世界遺産巡り、2泊3日の旅。
2日目の朝はゆっくりだ。
やや霞んでは居るものの今朝もタージ・マハルが見える。(^_^)v
出発は9時半なのでゆっくり朝寝坊をして食事は8時過ぎ。
そして9時を大きく回ってからチェックアウトの予定だ。
しかし、夕べのキングフィッシャー・ビールが600ルピー、税込みで633ルピーも取られてビックリ。。。
これ、スーパーで180ルピーで売っているやつだぜ。。。
たけぇ・・・・(-。-) ボソッ
夕べは既報の様に21時には就寝したのだが、突然部屋の呼び鈴を押すやつが居た。時計を見ると22時半。
うるせーっ!! おそらくルームサービスの売り込みとかだろう。。。 Don't Disturbボタン押し忘れてた。(苦笑)
そして朝食はのんびりとコンチネンタルで、クロワッサン、サンドイッチ、トマトライス、チキンソーセージ、コーヒー、パパイヤ。
トマトライスの中に黒いキャビアみたいなものが有るので若干、嫌な予感はして居た。
食べてみたところ、予感的中。(苦笑)
胡椒 いや 山椒だっ!(爆) あと、嫌いじゃないからいいけどパクチーも入っていた。でもこう言う味付けもありだな。 時間に余裕があるので出かける前にお肌の準備だ。(爆)
スキンクリームは持ってくるのを忘れたというか確信犯的に持ってこなかったのでホテルのを使うが、まあちょっと香料がきついが許容範囲。
日焼け止めは持ってきたので顔、首筋、腕、そして短パンで歩き回っているので脚にも塗り込んだ。
仕上げに虫除けジェルを腕や脚に塗りたくった。
しかし、塗っているそばからやけにすーすーするなぁと思ってよくよく見たら・・・・
筋肉痛のジェルを間違えて持って来てた。(爆) まあ、蚊よけは携帯用の小さいロールオンを持ってきたので気休めにはなる。 ちょっとばかりパクチー臭いけどね。バキッ!!☆/(x_x) 9時半にガイドとドライバーがホテルにピックアップに来てくれて、予定通りに出発。
アーグラーからジャイプールまでの幹線道路は綺麗なアスファルトである。
途中、アーグラーから35km程度の距離にある ファテープル・シークリー という世界遺産に立ち寄った。ムガル帝国のアクバル帝(タージ・マハルを作った王様のオヤジさんだそうだ。)の作った物らしい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC
この人は子供を続けて亡くしてしまったあとに、この地に居るえらい坊さんに徳を授けてもらったら子供が出来たので喜んでここに遷都したらしい。←迷惑な・・・
そしてここには3人の嫁さん用の宮殿をそれぞれ作ったそうだ。 1番目の奥さんは当然イスラム教の人。2番目の奥さんはキリスト教の人。3番目の奥さんはヒンズー教の人だったそうだ。この人はインド中を征服するためには宗教の融和が大事だと考えていたそうな。
ま、古今東西、政略結婚も含めてそういうもんですな。(´ー`)┌フッ
そしてこのおっさんが赤い石が大好きなもんでそいつででかい街?城?を作ったそうだ。見事な彫刻がたくさん残っている。
ところでいろんな世界遺産を見て居ると、多くの遺跡はムガル帝国時代のものだと聞かされるのだが、 ムガル帝国ってそもそもなによ??(爆)
オイラの知識にはインドに来るまでムガル帝国などと言う言葉はなかった。(^_^;
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%82%AC%E3%83%AB%E5%B8%9D%E5%9B%BD
なるほど。。。。(苦笑)
そしてそのおっさんのベッドルームがこれ。柱と壁の間にあるでっかいテーブルみたいなのがそれ。
何でもキングサイズベッドというのはこいつから始まったという話だ。←ガイドがそう言っただけで本当かどうかは不明。
それにしてもこの広大な遺跡が500年近く経った今でも殆ど無傷で残っているのがすごい。
煉瓦造り、石積みの建物なのでインド大陸にはでかい地震が無いからこそだろう。。
トルコで地震があると煉瓦造りの建物が総崩れになっているがあれと同じ目に遭ったはずだ。
その後、近くのレストランでランチ。
ビュッフェ形式なのでおなかのことを考えてカレーはほどほどにして味の優しそうなものを中心に食べたのは言うまでも無い。(爆)
食事後はまた移動だ。
それにしてもこのあたりまで来ると超田舎だ。
道々には牛だけでなく馬、ロバ、ブタ。そして空にはたくさんの猛禽類。
道沿いにはむき出しの電線?を渡した電柱がたくさん。
そして道沿いには赤い石で煉瓦はもちろん様々な装飾用彫刻を作るお店?がたくさんある。
移動途中の休憩所にはバイクがたくさん居た。
しかし、みるとみんなタイヤが丸坊主だ。
話には聞いていたが、ここまで使い倒されるととにかくタイヤにも耐久性が求められる。
グリップなんてどこの国の言葉ですか??って感じ。(爆)ジャイプールまでひたすら移動していくが、その手前の50~60kmのホントに何もない、本当に小さな田舎の村にも世界遺産があり立ち寄った。世界遺産にはまだほんの数年前に指定されたばかりだそうだが、インドで一番大きくて深い階段井戸だ。
チャンド・バオリ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%AA%E3%83%AA
ここはリンク先によると9世紀の建築物だそうだ。幾何学的な美しさには見とれてしまう。
そしてムガル帝国に攻め込まれる以前の時代なので当然、ヒンズー教の遺跡だ。 多くの彫刻、彫像が周囲の回廊にあるのだが、その後のムガル帝国支配時代に受けた損傷なのだろう、顔を削られた神様の像が多いのが残念だ。
イスラム教では偶像崇拝を禁じているため、最近でも仏像や神様の彫像などを過激なイスラム教徒が壊したというニュースは聞くが相当昔からのことらしい。
それを考えると政略的な思惑があったとは言え、アクラバ帝の宗教の融和思想は画期的な事だったのかもしれない。
チャンド・バオリを見たらジャイプールの街中を目指して移動再開だ。
時々、牛が道を横切るが、ドライバーは慣れたもので減速しつつ牛の動きを読んでかわす。 見て居ると原則は牛の後ろを通過することのようだ。牛は前にしか進まないので突然走り出す可能性はあるとしてもけっして後ろに下がることはないからだろう。聖獣たる、うし様をはねて死なせでもしたらヒンズー教徒としてはかなりやばいのかもしれない。やがて街に入った。アーグラーはごく小さな街だったし、タージ・マハルと大理石の工房以外には何もないと言って良いくらいだったが、ジャイプールははるかに大きい街だ。この北西部のラジャスターン州の州都だそうだ。 渋滞がかなりひどいらしく最終日に観光してからだと時間が厳しいと言うことでホテルへ向かう前に宝石屋に連れて行かれた。
この町は宝石で有名らしい。
何でも一番の売りはインドでしか取れないなんとかと言うパワーストーンだそうだ。
確かに綺麗だし、御利益があるとされる六条の光が走るものは一瞬お守りに欲しくなったくらいだ。(爆)
しかし、綺麗なものは値段がねー。。。。(^_^;
豆粒みたいな大きさで見るからに輝きがないものですら、日本円で2万円くらいだというからとてもとても・・・・
帰宅後しらべて見たらスターガーネットという宝石らしい。
https://www.stone-club.jp/health/star-garnet.html
このお店には宝石?から削り出した見事な彫像がいくつかあり、結局この日も目の保養だけさせてもらって帰ってきた。(爆)
お土産屋をあとにし、今夜のホテルに移動。
移動途中で何ともおおらかな豚さんたちに遭遇した。彼らには公然わいせつという言葉は通じないらしい。。。。(爆)
ここは昨日のホテルよりも明らかに格が下がる感じ出し、フロントの英語力も低いし。←オイラに言われるようじゃ相当なもんだ。バキッ!!☆/(x_x)
ベッドが柔らかいのは昨日のホテルも一緒だが、トイレとバスルームがかなり落ちる感じ。部屋だけは広いのだが。(苦笑)
ハンドウォッシュの水量調整をすると水の滴りが止まらず、洗面所が水浸しになった。結局全開か全閉しか駄目なようだ。ヽ(´ー`)ノ ハア
食事も貧相で昨夜のところの方がずっと良かった。orz
それに中国人の団体が居て喧しいし、何よりも今夜も部屋にビールなし。orz
まあ、ご飯を食べながらビール飲んだから良いけどね。(^_^;
2日目のハイライトはやはりチャンド・バオリだったかな。。。。
この日も夕食時に飲んだビールだけなのでさっさと寝たのは言うまでも無い。。。
3日目に続く・・・・