も出てくる。もっともチェックした範囲では問題なさそうだが。