メディアの変化 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

つい最近気づいたのだが、通勤途上にあるTSUTAYAがスポーツジムに替わっていた。
元々は普通の書店だったところがTSUTAYAのチェーン店として生まれ変わってもうずいぶんになる。

そしてそのTSUTAYAもいまはけっこう苦戦しているようだ。

そもそも紙媒体としての書籍の売れ行きは大幅に減っているはずだ。インターネット経由の情報発信がデフォルトになりつつある今、こだわりのあるもの以外は紙媒体でもないのだろう。
そしてTSUTAYAのもう一つの売りだったはずのDVDやCDのレンタルだが、これまたネット配信に完全に押されているようだ。

オイラは音楽CDをレンタルするのは10年くらい前までは多少はしていた。しかし、
今はまったく利用しなくなった。
映画のDVDに関しても同じだ。スカパーなどで放映するものを大量に録画保存しておけるレコーダーがあるし、アマゾンプライムを利用している関係でネット配信で比較的新しい映画を観ることだってできる。

そもそも、たまに気が向いてスキーやバイク、自転車の雑誌を買おうかなとTSUTAYAを覗いてみても、売れ筋の雑誌以外はほとんど店頭在庫がない。
もはやTSUTAYAは「書店」ではなくなっていたのをずいぶん前から実感している。

映画などに関してもネットフリックスとかダゾーンに完全に駆逐されつつあるのだろう。。。オイラは今のところアマゾンプライムで十分だが、アマゾンですらそのうち、プライムの会費やサービス内容を変えるのではないかと言う話もあるくらいだ。

こんな事を書いていたら、先日、集英社がDeNAとゲーム開発をする新会社の設立をするというニュースを見た。紙媒体での商売から、キャラクターをコンテンツとした商売への展開が狙いなのだろう。

あらゆるものがかつてでは考えられないくらいの速度で替わっているため、いつまでも昔の成功体験に基づく業態にしがみついていたらすぐにつぶれてしまうのだろう。