オイラは今現在、ちゃりを4台持っている。
ちゃり1号:
「自転車のあさひ」のオリジナルモデル。折りたたみタイプ。九州在住の頃、近所の買い物用として使って居たが関東に戻ってからはマンションの駐輪場で完全放置プレイ中だ。
この間ちらっと見たらリアタイヤがパンクしてぺっちゃんこだった。そろそろ粗大ゴミで出すかなぁ。(^_^;
ちゃり2号:
通勤用のクロスバイク。スペシャライズドのシラススポーツ2017モデルだ。前後にシマノの油圧ディスクブレーキを装備しており、雨の日の走行でも制動力に不安は無い。
マウンテンバイク並みに広かったハンドルはギリギリまでカットし街乗りに適した状態にしてある。前後のフェンダーに加えて、リアキャリアと振り分けバッグを付けっぱなしにしているので通勤用としてはほぼ無敵だ。(^^)v
ちゃり3号:
ちゃり2号を買ってしばらくしたら、ちゃりに乗るのが楽しくなって購入したロードバイク。スペシャライズドのルーベSLスポーツ。2017モデル。今はフォークとフレーム以外は全てパーツ交換してある。(苦笑)
ちゃり4号=盆栽パンダ号(仮):
中華カーボンフレームを使っていちから組み上げた油圧ディスクブレーキ装備のロードバイクだ。中華品質にはなかなか笑わされたが、出来映えはそんなに悪くはない。ディスクブレーキのロードに乗ってみたくて組み上げたのだが、やはりこの制動力は魅力だ。下り坂でも下ハンを握ること無く十分な制動力を得られるため、安心感がある。ロングライド用にしようと思っている。
まあ、そんな感じなのだが、ちゃり1号は別として、その他の3台を通勤や週末ライドで乗り比べるとけっこう違うので面白い。オイラレベルが感じることの出来る違いは主に足回りの差がほとんどではあるが、パーツによってこんなに違うものかと思う。
まずはちゃり2号。
ロングホイールベースでかなり重めのフレームと言うことも有り、安定感、安心感は抜群だ。パナレーサーのコンフィという町乗りタイヤ(700x28c)にしてあるのでそこそこ軽快に走れる。
2階にある自宅から持って降りたり、あがったりはかなりずっしりと重いが走り出してしまえばそれほどは気にならない。
トリガータイプのブレーキレバーなので力を入れやすいし、油圧ブレーキのおかげでストッピングパワーは強力だ。ただし、下りでけっこう速度が出たあとのハードブレーキではやはり重さを感じる。ブレーキは一生懸命仕事をしているのだが車重があるので意外に制動距離が伸びる。もともと重い上にキャリアやカッパを積みっぱのせいもあるのだが。。。
フロントだけでもφ180にしたくなる。(苦笑)
ちゃり3号。
保安部品を外せば8kgを切るくらいの重量なので十分軽い。一流ブランドではなくPRIMEブランドだがカーボンホイールを装備しているので見た目もそこそこかっちょいい(と思って居る)。
タイヤはIRCのチューブレス。フォーミュラライトの25cを履かせているが、実寸で幅25mmのこのタイヤはよく転がるようでゼロ発進での加速はちゃり2号と比べるまでも無いくらいだ。
新型アルテグラで全て組み上げてあるおかげで変速がスパスパ決まるのは乗っていて気持ちが良い。特にフロントの変速がすぱっと決まるのは特筆ものだ。
ハンドリングもニュートラルで適度な安定感もあってクセは無い。
カーボンホイールの制動力だが少なくともドライコンディションならば必要十分な効きを示す。ただし、長い下りで速度が上がっているときは急制動のマージンは少ないため、下ハンを握ってやらないとかなり不安はある。
従来は週末ライドでしか乗ったことが無かったのだが先日試しに通勤で乗った見たところ、ストップ&ゴ-が多くブレーキの負荷が高いせいかブレーキのききにはかなり不満が残った。やはり街乗りにはキャリパーブレーキ&カーボンリムではちょっと力不足の様だ。
ちなみにカーボンホールのリムブレーキは雨の日にはほとんど効かないというが、雨では乗ったことがないため、雨中での制動力は未評価だ。
盆栽パンダ号(仮)。
カンパニョーロのZONDAホイールを履かせたおかげか、中華炭素フレームの剛性が低いためなのかは判断が付かないが、乗り味はソフトで手や尻へのごつごつ感はちゃり3号よりもソフトだ。加えて油圧ディスクブレーキのききは抜群なのでロングライドでは無駄に疲れなくて良さそうだ。タイヤはコンチネンタル・グランプリ400S2というのを履かせてあるが、25cのはずが実測では27mmもあることも乗り心地にひと役買っているかもしれない。
ひらひら感のつよいハンドリング特性で有り、若干切れ込む傾向があるようだ。コーナーなどではちゃり3号の方が安心感はあるが普通に走る分には何ら問題は無い。
あまのじゃくのオイラとしてはこの安っぽいノーブランド感がけっこうお気に入りだったりする。(爆)
ちゃり3号よりは0.5gくらい重い。実際のウエイトどおり、ちゃり3号よりは少しだけ重さを感じるがそれは階段を上り下りするときだけで、走っている分には感じない。ゼロ発進でも特に違和感は無い。
ちゃり3号よりも明らかに劣っているのはフロントの変速性能。
suginoのクランクがいまいちなのかフロントディレイラーとアウターギアの間が詰め切れず、隙間がかなり空いている影響なのか。おそらく後者の方が影響は大きいと思う。
まあ、実用上は問題ないのでOKだが。
そんな感じで最近はそれぞれに特徴のあるチャリを乗り比べる楽しみも味わっているのだ。(^^)v