日常生活 in India | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

アパートでの生活が始まって1週間が経過した。

まだまだ生活リズムが・・・と語るには早い。(^_^;

 

しかし、少しずつ家の中のことはわかってきた。

照明のスイッチがどこにあるか、天井の扇風機のスイッチはどれで回転速度の調整はどのメモリでどの程度のパワーか。

電気湯沸かし式のお湯の元栓?スイッチはどこにあって入れてからどのくらいでお湯が使えるか・・・

 

ちなみに前任者は一番奥の使っていない部屋のシャワーを愛用していたようだ。なぜ寝室にあるシャワーを使わなかったのか???

 

両方を使ってみて大体わかった。

寝室にあるシャワーはバスタブ付きなのはいいのだが仕切り扉が隙間だらけで盛大にお湯をまき散らすと垂れた水が洗面所の床を濡らしてしまう可能性があるようだ。

まあ、よほど盛大にやらない限りそんなことはないんだけどね。

 

その点、奥の部屋のものはシャワーに特化しており、スライド式のドアを閉めればお湯が飛び散ることはない。

オイラも初めの数日はこちらを使ってみたのだが、どうにも具合が悪い。お湯を沸かす元スイッチを入れて5分以上たってもいまいちお湯がぬるいのだ。

その点、寝室のほうは比較的早くお湯が使えるようになる。

各部屋ごとにお湯を沸かすスイッチがあり、天井裏にあるタンクにお湯をためるシステムらしい。

 

昼間はサーバントさんが部屋掃除や洗濯、アイロンがけをしているし、キッチンも自由に使っていいよと言ったせいか、キッチンはお湯のスイッチが切ってあっても帰宅時にすぐにお湯が出る。おそらく保温式のタンクになっているのだろう。最も気温が常に30度オーバーだから冷えるどころではないが。(爆)

寝室のお湯もすぐに出るのだが部屋掃除やトイレ掃除の際にお湯を沸かしているのかどうかは不明だ。(苦笑)

 

ちなみにインドでは水道水をそのまま飲むことはない。インド人でさえ、貧困層以外はそんなことはしない。逆に言うならば通勤途上で見かける貧困層は水たまりのようなところで洗濯をしている。飲み水はどうしているのかは不明だがおそらく水を買えるほど余裕はないはずだ。

 

基本的に飲み水はウォーターサーバーの水タンクからだ。

これ、どんな構造なのかと思いきや、大きめの金魚鉢の上にでっかいポリタンクを逆さにしてさしてある…というか置いてあるだけだ。(爆)

入居時からの水がすっからかんになっていたのだがサーバントさんがちゃんと注文しておいてくれたので水曜の晩に帰宅すると新しい水タンクが置いてあった。

見ると蓋は密閉タイプのものがはめられている。水の品質保証の意味もあるのだろうがスクリューキャップなどではない。こいつを逆さにして金魚鉢の上に立てるわけだが、水を供給する穴は自分で穴を開ける仕組みらしい。(苦笑)

キャップと一体成型ではあるが中央部が打ち抜きやすくできているようだ。どうやって開けるのかを思案したがどう考えても力ずくで開けるしかなさそうなので栓抜きのグリップ部分を使ってぶち抜いた。(^_^)v

蓋部分をタンク内に落とすと水を使い切るまでの間中、オブジェのように水タンク内を漂うことになるのであらかた空いたところでフォークを使って手前に起こしてからむしり取った。(^_^)v

しかし、タンク自体は厚手のポリカでできており、使いまわしをするせいか、傷どころかかなり汚い。(苦笑)

金魚鉢の上にかぶさる部分は広くふき取ってからかぶせたのは言うまでもない。

 

自炊を始めると20Lタンクを1週間で使い切るくらいのペースなのかなぁ。。。ちなみに20Lタンクの水が90ルピーだ。(約145円)

サーバントさんも日中は自分の食事を作っているようなのでもう少し減りは早いかもしれないが。

 

ちなみにサーバントさんも前任者から引き継いだヒトだ。気のよさそうなおばちゃん。同僚のところも含めて3名くらいの世話を掛け持ちでしているらしい。

彼女にいろいろ教えてもらい、取り決めもした。

・月~金の部屋掃除、洗濯、アイロンがけ

・飲み水はなくなったら業者にオーダーする。支払いはあらかじめ預けてあるお金からつかっていき不足したら追い金する。

・洗濯や掃除用の洗剤などの消耗品も同様に預けたお金で随時買ってきてもらう。レシートはもらってきてくれるので間違いはないと思う。

 

洗濯ものは樹脂のバスケットを買ってきたのでそれに入れておけばやってもらえる。洗いあがったものはきちんとたたんでオイラが着替えを置いている場所にちゃんと入れておいてくれるようだ。

オイラの部屋に付属しているサーバントルームにこのおばちゃんは住んでいる。サーバントルームから直接オイラの部屋に入れるわけではなく、アパートの廊下を通って通常の玄関?から入ってくる。当然オイラの部屋の鍵は預けてある。

いろいろ話をした際に、キッチンも(今後日本から到着するはずの)オイラの調理器具も自由に使っていいよと言ったらかなり喜んでいた。

どうやら彼女は自分の食事は自分の部屋で調理するらしいが、換気機能がろくにないために廊下にニオイが漂う。

実際のところ、あさ出勤時に廊下に出るとインディアンフードのニオイで満ちている。(苦笑)

オイラの向かい側の部屋の住人のことだと思うのだが、オイラのサーバントさんが部屋で調理をしてニオイを出すことに年中クレームをつけているらしい。聞くところによると韓国人らしいがまだ見かけたことはない。

まあ、そんなこともあり、少なくともオイラがいない日中だけはオイラのところで調理ができるので喜んだようだ。

実際、仕事を終えて帰宅するとキッチンの換気扇だけは回しっぱなしになっていることが多い。おそらく調理後のニオイ消しのつもりで気を使ってくれているのだろう。。

未だに色濃く残るカーストのことを思えば、オイラがキッチンの使用を許可すること自体は珍しいことなのもしれない。サーバントの仕事の一環として料理もお願いしている場合はその限りではないかもしれないが、その場合にも自分の食事を雇い主のキッチンで作ることはないはずだ。

オフィスでの掃除専門の人などを見ても生活のあちこちにカースト臭はかなり残っている。

 

まあ、それはともかく生活のリズムは少しずつ分かってきて安定し始めた。

スーパーでシャンプーやコンディショナーなども買ってきたし、ゴキブリ退治用のスプレーも買った。(苦笑)

先日、夜中にトイレに起きたらのそのそゴキ野郎が歩いていたので念のため買ってきた。

しかし、それよりも厄介なのは蚊だ。大気汚染もあるから日中も締め切りのはずの家の中にも蚊が飛んでいることがあり、油断しているとすぐに喰われる。

インドに限ったことではないが特に進展国では蚊が媒介する病気は多く、しかも厄介だ。同僚にもデング熱にかかった人は結構いるのだ。(-_-;)

日本でも似たようなものは売っているが直接的な撃退手法はこれ。

日本では「蚊っち」とかいう感じの商品名だったはずだ。こちらでの正式名称は知らないが勝手に「モスキート・ラケット」と呼んでいる。(爆)

蚊やハエならばこいつで一撃必殺だ。前任者が置いて行ったこれは充電式。240Vをさらに昇圧しているようでバチッという感じで必殺アイテムだ。

あとは日本から蚊取り線香は送ってあるが、インドでも電子蚊取りは買えるようなので試してみるつもりだ。

 

そうそう、家電品と言えば湯沸かしポット。

この間までのホテルライフではホテル備え付けのものは使わずに日本から持ってきた小型のものを愛用していた。

今は前任者が置いて行ったもう少し大きいものがあるのでそれを使っている。しかし、このポットを使って気づいたことがある。

日本製はお湯が沸いて沸騰を始めたらすぐにスイッチが切れるのだが、インド製の電気ポットは沸騰してからも1分くらいはそのままの状態を維持するのだ。

たぶん、加熱時間を長くすることで殺菌効果を狙っているのだと思う。オイラの推測だが多分当たっているはずだ。(苦笑)

 

しかし、オイラの住んでいるアパート。日本でいう高層マンションだ。オイラの棟は28階まである。各階に3部屋か4部屋はあるようなので結構な人数となる。そして同じようなタワーが敷地内に5棟ある。

住んでいるのは金持ちのインド人と韓国人、そして日本人くらいなものだ。

オイラはあさ、エレベーターで下に降りる際に乗り合わせる人にはなるべく挨拶をするようにしている。

モーニンッ!! という感じ。(笑)

インド人の子供はほとんどの場合、挨拶を返してくれるが大人は何人であろうとダメだ。

一番愛想が悪いのが日本人。長く住んでいそうな人ほど、インド式の階層、階級意識が強くなっているのかにこりともしない。

勘違いヤローだ。ヽ(´ー`)ノ ハア

 

駐在員ははっきり言って待遇がいいのが普通だ。インドの場合は生活に制約が多いうえに交通事情が劣悪だから専属のドライバーがつく。

勘違いする奴はますます天高く舞い上がるわけだ。ヽ(´ー`)ノ ハア

 

だがいろいろ話を聞くとインド人からしてみれば、もともとカースト外の日本人などは最下層よりもさらに下の存在らしいんだけどね。(苦笑)

 

大馬鹿野郎どもは自分がどう思われているかもわからず、偉ぶっていれば良いのだ。(´ー`)┌フッ