大きな拾いもの・・・・orz | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

先週の金曜のことだ。

帰宅途中で拾いものをした。
いわゆる拾得物ではない。通勤ちゃりザップの途中でフロントタイヤがタッピングビスを拾ってしまったのだ。バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ! 

走行中にびちっ!!と音がしていかにも
異物を踏んでしまった感触があった。
まだ家までは4kmくらいはある地点だ。

そのまま走っているとフロントタイヤからカチカチと音がする。どうやら異物がタイヤに刺さり、そのまま抜けずにいるらしい。
ここで速度を緩めるとエアがすぐに抜けてしまうのは分かっているので
とにかく走れるところまでは行くしか無い。。。

そこから1km弱進んだ地点でほぼタイヤがつぶれて操舵するとグニャグニャになり、直進するのも難しくなったため、そこであきらめた。

一応、予備のチューブやボンベ、空気入れも持っているがあいにくと通勤経路の中では、
一番薄暗いエリアで止まってしまった。
街灯や家の明かりがないわけではないが、作業をするには暗すぎる。
大きい通りまではかなりあるし、コンビニなんてもっと遠い。明るさも足りないし、安全に作業出来るスペースもあまりない。
よりによって一番調子が悪い場所だ。

とりあえず、中学校の校門の前のスベースでタイヤをチェックしてみた。

街灯の明かりの中で、確認してみると
5mmくらいのタッピングビスがブッスリと刺さっていた。orz

あちゃー。。。こりゃ、ここまでよく走れたもんだ。(苦笑)

ダメ元で試しに少しエアを入れてみたがまるでスカスカでエアを補充してなんとか家までごまかして乗るというのはとうていムリだ。

薄暗い場所でチューブ交換をするという選択肢もないではないのだが、薄ら寒い屋外でしかも暗い中の作業でチューブを噛み込ませでもしたらかえって面倒だ。
ここから家までは結構あるが歩けない距離ではない。

意を決してちゃりを押して家まで歩くことにした。(苦笑)
フロントがパンクしているので押し歩くのもちょっとやりにくいが、重さはたかがしれているため歩けないことはない。
結局、そこから自宅までてくてくと歩いた。歩くのに要したのは約35分。

帰宅後、ガーミンの走行記録を見たら、
自宅まで3kmちょっとの地点から歩いたようだ。
宅配便が来る予定があったため、それなりの急ぎ足で歩いたのだが、やはりちゃりを押していると少し身体をひねったままで歩くことになるため、腰が痛くなった。(苦笑)

それでもなんとかギリギリ間に合う時間に帰ることができた。(^^)v
部屋の中であらためてタイヤを見たら・・・・



あちゃー。。。こりゃ、チューブはかなりのダメージだな。

この日は金曜日。翌朝は4時起きで山に行くのでとりあえず、そのまま放置し、日曜日に山から帰ってから修理する事したのは当然の選択である。(´ー`)┌フッ

そして日曜の夕方、タイヤを外してみたところ、チューブは刺さった側の反対にも穴が空いていた。おそらくビスが刺さったままで押し歩いたからだろう。。。

歩き出す前に取り除けば良かった。。。(苦笑)

幸い、タイヤの方はと言うと、穴はトレッド面で剛性がある場所だったので裏からタイヤ用の補修パッチを当てなくても大丈夫そうだ。
そんな感じだったので、タイヤは異物を取り去っただけで何もせず、チューブは予備と交換した。
穴の空いたチューブはパッチを当てて予備にするという選択肢もあるが、釘などの穴と違って、タッピングビスの穴なので穴が大きいことと周辺がぐずぐずになっていたため、潔く廃却することにした。
まだ予備チューブは持っているし、通勤用の太目のチューブは安物しか買わないので数百円レベルだ。ここはケチケチせずに行くことにした。(^^)v

しかし、クルマやオートバイの場合はリアがパンクすることが多い。フロントが巻き上げた異物をリアが踏んでパンクするパターンだ。
今回は頭の大きさの割りに軸部が短い、タッピングビスの為、踏み方によってはとんがりを起こしてしまいやすいがゆえのフロントパンクだろう。
軸部が短いのでクルマやオートバイならばトレッドゴムの厚さでパンクは免れたかもしれないが、自転車のタイヤは少々丈夫なモデルとは言え、トレッドゴムは薄いのでひとたまりも無かったようだ。
ちゃりならではとも言えるかもしれない。

ちなみに細いタイヤのロードバイクで2回パンクを経験しているが、いずれもリアタイヤだ。こちらはタイヤも細いし、夜間の街乗りと違って速度ももう少し速いため、オートバイや車と同様の感じでリアがダメージを受けたのだろぅ。

まあ、急激にエアが抜けることもなく、安全に停止どころか1km弱はそのまま走れたのは良かった。特に速度が出ているときにフロントのエアが急激に抜けたら危険だからね。(´ー`)┌フッ

ちゃっちゃとチューブを新品に交換して修理完了だ。(^^)v

余談だが、通勤用の盆栽キング号には
32Cという太めのタイヤを履かせている。もともとエアボリュームが大きいからなのか不思議とエア圧の下がり方が緩慢である。
6barくらいに設定してそのままで数週間乗りっぱなしでもせいぜい5barを下回るくらいである。

週末に乗る25Cサイズになると7.5barくらい入れておいたものが1週間で6barくらいまで下がることを思えば維持管理が楽で良いのだ。(^^)v