11月の終わりくらいから通勤ちゃりザップで使って居る盆栽キング号のシフトの調子がおかしい。
シフトアップの時にシフトレバーが空振りをするのだ。
朝イチは特に頻発していた。
シフト機構がうまくリセットしていないようだ。シフトUP側だけでシフトDOWN側は問題ない。
STIの場合、シフトダウンはワイヤーを巻き上げる方向だが、シフトアップはラチェットのロックを解除することでワイヤーが緩み、リアディレイラーがシフトアップ方向に移動する。そしてリアディレイラーのテンションスプリングの力でワイヤーを再び張ることでギアポジションが固定される。
ワイヤーの巻き上げ方向はまったく問題は無いし、フィーリングもおかしいところはない。
ワイヤーを緩める方向でうまく動かないのはワイヤーフリクションが増えているのか、ラチェット機構がうまく動いていなくてきちんとリセット出来ていないのか、あるいは厚手のグローブのせいでレバー操作時に巻き取り側のレバーにも触ってしまっているのか???
確認したところグローブの影響ではなさそうだ。
そうするとワイヤーの劣化か???
初めに組み上げてから既に4年半経過している。特に巻き上げ時のフィーリングにおかしなところはないが予備のワイヤーはもっているのでこの際だから交換することにした。v(∩_∩)
新しいワイヤーにうす~くグリスを塗ってから組み付けた。初期伸びを出来るだけ取っておくことも忘れない。。
そして6日の出勤日に乗ってみた。
だが、朝のマイナス3℃のコンディションではシフトアップの空振りがでまくった。orz
シフト機構のラチェットが摩耗してうまくリセットしないのだろうか???
街乗りの通勤だと走行距離の割にシフトする回数はかなり多い。だが、その程度の耐久性の訳はない。。。
そこでネットでしらべて見ると、ラチェット部のグリスが劣化してくると硬くなり、ラチェットの戻りが悪くなることがあるらしい。
対処方法としては潤滑スプレーでグリスを洗い流してしまうのが良いようだ。
CRC556はもっている。
だが、ノズルがない。。。。orz
狭い場所にピンポイントで噴射するにはノズルは必須だ。
昔からそうだが、CRCを買ってはいつの間にかノズルを無くしてしまい、結局また新しいスプレーを丸ごと買うことになる。
今回もそうするしか無いのか・・・・
いや待てよ。。。このご時世だ、ノズルだけでもうっているのではないかと思い立ち、ネットでしらべて見るとやはりうっていた。v(∩_∩)
それを手に入れたのは言うまでも無い。
STIのメカ部にたっぷり吹き付けてやり、メンテスタンドをかけた状態ではシフトはUPもDOWNもスムーズに動くことは確認できた。
もっとも室温での確認だけなので、朝の低い気温の中でのグリスの抵抗が十分に少なくなっているかどうかは、通勤ちゃりザップで確認する必要がある。(´ー`)┌フッ