軽井沢グランドフォンド | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

この週末は軽井沢グランドフォンドというちゃりイベントに参加してきた。

夏に参加した
望郷ライン・センチュリーライドと方向性は同じで、山岳ライド系のドMイベントだ。バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ! 

コースはこんな感じ。

中軽井沢(軽井沢千ヶ滝温泉)⇒北軽井沢⇒長野原⇒嬬恋(バラギ高原、パルコール嬬恋)⇒愛妻の丘⇒鹿沢温泉⇒(鹿沢スノーエリアは分岐を通過のみ)⇒湯ノ丸スキー場⇒湯ノ丸・コマクサ峠⇒高峰高原ホテル(アサマ2000スキー場)⇒(一気に下って別荘地を通り、)軽井沢千ヶ滝温泉(ゴール)

https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=1823470ba51bd5253c0d749fc255d91c

走るのは日曜なので土曜日はのんびりと出発し、とりあえず、昼過ぎにスタート&ゴールである千ヶ滝温泉に行ってみた。
ここは中軽井沢の駅からまっすぐ上がってきたところで、途中にも
ほしのゆとか言う温泉?も有り、かなり混雑しそうな場所だ。
日曜の朝の集合時間は心配ないが、帰りには18号線で降りる道が基本的に1本だけなのでモタモタしているとかなりこみそう。。(^_^;

土曜日はグルメライドというイベントをやっていたがオイラはそれには不参加。


雲は多いが時折陽が差す天気だが、日曜日の明け方は限りなく雨の予報が出ている。。。


しかもこの時期の気温は・・・・(^_^;
まあ、じたばたしても仕方ない。予報どおりなら小雨程度の筈だ。朝、あまりにも雨がひどかったらやめて帰るだけのことだ。(爆)

土曜日はそのまま佐久にあるビジホにチェックイン。
夕方から遅い昼飯&早い晩飯を食べながら飲んだくれて早めに就寝。

翌朝、起きるととりあえず佐久周辺は雨は降っていない。
身支度を調えてからスタート地点へ車で移動。道もドライだ。
予報ではスタート地点は朝から雨の筈だったが、厚い雲に覆われているものの雨は降っていない。(^_^)v

スタートは7時~8時15分の間に各自のペースですれば良いらしい。いわゆる
ブルベ方式なのだそうだ。

※ブルベ⇒自転車版のオリエンテーリングみたいなもので規定時間内に定められたチェックポイントを通過すればOK

・・・・とはいえ、今回のコースは登りが多い。
単純な獲得標高で比較するならば、夏に走った望郷ライン・センチュリーライドは2500m、距離も110km。
今回は獲得標高が2000mちょっとで距離は85km程度。
これだけの比較ならば今回の方が楽に見えるが、望郷は小さい山を合計3つ往復したのだが、今回は小さい山も少しあるが、なんと言っても
標高2000mまでのながぁ~い登りがある。しかもけっこうな勾配が続くようだ。
登りに自信が無いオイラは人よりもかなり時間がかかるはずだ。(苦笑)

オイラが今回参加したのはこれが目的だ。
望郷ラインではヘロヘロになりながらも、
ド貧脚用ローレシオに助けられ、なんとか走りきったが、長い登りの中でどこまでがんばれるかを試してみたかったのだ。

注)私はMではありません。バキッ!!(-_-)=○()゚O゚)アウッ! 

ま、登りが大の不得意なことを自覚していることもあり、時間に余裕を持つために7時の先頭グループでスタートした。この時間にスタートしたのは20名くらいかな。意外に少ない。

ちなみに朝7時のスタート地点の
気温は10℃。そしてこのあとも雨の可能性が高いため、それなりの装備だ。
上は長袖のインナーの上に少し厚手のサイクルジャージとウインドブレーカー。下は通常のサイクルタイツ。グローブは雨になってもいいように防水グローブだ。
サドルバッグにはシューズカバーとカッパの上下、そして冬用のグローブも入れておいた。(^_^)v

出発してすぐに登りが続くのでまだ身体が温まっていないし、脚も回らないので5%程度の勾配の割りにはずいぶんキツく感じた。
北軽井沢に入るとグンと気温が下がり、
5℃くらい。登っていてもそれほど暑くないくらい。
そして
第2チェックポイントまでの下りではとんでもなく寒かった。ちょうど8時くらいだったかなぁ。
※ブルベ方式のため、スタートを第1チェックポイントと呼ぶらしい。。。

北軽井沢のローソンでエイド食の豚まんと羊羹をもらい、少しだけ暖をとった。
ふと見るとローソン駐車場の隅にこんなものがあった。



浅閒登山レースが開催されたのがこの辺りなのは知っているし、一度友人に連れられてコースまで行ったことはあるが、正確な場所は覚えていない。
こんな碑が建っているくらいだからすぐ近くなのだろう。。。

登りが苦手なのと身体が冷え切っていてなかなか暖まらないため、少しだけ休憩したらすぐに出発。

北軽井沢からさらに北上し、長野原へ出たら、嬬恋を目指す。パルコール嬬恋スキー場やバラギ湖をかすめて、
愛妻の丘が第3チェックポイントだ。
ここは群馬でラリーをやるときの観戦ポイントになるという話は聞いていたが、来たのは初めてだ。


いなり寿司ももらってひと休み。
さて、このあとがいよいよ本番の登りだ。

愛妻の丘から南下し、鹿沢温泉を通過して
湯ノ丸スキー場のある場所を目指す。そこにある湯の丸高原ホテルが第4チェックポイントだ。
鹿沢温泉から少し登ったところに鹿沢スキー場の入り口があるが、道からではゲレンデの様子は見えなかった。
鹿沢口から湯ノ丸までは約7km。その間で標高を600mくらい稼ぐことになる。

単純計算だと平均勾配は8%オーバーだ。
序盤は10%勾配が数百メートル続くと5、6%に落ちる部分が有り、なんとか脚を休ませ?ながらがんばれたが終盤はさすがに10%がずっと続く感じ。。。

いくら超ローレシオを以てしても
インナーローくるくる大作戦だけではだんだん通用しなくなってきた。(^_^;

サドルの先端に座ると脚を回しやすくなるがケツが痛くなるため、先端で数十回転脚を回したら今度はサドルに普通に座って引き足を意識して数十回転という感じで堪え忍ぶ。
そしてそれでも脚が回らなくなってきたら2段シフトアップして
スローなダンシング。。。

ダンシングではなるべくシッティングとは違う筋肉を使って登ろうとするし、そもそも筋肉に力を入れず、体重でペダルを踏み込むことを意識してはみるものの、やはりそう都合良くは行かない。(爆)
大腿四頭筋がぷるぷるしてくる。。。
だからダンシングで20mくらい進んだら、またシッティングに戻して・・・と言う事を繰り返していた。

この道は昔から数え切れないほど車で通っている。湯ノ丸から鹿沢方向への下りはじめがかなりの急勾配で真冬の凍結した路面で何度もオーバーランしそうになったものだ。(苦笑)
だから、登っていてもラストの2km弱に、この急勾配が待っていることを知りつつ、ヘロヘロになりながらも足をつかないぞと自分に言い聞かせる。(笑)

最後はヘアピンの連続になるがそれはゴールが近い証拠だ。
ガーミンサイコンが示す、標高と目的地までの距離を見ながらしみじみと登る。

そうこうしているうちにようやく到着。。。(^_^)v
もうホントにへろへろだ。


湯ノ丸スキー場もオープンまでは1ヶ月以上あるせいかまだ人工雪を作る気配はない。

ここではカレーライス、ラーメン、山菜そばのいずれかをもらえると言うことだが、登りですっかりやられてしまったオイラはあまり食欲がないので山菜そばをもらった。
それも少し残しちゃったけどね。(苦笑)

しかし、ここにチェックポイントがあるからいったん休憩出来たものの、この先もまだ登りがある。
ここからは小諸方面へ下るのではなく、東へトラバースして、
コマクサ峠まで登るのだ。そこが今回のコースの最高到達点である。湯ノ丸からはさらに250mくらい上がるのだ。
湯ノ丸から序盤はそれほどの勾配ではないが途中からはタイトなヘアピンが続き、勾配も頻繁に10%オーバー。

もう燃え尽きた脚ではまともに進まない。
ごく希にコマクサ峠まで上がるハイカーの車が来るくらいで、ほとんど車は来ないのを良いことにヘアピンは大回りして少しでも登りやすくしてヘコヘコ進んだ。
そしてようやく到着。。。(^_^)v



ここまで来ればあとは下り基調。。。と思いきや、アサマ2000スキー場へ抜けて第5チェックポイントの高峰高原ホテルまでは
砂利ダートなのだ。
しかも下りの砂利ダート!! 
途中は結構な浮き砂利なのでちゃりの細いタイヤではバランスとるだけでも冷や汗ものだ。しかも下りだからブレーキをかけっぱなし。
握力がバカになってくるので途中で時々止まっては握力を快復させつつ下った。

そして林道ではお約束のグレーチングがところどころにあるのだが、これがまた恐怖だ。

グレーチング自体の格子の幅は25c以上のタイヤなら特に問題なくクリア出来そうだが、
グレーチング同士の隙間が3cmくらい空いているところが有り、危うくハマるとこだった。(^_^;
 
ちなみにバラギ高原に入ったあたりから雲が切れ始めて、時折陽射しがでるようになった。南から雨雲が来る予報だったが逃げ切ったようだ。(^_^)v

高峰高原ホテルでの最後のエイドで休憩した後、身支度を調えてから下り始めた。
何しろ、一気に800mくらい下るのだ。ありったけ着込まないと寒くて我慢出来ないはずだ。
上は暑くて脱いでいたウインドブレーカーを着て、さらにその上からカッパ。下も当然カッパを履いた。
シューズカバーは無くても我慢出来そうだったので付けず、グローブは冬用に交換した。

しかし、この道も何度も車で走っているが、特に上部はタイトコーナーの急勾配が続く。十分に減速しないと危ない。
幸い、ディスクブレーキ装備のグレートパンダ号は制動力は十分あるのでさほど怖い思いはせずに下った。(^_^)v

最後は18号まで降りず、
1000m林道という、この辺りの別荘地を東西に走るルートでゴールを目指す。浅閒サンラインのさらに北側だ。

時折、僅かな登りはあるもののおおむね平坦なので快調に走り、無事ゴール。14時ジャストだった。
朝7時にスタートしたので
所要時間はちょうど7時間。(^_^;
早い人はオイラよりも2時間くらいは前についているんだろうなぁ。。。。

案内を見ると制限時間は14時半までだったので余裕は30分しか無かった。(^_^;

ゴールで完走賞をもらった。


デモ、おいらこういうのをとっておく習慣は無いので写真だけ撮ったらすぐ捨てちゃうけどね。(苦笑)

今回のスタート&ゴール地点が温泉と言うことで、参加賞として温泉の入浴券をくれたのは良かった。しかもイベント名入りのタオル付きだから気が利いている。(^_^)v


ちゃりを車に積み込んでから、温泉で汗を流したのは言うまでも無い。
もっとも、モタモタしていると渋滞するし、もともとなが風呂が出来ないタチなのでさっさと上がり、出発したのが14時40分くらいだったかな。

この頃でも続々とゴールに向かってくる参加者がいた。
制限時間は一応目安で、杓子定規な対応をするわけでは無さそうだ。(^_^)v

帰りは案の定、中軽井沢駅前の交差点に出るだけで渋滞。15分くらいロスしたかなぁ。でも他に道がないから仕方ない。
そのまま18号線を東進するがほとんどの車は軽井沢インター方面へ右折しようと右折待ちが渋滞していた。
オイラは当然直進し、碓氷バイパスを越えて松井田妙義インターから上信越道に入った。

寄居を過ぎたあたりでお約束どおりに事故を起こした馬鹿がいたようだが、全体として見れば渋滞はそれほどひどく無さそうだし、下道に逃げるとなると本庄児玉で降りることになり、遠すぎる。。。
そこで渋滞嫌いのオイラだが、今回は大人しくそのまま突っ込んでいった。

結果からすると渋滞はしたものののろのろ動くレベルでぴたっと止まってしまってイライラするようなこともなく、意外にロスタイムは少なかった。(^_^)v
トータルのロスタイムは1時間くらいはあったが、それでもそれほど遅くならずに帰宅出来た。

いやー、しかし、疲れた。orz

とりあえずの達成感はあるし、速くは走れないけど、もうたいていの山は十分登れる自信はついた。(^_^)v

さ、来週は今シーズン初のモータースポーツな週末だ。
その後はぼちぼちと冬支度をしている季節だなぁ。。。週末ごとにちゃりを乗り回している内に、冬がすぐそこまで来ている。早いものだ。(´ー`)┌フッ