子供の頃は夏と言えば、セミ、トンボ、チョウチョなどが身近な昆虫だった。
東京の下町で生まれ育ったため、近くに山はもちろん、森や林は無く、カブトムシやクワガタは田舎の方に行かないと出会えない貴重な存在だった。
今は都内では無く、東京近郊の軽く田舎な地域に住んでいる。(爆)
地域の施策のようだが小規模な雑木林が近くにいくつかあり、少し離れれば割と大きめの神社やお寺もあるので樹木はそこそこある。
もう少し離れているが川沿いには田んぼもある。
余談だが5月連休中から明けにかけて、代掻き&田植えをしていた水田ではすでに実を付け始めている。早いところはすでに稲穂が重そうに頭を下げている。
そして週末に田んぼ周辺をちゃりで走ると蛙の鳴き声が賑やかだ。
残念ながらトンボの姿はあまり見かけないが自宅周辺の雑木林のおかげか、セミはやかましいくらいに鳴いている。
子供の頃はアブラゼミばかりという印象があったが今住んでいる場所ではむしろミンミンゼミの方が多い気がする。単に時期がずれているだけかもしれないが。
それと都内に居た頃は滅多に出会えなかったヒグラシが近所で鳴いている。
ヒグラシとツクツクホウシは風情があってスキだなぁ。
ヒグラシは初夏~盛夏によく聞くし、鳴くのは朝か夕方なので哀愁が漂う。
ツクツクホウシは夏の終わりを告げる。これまた何とも言えない気分になる。
そう言えば、シャワシャワという鳴き声が混じっているのに気づいた。クマゼミのようにも思えるし、その割りには声が大きくない。九州にいるときにクマゼミの声はかなり聞いたので声が小さいから違う種類なのかなぁ。
ネットで検索すると最近は都内でもクマゼミを観測出来ると言うからもしかしたら・・・・
いずれにしても増えている印象のミンミンゼミ、減っている印象のアブラゼミと合わせて考えるとやはり生態系が少し変化しているのかもしれない。
人間が環境を激変させているからなぁ。