先週だったかなぁ、芸能人が雀を保護して飼っていることを東京都にとがめられてもめているという記事を読んだ。
何でも雀は保護対象だからだそうだ。
その記事によるとその根拠となる法律はカビがはえそうなほど古いものらしい。
今日の与太話は、そのかび臭い法律の是非を取り上げるわけではない。
その記事を読んでいてふと思ったのは、
そう言えば、最近すずめってほとんど見かけなくなったなぁ・・・
と言う事。
東京下町で生まれ育ったオイラにとって、すずめはもっとも身近な鳥だった。
すずめ、鳩、カラス、つばめは都内では普通に見られる鳥だった。
今は都内というわけではないがそれほど遠くない地区に住んでいる。少し駅から離れれば雑木林や田んぼ、畑がある分だけ、子供の頃住んでいた地区よりも自然が残っていると言っても良い。
だがそんな地域であってもすずめは全く見ない。うちの近所で見かけるのはカラスだけだ。
環境変化などで分布が変わったのか、それとも絶対数が減ったのか・・・?
ちなみに昔は千葉県の漁港近くに行くと上空には鳶が飛んでいるのが普通だったし、田んぼには蛙のたまごが産み付けられており、サギがえさを求めて田んぼを闊歩していたものだ。
今は地域は少し変わったとはいえ、田畑も多少は残っているにかかわらず、そうしたものを見かける機会は激減した。
川にほど近い田んぼの近くに行くと蛙の鳴き声は聞こえるが、サギは滅多に見かけない。鳩もほとんどいないし、すずめは全く見なくなった。
理由はいろいろなのだろうが、それだけ環境が変わったと言う事なのだろうなぁ。
今やちょうちょやトンボも全く見ないモンなぁ・・・