幽閉生活11日目・・・・過剰反応?それともオーバーシュート??? | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

ナショナルロックダウン開始後7日目

実質的な幽閉生活が始まって11日目となる。orz

 

今朝のニュースを見ていると、インド全体での感染者は1200名を超えたようだ。そのうち死亡者は32名とある。しかも1日でデリーの感染者が200名くらい増えたようだ。

 

さすがに感染そのものもヤバいが都市部で仕事を失った人たちが食べるものにも困るようになってきたのを受けて、現金支給を決めたようだ。テレビのテロップで流れていた。
リクシャー、ストリートフード、建築現場の労働者などには500ルピー/日が支払われるそうだ。

日本円に換算するとわずか750円となるが低所得者層にとってはけっこうな金額のはずだ。少なくとも野菜のたぐいは100ルピーもあれば色々買えるはず。地元向けの市場では。

日銭としてもらえれば取りあえず飢えなくて済むはずだ。
ニュースではバナナを配っている光景も映していた。(^_^;

 

ここでちょっと疑問がわいてきた。

バナナはいいけど、現金の渡し方ってどうするんだろう。。。

わぁ~っと人が殺到する中でチェックしながらの現金配布なんてとても出来そうも無いお国柄だからなー。

我先にもらったモンがちで、しかも人を押しのけて2度、3度ともらうやつがいそうだ。(苦笑)

単に人の移動を途絶えさせて感染を防ぐ
パッシブ・フェイズから、積極的に感染を防ぐためのアクティブ・フェイズに移行したようだ。

 

デリーのような大都市ではいくら交通を遮断して外出禁止と言っても人が多すぎて、何処へ行っても密集状態だ。このままでは拡大の一途だろう。

 

デリー中心部にほど近いモスクが何カ所が封鎖されたらしい。礼拝の習慣はやめていないのだろう。

テレビのテロップではデリーで感染拡大しているとしきりにやっている。

 

テレビでは、大勢を体育座りさせて、防護服を着た人がぶわぁ~っと消毒剤を振りかけている光景が流れていた。
戦後に進駐軍が日本人にバフバフと殺虫剤?を振りかけていたのと同じような光景だ。(苦笑)

 

街中には消毒部隊が集結。

 

そして一斉に撒き始めた。

当局の積極的な消毒作業が始まったのだ。


インドのニュース番組はせわしない。3秒くらいの間隔でテロップが入れ替わるので読むのが追いつかない。。。

だがそれによると、隔離から逃げた人が10人くらい捕まった、なんているのもあったし、

HOMELESS
HOPELESS
HAPLESS

などというテロップともに大勢の人が頭の上にわずかな荷物を乗せてぞろぞろ歩く光景も報じられている。

ホームレスは相変わらず歩いて州境をこえていると言うことか。

何でも数百km先の故郷を目指して歩いている途中で体調を崩し、心不全で亡くなった人もいるらしい。

 

でも州境は閉鎖されたとニュースでやっている。どうやって田舎まで帰る気なのだろう。。

昨日、デリーから出発した、日雇い労働者を帰省させるための無料バスが国中の感染拡大に直結することに今頃気づいたのかも知れない。

昨日も書いたとおり、すし詰めでの運行だ。ひとりでも感染者がいたら、もろにコロナバスとなる。

 

宗教的なイベントでの集まりも禁止だ。

強制的に解散させられていた。礼拝中のムスリムたちが棒で叩かれて追い払われていた。



いよいよインドもヤバい感じだ。テレビを見ているとひしひしと伝わってくる。

 

デリーのある北インドは普段から大気汚染レベルがかなり悪い。日本では想像できないレベルだ。

だが、インド人はその程度では動じない。しかし、ウイルスは別のようだ。

実際、感染力が強く、死亡率もけして低くないコロナウイルスに関しては用心してしすぎは無いのだろう。

まだ感染者が100ちょっとの段階でモディ首相がインド全体のロックダウンを決断したのは好判断だったと思う。。。

そのせいでだいぶ不自由な生活が続いているけど。(苦笑)

 

その点、日本政府の動きの遅さが際立つ。

ついこの間まではオリンピックをやる気満々だったくらいだし。。。(-.-#)

オリンピックの延期が決まったとたんに安倍首相も小池都知事も、私がやってます感を演出するのに忙しくなったようだが。(苦笑)

 

日本の報道もひどい。普段からアクセスさえ取れれば良いとばかりに噂レベルのネタも報道するし、ソースを明確にすることも無い。

ひどい記事になるとライターの署名すら無く、文責が何処にあるのかすら曖昧なままだ。

 

今朝見かけた記事でとびきりひどいと感じたのは、TBSニュース東京の受け入れ可能なベッド数があと100しかないとどこそこの医者が言っているみたいな記事を流していたことだ。

 

この記事はそもそもソースが不明だし、ライターの署名も無い。内容もインタビューした医療関係者の私見をそのまま全国ネットで流しているようにしか見えない。

だから感染拡大を防ぐためにはこれこれこういうことをしましょうとくくってある記事ならばまだマシだが、危機感をあおるだけあおって終わっている。

マスコミのひどさが叫ばれて久しいがここまで来るとあきれてしまう。

 

ところで帰国日程が決まった。

臨時便の座席を確保出来たようだ。

正直、インドに居る方が安全快適だと思って居たが、いよいよデリー市内で集団感染が出始めているし、そこで感染した人間がインド中に散っていったのだからいよいよいわゆるオーバーシュートに陥る可能性がかなり高まったことを考えるとやはり帰国する方がいいのかも知れない。

 

ただし、海外からの帰国者は成田なり羽田からの移動手段に公共交通機関やタクシーの利用を控えるような要請が政府から出ている。

 

こりゃ困った。。。。

要するに家族に迎えに来てもらうとかレンタカーを使うしか無いという事だ。

いちおうレンタカーを予約した上で、念のため総務に確認したところ、インドは対象国では無いから公共交通機関を使ってもOKだと言われた。

 

あれー、そうだっけ??

 

しらべて見た。

 

検疫強化対象地域

https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1196157.htm

 

【検疫強化対象地域】

  • 3月9日~ 中国、韓国
  • 3月21日~ ヨーロッパ諸国、イラン、エジプト
  • 3月26日~ アメリカ(予定)

【要請内容】

  • 14日間自宅または宿泊施設で待機すること
  • 公共交通機関を使用しないこと
だそうだ。
確かにインドは対象地域には当てはまらない。
どうでも良いがこう言う情報はもっとわかりやすいところに掲載しておいて欲しいものだ。
お役所のHPは大抵そうだが。ヽ(´ー`)ノ ハア
 
だが、それはそれとして、今度は公共交通機関を使うことのリスクもある。。。
実際、家族帯同できている同僚の中には家族の感染リスクをミニマムにするために空港でレンタカーを借りるという人もいる。
 
東京はいよいよ焦臭くなってきて、完全なロックダウンとは行かないまでも強制力のつよい規制が始まりそうだ。
 
オイラは上記の対象地域には当てはまらないけど、会社の自主ルールで2週間は自宅待機、在宅勤務なんだよなー。。。
せめて息抜き程度に表を出歩けるといいのだが。。。
 
予定では4月いっぱいは日本とインドの定期便は飛ばないのでインドに戻るのは5月に入ってからの予定。
果たしてそれまでにインドのウイルス騒動が何処まで沈静化するかが問題だ。(´ー`)┌フッ
 
取りあえず最低でも1ヶ月は日本に居ることになりそうだ。orz
その間にインドの事業所が稼働を始めたらエラいことになりそうだ。(^_^;
 
冷蔵庫の中の痛みそうなものはせっせと食べるとしよう。。。
 
パパイヤは毎朝食べればちょうど無くなる。。。
あとは野菜類だな・・・・・(苦笑)