「のに」 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

相田みつをの言葉にこんなのがある。

あんなにしてやったのに
「のに」がつくと
愚痴がでる。


これ、けっこう昔から沁みる言葉として自戒のために読み返して居る。
とーとつにこんな事を書き始めたのはこの手の発想から脱却出来ずに、結局離れていった友人が何人かいたからだ。


オレはあんなに苦労したのに・・・・

私はあんなにがんばったのに・・・・

あの人はあんなに大変そうだったのに・・・



オイラの解釈としては、上のセリフはすべて自分自身が評価した結果で有り、他人からの客観的な評価じゃないんだよね。
だから独りよがりでやったことは、悪いことではないにしても自分が思うほどの評価を得られなかったり、ややもすると無駄なこと、余計なお世話であることすらあり得る。
そのあたりを冷静に考えられ無い人は感情的になる。
まあ、言ってみれば
物事全てを一人称でしか考えられない人なのだろう。

心に響く言葉があると手帳にメモしているのだが、その中に

自分の能力の棚卸しを年に一度はする習慣を持つ

と言うのもある。
なかなか刺さる言葉だ。(苦笑)

自分ではやっているつもり、出来ているつもりのことでも冷静に考えると全然たいしたことは無かったりする。だから謙虚に周りの言葉に耳を傾ける事を忘れてはいけない。
大切な自戒の言葉である。

あるいはその逆で、自分では駄目だ駄目だと思っていても案外、そこそこイケてるんじゃねぇ??って事だってあるはずだ。

オイラの場合で言うならば例えばスキー。
周りの仲間がみんな旨くて速い人ばかりなので、自分ではまだまだとは思っているが、通常のゲレンデスキーをする人に交じれば、そこそこイケているのだ。(爆)

写真だって・・・・・・

あ、いや・・・写真はあんまりイケてないかな。特にここ2年くらいサボって全然撮ってないしなぁ。バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ! 

まあ、話を戻すと、
自己評価が客観的評価を大幅に上回っている人に限って、みんなはオレを分かってくれないとか、あんなに頑張ったのにその評価がこれだけかよ・・・となるのだ。

ま、世の中いろんなのがいるから、うまくつきあっていかないとこっちまで疲れちゃうからね。自戒を忘れずに、そしてつきあう価値の無い人とは疎遠になってもなんら問題ない。

ちなみに
つきあう価値・・・と言うのも勘違いしている人が中に入る。銭金や名誉などの狭義の損得勘定ではなく、広義の損得勘定なんだよね。

この人と話をしていると何となく楽しい・・・・・これは素晴らしく価値のあることだ。

この人と一緒にいると、直接的な害はないんだけど何となく不愉快になる・・・・・これはつきあう価値は無いと言って良いだろう。

こういう人を救済することに喜びを見いだせるマリアさまなら別だろうが。バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!