自転車の世界では、バラバラの部品の状態から完成車を組み上げることを
バラ完
と呼ぶらしい。
ある意味、究極の盆栽いじりである。(爆)
オイラも5年くらい前に久しぶりにちゃりに乗り始めてから段階を踏みつつ、いろいろ経験してきた。
今日はその自己流盆栽いじりの軌跡を振り返ってみたいと思う。(´ー`)┌フッ
一番最初はロードバイクのもろもろのパーツ交換だった。
スペシャライズドのルーベをいろいろグレードアップして楽しんだ。
・キャリパーブレーキのグレードアップ:テクトロ??⇒アルテグラ(6800)
・クランクの交換:軸径Φ30の安っぽい奴⇒shimano アルテグラ(6800)
・クランク交換に伴いBBの交換:軸径Φ30用⇒shimanoΦ24用
・コンポのグレードアップ:105(5800)⇒アルテグラ(6800)
・ハンドルやシートポスト、サドルの交換でポジションのフィッティング
コンポの交換を経験し、前後のディレイラーの取り付けや調整方法も一応覚えたので次のステップとしては、クロスバイクの改造に手を染めた。(^_^;
スペシャライズドのシリウスというフラットバーのクロスバイク(9段変速)をドロップハンドル化してみた。v(∩_∩)
コンポは上に書いたルーベから取り外した105を活用した。
・BBの交換:スクエアタイプからルーベから外したΦ30用BBに交換
・クランクとBB:ルーベから外したクランクを流用
・前後ディレイラーは105(5800)を流用
・STIも105(5800)を流用
・ハンドル交換:フラットバー⇒ドロップハンドル
・ブレーキキャリパー交換:もともとは油圧ディスクだったが、105STIは機械式ブレーキなので機械式ディスクキャリパーに交換
・ホイール交換:9速対応のホイールだったので11速対応のホイールに交換
・カセットスプロケット:9速⇒11速
フレームがポストマウントだったのでポストマウントの油圧ブレーキキャリパーも購入した。
前後ディレイラーはSTIに合わせてアルテグラR8000のものを購入。
クランクだけはオイラのド貧脚に合わせてshimano互換のsuginoクランクを用意した。
ホイールはカンパのゾンダを用意した。
けっこう軽く仕上がったこともあり、軽快に走るかんじでなかなか楽しかった。
乗り心地も良かったのだが、明らかにフレームの剛性が弱いので長い坂の下りでは正直不安は残った。(苦笑)
白黒のデザインだったこともあり、盆栽パンダ号と命名した。v(∩_∩)
その後、なんだかんだで日々の通勤や週末ライドを楽しんで居る内にクロスバイクに飽きてしまったため、後輩に譲り、新たに通勤に使えるバイクを組むことにした。
街乗りメインでフェンダーやキャリア用のねじダボがあってふと目のタイヤを履けるフレームを探して、たどり着いたのが、チネリのヂデコというシクロクロス用のフレームだった。
最近はやりのグラベルロードという言葉はまだ殆ど耳にしない頃の話だ。
中国の通販サイトから購入した。(^_^;
油圧ブレーキ仕様で組み上げたかったので盆栽パンダ号とほぼ同じスペックで組み上げた。
ただし、フロントディレイラーは手持ちの105(5800)を流用し、リアディレイラーはshimanoが試験的に販売したアルテグラRX8000で組み上げた。
前後フェンダーやパニアバッグ用のキャリアも取り付けて通勤から普段の街乗り、そしてツーリングとなんにでも使える万能仕様に組み上がった。
その万能性から盆栽キング号と命名したのだ。(爆)
盆栽キング号がカッチリしていてふと目のタイヤと相まって、どこを走っていても安心感があるのと裏腹に盆栽パンダ号のヘニャヘニャフレームに不安を覚えるようになり、組み替えを考えていた矢先に所有欲を揺さぶるフレームに出会った。
それが今のデローザ・アイドルだ。2018年の夏頃でちょうどイヤーモデルの切り替えに伴い、在庫処分値引きが始まっていた。
もちろん、海外通販サイトの話だ。
アイドルと言えばデローザの中では入門グレードに近いモデルだが、いわゆるオールラウンダー。そしてスラントしたトップチューブが妙にセクシーで一発で気に入ってしまったのだ。
定価のほぼ半値だったが、そこはデローザブランド。そこそこの値段はしたがそれでも十分に手が届く範囲だったので、迷った末に購入したのだ。
コンポは全て盆栽パンダ号からの移植だ。
ブレーキキャリパーがフラットマウントなので前後のブレーキキャリパーだけは新規購入した。
それとせっかくのブランドフレームなので今後、迷いがもう出ないようにカーボンハンドルとカーボンホイールも投入し、オイラ的には最大限頑張った贅沢仕様になった。v(∩_∩)
パンダ号の流れを汲んだ王様仕様なので名付けてグレートパンダ号だっ!!(爆)