プロジェクトに必要なパーツが揃いつつある。
納期が長いのはイギリスから海外通販で購入した11速対応のホイール。そしてFD用のバンドだ。
しかし、海外通販はともかく、何故シマノ製のFD用バンドがそんなに時間がかかるのか???
発注して数日経っても発送の実績が出ず、配達予定が6月5日~12日となっていた。
どう見ても海外からの発送臭い。恐らく中国からの発送だと思うが、パチモンの可能性が高いと予測した。
と言うのもアマゾンでプライム対象部品と言いながら、到着まで2~4週間とでているからだ。
むむ~ん・・・
とはいえ、汎用タイプのものはφ31.8用が欠品しているお店ばかりだ。
いろいろ探している内にぼったくり価格で売っているところを一つだけ見つけた。
大人しく、シマノ製の振りをした中華製とおぼしきFDバンドの到着を待つか・・・
or
差額は数百円とはいえ、時間を金で買うか・・・・
悩ましい。。。。
いずれにしてもホイールが届くのはあと1週間くらいはかかるはずなのでもう少し様子を見よう・・・・・と思っていたら、水曜日には配達の不在通知が入っていた。3日前のことだ。
到着予定日よりも10日も早い。
はやっ!!
発注から5日でイギリスから届いたことになる。(驚)
本来は船便の筈だが、たまたまエア便の荷物があってカーゴスペースに押し込めたのだろう。
ゆうべ、再配達してもらった。
そうなるといよいよFD用バンドを悠長に待っている気分ではないため、不在通知が入っていた日にぼったくりショップに発注した。
それもゆうべ届いた。
それ以外はだいたい揃っている。
前後のブレーキキャリパーはすでにあるし、ブレーキ&シフトケーブルはインナーはもともと持っているのだが、アウターが足りないのでこの際なのでセットで購入。
ハンドルポジション調整用のステムも入手済みだ。
初めに17°/60mmというものを手に入れたが、やはりもう少し手前にセットできるようにも準備しておきたかったので、MTB用だと思うが、0°/40mmというものも確保した。
恐らくどちらかで行けるはずだ。
あとは実際に作業するだけ。
しかし、ディスクブレーキ用のホイールの場合、フロント用がリムブレーキ用とスポークの組み方が変わってくる。
考えて見れば当たり前だが、リアと同様にハブとリムの間でねじるように力の伝達があるのでラジアル組みが出来なくなり、リア同様のクロス組になる。
ラジアル組のシンプルな美しさと比べると無骨な感じがイマイチだ。
ディスクブレーキである以上、仕方ないことだけどね。(´ー`)┌フッ
作業とは関係ないが以前から一つ気になっていたことがある。
現状はヘッドセットのカラー位置を変えて、ステムを一番下に付けている。しかもステムは裏付け。すなわちこれ以上低い取り付けは不可能だ。
そうなるとカラー部分が突きだしているのがイマイチかっこわるい。
この際だからフロントフォークのヘッドパイプも5mmカラーが入る余地くらいを残してカットしてしまうとすっきりするかなと考えている。
試しにヘッドキャップを外して中をのぞくとカットすることは出来そうだ。
だが、みていて何か違和感があった。
そう、中に入れてあるナットがいわゆる鉄板タイプなのだ。ツバの付いた鉄板ナットを叩き込んであるのだ。
だが、ちょっとマテ。。。
ちゃり2号はメインフレームはアルミだがフロントフォークはカーボンだったはずだ。
カーボンってのは切り欠き感度が高く、キズなどが入るとそこから折損しやすい特性を持つ。いくら内側とは言え、カーボン相手にこれはないだろう。。
普通は薄型タイプで締め上げると外径が広がってパイプ内径と固定するタイプを使う筈だ。
よく見るとヘッドパイプはどう見てもアルミだ。
・・・ってことはフロントフォークがカーボン製と言ってはいるがカーボンなのはフォーク部分だけらしい。
これ、たぶんコストダウンだな。。。
ほ~
スペシャライズドってこういうところでせこせこコストダウンするんだぁ・・・・。
ちゃりは気に入っているけどちょっと信頼が落ちたかなぁ。
ヽ(´ー`)ノ ハア
ちゃり2号に話を戻すと、ヘッドパイプのカットは最終的にポジションが決まり、実際に乗ってみてこのままで全てOKになってからの話だ。とりあえずはほっとこう。。。(-。-) ボソッ
現状のブレーキラインの取り回しをみると、リアは全て外配管だ。ブレーキレバーからキャリパーまでの配管をそのままにして外せそうなので保管が楽だ。
だが、フロントはフロントフォーク内を通しているのでいちど油圧ラインを切って外す必要がある。
そしてメカニカル用のアウターを通さないとならないのだが、うまく通せるかなぁ。
いったん切り離した油圧ホースを引き抜くときにアウターをつないで通せるといちばん楽ちんかな。
アウターをいきなり通すのが難しそうなら、要らないシフトケーブルをつないでやればなんとかなるだろう。
作業の段取りもだいたいわかった。
・・・・実は週末の気の緩みで夕べ飲み過ぎ&夜更かしをしてしまった。(^_^;
今日は朝早起きしてちゃりザップの予定だったのに・・・
目覚ましは鳴るものの軽い二日酔いで無理。。。(爆)
そんな訳で結局7時半に起床したものの、そのままちゃり2号のニュー盆栽プロジェクトに突入したのだった。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
朝、8時過ぎから開始して、なんだかんだで午後3時くらいまでかかったかな。
途中でちょっと出かけたりとかもあったけど。。。
作業に時間はかかったが技術的に難しい部分は何一つ無く、むしろいつものようにフロント&リアのディレイラーの調整が一番時間がかかったかも。(苦笑)
一番心配していたBB周りも手持ちの工具ですべて対応できたし、センターロック式のブレーキディスクを新しいホイールへ移植する際も一瞬、合う工具がないと焦ったが手持ちの中を片っ端から確認したら対応できた。(^^)v
機械式ディスクブレーキの調整も適当にやってたらまあOKな感じまで持って行けた。(^^)v
コツとしては内側のパッド位置を引きずらないぎりぎりにうまく調整することと、ある程度調整できたら、ブレーキをかけた状態でキャリパー固定ボルトを最終的に締めることだった。(^^)v
ま、そんな感じで組み上がったので各部のチェックをかねて近所のスーパーまで買い物に行ってきた。
ハンドルの位置はちゃり3号とほぼ同じサドル~ブラケット間距離にあわせたが、街乗り&通勤専用なのでもう少しハンドルを手前にしてアップライトなポジションにしてもいいかも・・・・
今回は60mmのステムで組んだが、少し様子を見てから40mmに換えても良いかもね。(^^)v
そしてメカニカルディスクブレーキはレバータッチは油圧に劣るけど効きとしては十分。ブラケットポジションでの操作でも問題ない。
通勤チャリとしてはとっさの時の制動力が一番重要な性能だが今回の盆栽化でも特に問題ないので当面はこのままで運用することに決定した。
今まで使っていたバーハンドルはだいぶカットして幅を狭くしてあるもののドロップハンドルに比べると引っかけそうで怖いんだよね。
という訳でビフォー&アフターはこんな感じ。
ちなみに下の写真の状態で11.5kg。。。
もともと重いチャリだし、キックスタンドやフェンダーも付いているから、まあこんなもんでしょ。
でもこれなら気合いさえ有れば、雨の日でもちゃりザップ出来る。(^^)v
ちなみにサイコンはガーミンをつけて居るが、元々つけて居たキャットアイも移植した。
ステムが短くなったため、トップチューブに移植したけどね。これでトータルの距離はだいたいわかるようにしてパーツの寿命やメンテインターバルの目安にしているのだ。
なかなか楽しい盆栽プロジェクトだった。(^^)v