ガジェットの追加とお姫様仕様。(´ー`)┌フッ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

チャリに乗っているときに知っている道だけを走っているときは問題ないが、知らない場所に来ると、スマホの地図アプリで現在地を確認することがよくある。。。

 

まあ、これ自体が昔よりもずいぶん便利になったなぁと思う部分なのではあるが、人間の欲望にはきりが無いので、スマホを見るたびに止まって、バックポケットからスマホを出して・・・という一連の動作が面倒になってくる。(^_^;

 

そこでためしにこんなものを買ってみた。

 

オイラはレックマウントのダブルアームタイプを使ってサイクルコンピューターとライトをチャリに装着して居る。

 

このアーム部分にスマホホルダーを追加するKitである。

 

こんな感じだ。

 

 

汎用のゴムバンド式のホルダーでもスマホは十分固定できているようだ。

 

だが、ゴムバンドがスマホの指紋認証部分を覆い隠してしまったり、脱着がちょっと面倒なこともあり、スマホカバーにも直接アタッチメントを貼り付けてみた。

 

やはりこれの方がすっきりする。指紋認証もすぐに出来るので停車してちゃりにまたがったままで地図アプリを起動して現在地を確認する・・・なんてこともやりやすい。。。

ゴムバンドホルダーはiPodを付けたりするときに使えば良いかな。。。

 

別にスマホを見ながら走るわけでは無いが、背中のポケットにずっと入れたまま走るのもうっとうしいので、真夏の太陽ぎらぎらの季節以外はこの方が身体もすっきりするはずだ。v(∩_∩)

 

ちなみに真夏の陽射しのもとでこの使い方をすると液晶の温度が上がりすぎてスマホ自体が勝手にシャットダウンすることがある。

だから暑い季節だけはスマホはバックポケットに入れておくか、サドルバッグに入れて温度が上がりすぎないようにする必要がある。(苦笑)

 

まあまあ便利そうなガジェットだ。v(∩_∩)

 

ちなみにたまたまネットで見つけて買ってみたものがもう一つある。

これだ。


 

suginoが販売している楕円型のチェーンリング。インナーリングだ。

suginoクランク用(5アーム)とshimanoクランク用(4アーム)がある。オイラはsuginoクランクを使って居るので購入したのは前者だ。

https://www.suginoltd.co.jp/products/accessory/pdf/PR-CY5-SHC(JP)20200120.pdf

 

 

ちなみにロード乗りの間ではリアのカセットスプロケットで最大丁数が28Tのものを自虐的に『乙女ギア』と呼ぶようだが、オイラのチャリの装備はそんなものでは済まない。(爆)

 

有り余る体重とまるで足りない脚力、そしてほとんど無いに等しい根性。バキッ!!☆/(x_x)

 

それでもどこでも走れるようになりたい。

速くなくてもいい、確実に登り切れさえすれば自己満足と楽しさは味わえる。。。

 

それにはまずはギアレシオを出来るだけ稼ぐことだ。

速度は当然落ちるが同じ力でより急勾配を登るためにはこの物理の法則に従う以外にあり得ない。

だから乙女だろうがなんだろうが、使えるものは使うのだ。(´ー`)┌フッ

 

そんなわけで、オイラはリアは現行アルテグラGSで対応出来る最大丁数の11-34Tカセットを付けている。

しかもそれだけではない。

クランクは52-39Tをノーマルクランク、50-34Tをコンパクトクランクと呼ぶが、オイラのは46-30Tである。(苦笑)

 

上述の乙女ギアのような呼び方をするならばご令嬢仕様である。

バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ! 

 

自分が楽しければ正義だ。(´ー`)┌フッ

 

ちなみにロングライドイベントの際に、10%の登りが延々と続くところで、インナーローでヒーヒー言いながらも何とか足つきなしで登れた。逆に言えばある程度以上の距離がある登りではこの辺がオイラの実力の限界と言う事になる。

 

前置きが長くなったが、購入したsuginoの楕円チェーンリング。

昔から楕円チェーンリングは存在するが、同じ歯数の真円タイプと楕円タイプを比べた場合、チェーンピッチは同じである以上、真円の直径と比較すると楕円の長径は大きく且つ短径は小さくなることは理解出来ると思う。

たとえば30Tのチェーンリングにたいし、同じ30Tの楕円リングは直径(長径と短径)という言い方をするならば、27-33Tというチェーンリングのようなイメージなのだ。(実際にそういう表記をしているメーカーもある)

 

すなわち、クランク1回転で送り出すチェーンのトータルリンク数こそ同じだが、踏み込む部分でのチェーンリングの腕長さはむしろ長くなってしまい、同じトルクを生み出すためにはより踏みこまなければならないのだ。

トルクをかけやすいところでは長径部分でチェーンをたぐり寄せ、上下死点の脚が回転力を伝えにくい部分では短径部分で軽く脚を回すというのが楕円ギアの屁理屈だ。(苦笑)

 

だから脚力に全く自信が無いオイラはたとえ計算上のレシオは同じだとしても、楕円チェーンリングに手を出す気は無かった。(爆)

 

そんなこともあり、普通の真円のチェーンリングで、フロントディレイラーのキャパシティーが許す最小のインナーリングを装着して居たのだ。

インナー取り付けボルト部分がフレームのBB部に対してギリギリ(というか、わずかに干渉している)なのでこれ以上は無理だ。

BB386とか言うぶっといBB仕様のせいなのだが。(苦笑)

 

だが、このsuginoの楕円リングは良くはわからないがディレイラーのキャパシティーを超えてさらに少ない歯数のチェーンリングを装着可能だという。

要するに長径がもともとの真円リングの直径と同じ。そして短径は当然もっと短くなるということだ。当然トータルの歯数は少なくなる。

 

オイラが買ったのはsuginoクランク用の27T。

上記の言い方をするならば、30-24Tというイメージだ。

左が今回購入した27T。右が今まで使ってきた30T。

 

重ねて比べるとわかりやすい。

 

上で言っていることの意味が理解出来ると思う。楕円リングの長径が今までの真円リングとほぼ同じで、短径は当然短い。

楕円リングのフィーリングに好き嫌いはあるようだが遅くても体力を使い切らずに上れるかもしれないと言う点に期待しての投入だ。(笑)

 

だが、問題のシフトはどうなのだろう。。。

46-30の歯数差16Tがアルテグラの限界だ。

だが、これは46-27T。ディレイラーのキャパシティーを3T分超えているのだがそれでも問題なくシフト出来るという触れ込みなのでためして見る気になったのだ。

 

ちなみにチェーンリングの交換はトルクスタイプの工具が必要だ。

オイラは当然、その点はぬかりない!v(∩_∩)

昔からバイクの整備は自分でやってきたのでたいていのハンドツールは持っている。あらゆるタイプへ対応可能だ。v(∩_∩)

 

とりあえず、装着完了。

 

シフトチェンジの確認をすると確かに普通にシフト出来る。

真円リングのままでキャパシティを超えるほど小さいチェーンリングでは小から大へのチェンジの時に無理があるのだろうが、楕円リングならば長径部分はキャパシティ内の30Tと同じ径となるからチェンジできるのかも・・・・・

 

インナーからアウターにチェーンがかかる様をゆっくりとペダルを回しながら観察したが、オイラの理解でたぶん間違っていないようだ。

要するにフロントディレイラーのキャパシティーの限界を決めているのはフロントディレイラーが動き、アウターリングが内側のチェーンを引っかけて持ち上げる時のインナーとアウターの半径の差なのだ。歯数の差で呼び表すのは真円ギアの場合、歯数と直径(半径と言っても良い)は比例関係にあるのでそう表記しているのだろう。

 

従来からある楕円チェーンリングの場合はアウターとインナーの両方を楕円にするタイプなのでアウターとインナーの丁数を真円ギアと同じにするならば、どちらも長径はノーマルよりも大きくなり、短径は小さくなる。だから変速性能には大きな問題は無い。

しかしインナーの丁数を落とすと変速時の半径の差が大きくなってしまうためにディレイラーのキャパシティを超えてしまい、変速できなくなるということだろう。

今回のsuginoの楕円リングはインナーだけを交換するというところがミソなのだろう。

 

まあ、理屈はともかく、スタンドに乗せた無負荷状態では変速性能に問題が無いことだけはわかった。v(∩_∩)

 

ちなみにチェーン落ち防止のためだと思うが歯の高さが少し高くつくってあるようだ。たとえ一定速度でクランクを回したとしても楕円であるが故にチェーンにかかるテンションは増減する。クランク回転速度が一定であってもチェーンの送り速度は変化するからだ。いんぐりもんぐりするわけだ。(爆)

そしてテンションが緩んだ場合はチェーンが浮きやすくなるから通常の歯の形だとチェーン落ちしやすくなるのだろう。

そしてその高歯のせいだと思うが、噛み離れの音がクランキングに同調して少しチャリチャリ鳴るようだ。

まあ、理屈がわかっていれば気にするほどのことはない。

 

 

問題は走ってみてどうかだな。

楕円リングのフィーリングになじめるかどうかと実際に丁数がさらに落ちたことの効果だ。

 

この際、プラシーボ効果だろうがなんだろうが上り坂であっても楽しく走れれば良いのだ。

 

早速、今日、少しだけ登りのあるところに行って走ってみた。

距離は短いが最大上り勾配は10~11%あるところだ。今までの場合、ド貧脚のオイラとしてはご令嬢仕様を持ってしても、インナーローでヒーヒー言いながら登るのが精一杯だ。

バキッ!!(-_-)=○()゜o゜)アウッ! 

 

まずは平地区間でインナートップみたいなギアにして楕円リングのフィーリングを確認した。

結論から言うと負荷の小さいときに楕円リングを使うと足を丸く回せなくなって違和感の方が大きい。。。

そして問題の登り区間はどうかというとトルクをかけて行く必要があるところでは楕円リングの違和感はほとんど感じない。v(∩_∩)

そして当たり前だが、30T⇒27Tとなったことによる10%ローレシオ化がものを言い、今までよりも1段上のギアで登れる。

1枚ギアを残した状態で10%勾配を何とか登れるというのは精神的にかなり余裕が出る。いざとなればもう一段レシオを下げられるのだ。v(∩_∩)

 

ちなみに変速に関しても全く問題なしだ。v(∩_∩)

ちなみに噛み離れのチャリチャリ音は走行中は全く自分には聞こえなかった。(爆)

 

ま、名付けてお姫様仕様だな。(´ー`)┌フッ