盆栽パンダ号(仮)のその後の話だ。
交換しようと思って購入したハンドルが先週届いたので土曜日の朝、走りに行く前にさっそく交換した。
ちゃり3号:スペシャライズド・ルーベに付いていたスペシャ刻印付きのごく普通のコンパクトタイプからシマノプロのコンパクト・エルゴノミクスに換えた。
幸いリーチもドロップもほとんど同じなのでステムのセッティングは変更しなくても違和感は無さそうだ。
上ハンのところの断面が楕円形になっていて手のひらを乗せたときに面圧が下がる。
実際、ポジションを取ってみると手の負担がかなり軽減されそうだ。ロングライド用に使う為に購入したのだが思惑どおりのようだ。(^_^)v
8時半頃、交換を終えて暑い中、さっそくメタボライディングかなと出かけたが自宅から1kmも行かないうちにトラブルに気づいた。 orz
フロントがインナーに落ちたままになっていてアウターに引っ張り上げられないのだ。
それにリアもロー側の3枚にはシフトできない。
どうやら前後ともにワイヤーがゆるゆるのようだ。
仕方ないのでいったん家に戻り、きちんとメンテをし直した。
ハンドル交換をした際にケーブルのアウターチューブがきちんとハマっていなかったのでバーテープをいったんはがしてケーブルを挿し直してみた。
だが、それでもインナーワイヤーのテンションがゆるゆるだ。。。
どうやらインナーを締め付けているロックナットの締め加減があまく、ハンドル交換の際にブラケットがぶらぶらした状態の時に引っ張ってしまったらしくインナーがずれたようだ。
仕方ないので前後ともにインナーケーブルをセッティングし直してなんとか復活。
ついでに変速機周りのマシ締めをしたところ、意外に締まるところが多い。(^_^;
どうやら組み上げたときに仮止めのあと、本締めを忘れていた、もしくは本締めのトルクが不足していたようだ。
初期伸びが取れたところで点検を兼ねてマシ締めをしないといけなかったんだろう。。。反省。(苦笑)
なんだかんだと時間をロスしたが9時半ころ再び出発した。
出発が遅くなったのでいつもの丘があるところまでは行かず、平坦路のみで済ませる気になっていた。何しろ朝から30℃くらいの気温だ。お昼くらいには帰ってこないとヤバイ。(^_^;
走り始めてフロントからカタカタ音が聞こえるのが気になった。
最初はブレーキ周りかなと思ったが、 脚を止めると音が消えるのでクランクかチェーン周りだろうと考えた。
帰宅したらゆっくりチェックかなと思っていたが、どうも脚と音が同期しないようだ。
そのうち、やけにフロントの乗り心地が良いというかグニャグニャすることに気づいた。
試しにシッティングのままでハンドルを引きつけて少し力を入れてペダルを漕ぐとハンドル周りが動くのがわかった。
軽くダンシングをするとグニャグニャ。。。
ヤバイ!!
ヘッドパイプだ っ!!
とりあえずスペースがあるところまではゆっくりと走り、締め付けをチェックしたところ、
ゆるゆる
だった。orz
だがトップキャップを締めるとある程度以上はトルクが上がらない感じだ。
もしかしたらコラムの中でプレッシャープラグが滑っているのかもしれない。これは帰宅後のチェックだ。
とりあえず、応急処置としてトップキャップを締められるだけ締めたところ、カタカタ音は消えた。
そう言えば、先週の通勤で使ったときもカチカチ音が気になったがハンドルポーチがヘッドパイプに当たる音だと思って気にしていなかった。恐らくその時からすでにヘッドパイプはゆるゆるだったのだろう。。。
幸い、たいした距離は走っていないのでベアリングにダメージを与えるほどではなかったと思うが、気をつけないとなぁ。
とりあえず、当初の予定どおり60kmほど汗をかいてから帰宅。
そして帰宅後、汗をながしたあとでまじめにあっちこっちをマシ締めしたのは言うまでも無い。
けっこう、締まったのでやはりマシ締めとチェックは必要だなぁとあらためて反省・・・・
チェックとマシ締めのついでにフロントブレーキディスクの外径にマジックで色をつけた。
キャリパーの股と干渉したらすぐにわかる。
ちなみにこの日はスマホをハンドルサイドに付けたポーチに入れていた。いつもはジャージの背中のポケットに入れるのだが暑苦しいのでポーチに入れたのだ。
しかし、帰宅途中で写真でもと思ってスマホを取り出したら、液晶はなんとか写るが、本体の温度が高くなりすぎとアラームがでて写真撮影は出来なかった。
ムリも無い。走っている間のサイコンの温度表示はずっと38℃くらいだったからなぁ。(苦笑)
今後は暑苦しいけど背中に入れて走った方が無難なようだ。(^_^)v
ああ。この鬼のような暑さはいつまで続くのだろう・・・・