石ノ森章太郎の名作
サイボーグ009
その中でも天使編という物語が絶望的に不利な戦いが繰り広げられる予感に満ちあふれたところで中断したままだった。
そして作者が没した為、本人によるエンディングはもう期待出来ないものと思っていた。
しかし、天使編の続編に関する構想を聞いていたという弟子達が力を合わせて、構想を練り直し、その続編を書いて完結させた作品がある。
それを読んだ。。。
誤解を恐れずに感想をひと言で表現するならば
読まなければ良かった・・・・
である。
いや、できが悪いとかそう言う次元での感想ではない。
そもそも圧倒的に力の差がある天使と呼ばれる種族に対してはサイボーグ戦士達は無力に近かった。その続編なのだからどこをどう描いても、それまでのヒーロー物語になるわけはないのだ。
だが、あまりにも無残で残酷で哀れだ。
ああああ。(慟哭)
設定が複雑だから、一度読んだだけではいまいち咀嚼し切れてない部分も多いのだが、それでもあまりにも重いストーリーなのですぐにもう一度読む気になれないのだ。
いずれ、もう少し、キモチが落ち着いてから読み返すことにしよう。。。
ストーリーについては具体的なことは書かない。
子供の頃にあこがれたスーパーヒーローがかっこよく活躍する筋がきでないことだけは言っておこう。。。
ああ、サイボーグ戦士達よ、永遠なれ。。。。