SPD-SLとSPD。
どちらにも良いところがあるので迷った末にSPDシューズとビンディングを買ったという話はすでに書いた。
オイラが使って居るシューズはこれだ。
SPD-SL用: SIDI GENIUS 7 MEGA
SPD用: SIDI MTB DOMINATOR 7 MEGA
MEGAとあるのは足幅が広いモデルを意味する。
最初にSPD-SLシューズを買うときに、甲高ダン広のおいらの足には国産のシマノ一択だという思い込みがあった。
しかし、シマノのシューズはデザイン的にぴんとくるものがなく、さんざん迷った。
それに大昔、MTB用にSPDシューズを持っていたがその時のシマノは意外に細身でおいらの足幅にはジャストフィットとは言いがたかったのだ。
いろいろ探しているうちにSIDIにはメガモデルという幅広モデルがあることを知ったのだ。デザイン的にも値段的にもまあまあだったのでこれにした。
中敷きがあまりにも安っぽいのでスポーツ用の中敷きを買ってきて入れ替えたが肝心の足のフィット感は悪くない。(^_^)v
どちらもサイズは41。
MEGAモデルが前提ならば、40ないし、40.5がベストサイズかもしれないが、足がむくんだときや厚手の靴下を履きたいときに困るのであまり攻めなかった。(爆)
SPD-SLの方では致命的にあわなかったクリート位置だが、大改造してなんとか力が入る位置にしたのは既報だ。
今は基本的に不満はない。
なんと言ってもSPD-SLの方がロードバイクには似合っているので、意味の無い満足感もある。(爆)
だが、以前も書いたように輪行などで降りて歩くときのことを考えると圧倒的にSPDの方が使いやすい。
だから、ロード用のGENIUSと全く同じデザインでしかもメガモデル設定のあるマウンテンバイク用シューズを購入したのだ。
届いたシューズを比べてみても足へのフィット感やソールの剛性に違いは感じられない。
あ、余談だが、新品を履いたときはタンが固くて違和感があったが、数日、通勤ライディングで使ったらたいぶなじんだ。(^_^)v
僅かに違うのは足底の厚さというか、ビンディングに装着したときの足裏とペダル軸の距離だ。
もっとも見比べた範囲で僅かに数mm違うかも・・・?というレベルなので、実際に使うときに違和感があったらサドル高さをほんの少しいじれば済むレベルだと思う。
やはり一番大事なのは足裏のどの辺りにペダル軸が来るかと言うことだ。
うしろ気味のクリート位置で、母指球で引っかけるような感覚でペダル軸を踏みしめる感じが今のところ良い感じなのだ。
連休に入って初日にちゃり3号に乗った。
ロードバイクに乗るのはちょうど半年ぶりだ。昨年の11月初旬に乗ったのが最後だから。
まずは今までどおりのSPD-SLで走った。クリートの位置はだいたいSPDや通勤用クリッカーと同じ位置に合わせてある。
久しぶりなのでムリせず、ゆっくりとフィーリングを確かめながらの走行だ。
距離は短いが上り坂ではなんちゃってダンシングもして見た。(^_^;
余談だがシューズ底のクリートとかかとの間にスポンジを貼り付けてみた。
ペダルを裏踏みしたときやビンディングをはめずにゆるゆる踏むときに滑って踏み外すことが多く、けっこう危ないので対策になればと言うことでやってみた。
ホームセンターで売っている両面テープ付きのスポンジテープだ。
結果は・・・・まるで駄目だった。(爆)
話は戻る。(苦笑)
相変わらず登りは苦手だがシューズにその責任はない。バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
乗り始めた頃はクリート位置が前すぎて違和感だらけだったが、今は足裏のパワーポイントで踏める位置に調整してある。これでも登れないのはひとえにおいら自身の問題である。(爆)
そして翌日からはペダルを交換して、SPDシューズで走ってみた。
両者のペダルの踏み心地のちがいはオイラにはよくわからない。(苦笑)
違うと言えば違うかもしれないが、それがどうしたというレベルである。
降りたときの歩きやすさや、ビンディングを拾うまでの間のペダルの踏みやすさに於いてはやはりSPDの方が使いやすい。
結局、休みに入ってから昨日までの5日間で440kmほど走った。
内訳はこんな感じ。
1日目:100km(SPD-SL)
2日目:60km(SPD)
3日目:100km(SPD)
4日目:100km(SPD)
5日目:80km(SPD)
SPDで300km以上走ったのでシューズはほぼ足になじんだ。
・・・で、結論だが
SPDでOK。全く問題なし。(^^)v
確かに世間で言われるようにSPD-SLの方が広い面でペダル軸を踏んでいる感じはするがSPDでもある程度ソールがしっかりしたシューズならば全く気にならない。レースをするのであればともかくオイラのようなメタボライディングでは何ら不具合はない。(苦笑)
そしてビンディングの拾いやすさはやはりSPDの方が圧倒的に上だ。裏踏みしてもシューズの形状故に足を滑らせて踏み外すこともない。
当然、ちゃりを降りたときの歩きやすさは言うまでも無い。
だが、オイラ的に一番気に入ったのは
足裏とペダル軸が近い
ということ。
SPD-SLだとクリート部の高さがあるので履き比べると違和感がある。
たとえて言うならばSPD-SLは下駄を履いて乗っている感じだが、SPDは足袋を履いて乗っている感じと言えばいいだろうか?
きちんと測った訳ではないが目視での差はせいぜい2、3mm程度だが意外に足裏は敏感なようだ。
もちろんサドル高さは少し下げたのは言うまでも無い。
まあそんな訳でSPDのままで行こうと思う。
SPD-SLシューズとペダルは予備として埃を被ってもらうことにした。(^^)v