ほぼ、盆栽化が終了したちゃり3号。
あとはやるとしたらカーボンパーツの導入による軽量化だが、コスト対効果で考えるとあまり意味があるとは思えない。
数十グラムのレベルでしか軽量化が図れないのにうん万円単位の出費となるのはどう考えてもオイラの経済観念からすると合理的な行動には思えない。
本気でちゃりを軽くしたいのならば、フレームにまずお金をかけない限り、状況は変わらないだろう。そしてそれはすなわり買い換える、もしくは買い足すことを意味している。(爆)
・・・・と言うわけで軽量化に関する盆栽化計画は妄想の中だけでほぼ終了している。(苦笑)
だが、メカいじりの楽しみとしての盆栽化の妄想はとどまるところを知らない。
ちゃり2号のフロントメカをMicroshiftからシマノのALIVIOに変更しようなんてのも以前からある構想だ。
シフターが2段から3段に変わる。FDのセッティングで2段変速で使うことも出来るはずかもしれないが、せっかくだから3段にするとなると面倒になる。
この場合、FDが3段変速になる関係でクランクも3段仕様に変える必要があるが、これはオイラの使い勝手からするとまったく意味をなさない。
現状のちゃり通勤ではフロントはアウターしか使って居ないのでインナーが何丁だろうが、何枚あろうがまったく意味が無いのだ。
ひとつだけメリットがあるとしたら、チェーンガードが付いていることくらいか・・・(苦笑)
もしもこの盆栽化計画を推進するとすれば、以下のパーツが必要となる。
シマノALIVIO 左側シフター&油圧ブレーキ一体品
シマノALIVIO フロントディレイラー
シマノ 3段クランク
オクタリンク対応BB
これだけのパーツを交換しても、得られる効果は左レバー周りがシマノに統一されたことに依る外観とズボンの裾を汚しにくいチェーンガードだけだ。
ま、やっぱりこの妄想は却下だな。(´ー`)┌フッ
ちゃり2号に関してはやはりやるならばチェーンガードの装着だ。
裾がある程度細いジャージで乗っているので特に問題は無いが、ガードはあるに越したことはない。(´ー`)┌フッ
そして今ひとつ、妄想がわき上がっている。(爆)
ちゃり3号のフロントスプロケットの楕円化だ。
楕円形のスプロケットというのはかなり昔から存在する。
シマノも昔は販売していたはずだ。(今でもあるのかは不明・・・)
確か当時のシマノの楕円は力が入るところを短径とし、力が抜けるところを長径としていたはずだ。つまり力を入れるべき時はチェーンを回すための力をより出しやすくするために短い半径にして、クランクが上下死点を通過する当たりでは半径を長くするという発想だったはずだ。
発表された当時、ペダリングするイメージに違和感を覚えた記憶がある。なんかどうあがいてもクランクを丸く回せる気がしなかったっけ。(苦笑)
ふと思い立ってしらべて見ると、海外メーカーからいくつか楕円スプロケットが販売されているようだが、最近のものはその逆の発想のようだ。
すなわち力が入るときのチェーン駆動半径を大きくしてパワーをかけやすく(逆に言うとパワーが必要と言うこと)、上下死点では半径を小さくすることで素早くデットポイントを通過させてしまおうという発想らしい。
確かにどんなに脚力がある選手でもクランクが上下点ではただ踏んだだけでは回転力にかえることは不可能で有り、ちゃりを推進するための力にはならない。
楕円量が10%のスプロケットだとしよう。仮に歯数が50丁だとすると真円の場合のチェーン駆動部の半径は常に一定だが、10%楕円だと±5%の比率で駆動部半径が変化すると言うことだ。言うなれば52.5丁と47.5丁に規則的に変化するというイメージだ。
実際これどうなんだろうねぇ。。。
確かに人力でクランクを回す以上、常に一定のトルクをかけて回すことは不可能だ。エンジンと同じで力が入れやすいとき(燃料を爆発させたとき)はクランクを速く回そうとするし、力を入れにくいときは回転は鈍る。
一見するとクランクは一定の回転速度で回っているようにも見えるがミクロ的な評価をするならば常に角速度変動を伴う回転だと言うことになる。
大昔のシマノ楕円の発想にはあまり共感を覚えないが、最近の楕円の方向性には一応の合理性があるような気がする。
もともと真円のスプロケットでは角速度変動を伴う回転運動=ペダリングとなっているのに対し、楕円にすることでその角速度変動を軽減し、一定の回転速度にしようという発想だ。
要するにクランクを丸く回すという奴だ。
う~ん。おもしろい。
世間の評価をみると賛否両論。
色物扱いの域を出て居ないというのが正直な感想だが、使ってみたいなぁ。
アウターは楕円にするとフロントディレイラーのセッティングが面倒になるのと、シフト性能が落ちそうで心配だが、インナーだけなら試しに使ってみてもいいかも。
オイラはコンパクトクランクを使って居るのでインナーは34丁である。
これを10%楕円にすると、30.6丁~37.4丁の可変にするのと同じ効果と言うことになる。
自慢じゃないがオイラはへたれ脚だ。登りは大の不得意。(^_^;
真円ギアと同じトルクを発生させるならば、瞬間的にとはいえ10%も強い力で踏まないとイケないことになる。。。不安
しかし、全体としてきれいに回せる方が、一発一発をぐっぐっと踏んでいくよりも楽に脚を回せそうなイメージもある。(謎)
こればかりは人に聞いてもどうなるかはわからない。試してみるしかないだろう。。。ホントか・・・・(^_^;