日本に居るときに見聞きするインドのニュースというとこんな感じだった。
・最高気温が48度まで上がり、1日で200名が死亡した。
・バスの中で女性が大勢にレイプされた上に、焼き捨てられた。
実際にインドに来て半年暮らしてみた結果。
気温が上がるのは事実らしい。(^_^;
ただし、オイラが赴任した8月は雨季。最高気温は30℃台後半でその代わり毎日のように降る雨のせいで湿度が90%前後。
そう、まさに同時期の日本と同じ感じだ。
だから赴任直後は暑いけど特に違和感は感じなかった。
一番暑いのは5~7月くらいだそうだ。
確かに3月下旬を迎えた今、最高気温は30℃を少し超えるようになってきた。これが4月に入ると一気に30℃台後半にまで上がるらしい。
二つ目の話。
女性にとって危険なイメージがあったが、少なくとも日中のまともな地区でならばまったくそんな雰囲気はない。
いわゆる貧困層が多く暮らしている地域とか、そうではなくても夜間の人通りが無い地区などではあり得るのかも知れないが、リスクがあるのは女性に限らない。
日本に限らないがマスコミはセンセーショナルなニュースに飛びつくからね。
もっともテレビのニュースでレイプ犯に判決が出たという話は見たことがあるけど。。。
だが、インド人のメンタリティという意味ではオイラなりに少しだけ理解しつつあり、少し気になっていることがある。
オイラの職場のインド人は高学歴の人が多く、良家のお嬢様、お坊ちゃまというのも少なくない。
その分もあるとは思うが、素頭は悪くない人が多い。きちんとした勉強をしたひとは日本の事務所にいる平和ボケした若造どもよりもよほどつかえる。(苦笑)
ただし、いかんせん、業務の専門的な部分になると経験がなさ過ぎるため、手取り足取りのフォローは必須ではあるが。(苦笑)
そんな彼らを見て居ると、基本は大人しい性格の人が多い。ただし、集団心理に流されやすい印象はかなりある。
それがまともに学んできた経験を持たず、ましてや貧しい暮らしをしている人たちの場合は、いざ、騒動が起きると集団心理に支配されてしまうのかなと言う気がする。上記のレイプ事件などはそのたぐいだと思う。
お祭りなどでは無軌道に羽目を外す傾向もあるようだが、昨今の日本のハチ公前交差点でのバカ騒ぎを見て居ると特に国民性や人種は関係ないのかなと言う気もしてくる。ヽ(´ー`)ノ ハア
ただし、年明けからじわじわと広がってきたコロナ騒動を見て居ると、(少なくとも公称値では)インドでの感染者数および死亡者数は他国よりも圧倒的に少ないにもかかわらず、パニックに陥る人が多いようだ。
インド駐在歴がながい同僚に言わせると、予定外予測外の事態に弱い傾向がかなりあるそうだ。変化に弱いと言うべきなのか。。。
オイラの印象としては欧米のような狩猟民族ではなく、日本やアジアの多くの国と同様に農耕民族の文化を持ち、穏やかな性格を持っていると思って居る。