この週末は悔しい週末だった。
日曜日の試合では何一つできないままに終わってしまった。
ここの大会コースはまっすぐな緩斜面の廊下から始まり、右に90°折れ曲がったあと、斜度の緩急を2度繰り返した後に最後の緩斜面に降りる。
この2段構えの斜度変化がくせ者なのだ。緩急と書いたが、距離は短いがそこそこ斜度は有り、上の緩斜面からスピードに乗ってここに飛び込むので難しいのだ。
このスキー場は標高が高く、気温はかなり下がるが、天然雪はほとんど無く、人工雪というバーンのため、とにかく固い。
2年ほど前は前日に雨が降ったため、ホントに蒼氷だった。
まあ、通常は固いのは固いがエッジが噛まない硬さではなく、むしろオイラのスタート順でも変な掘れ方は一切しない。だからうまく滑れる人は最後の方のスタート順でもタイムを出せる。
ここの大会に出るのは確か今年で3回目だ。
昨年はだめなりにそこそこ滑ることができた。
しかし、今年はまるでだめだった。orz
右にドッグレッグしたあと、ややギルランデ気味に左に流れていき、斜度がキツいところで右に深く折り返すようなセット。それを2回繰り返す。このセットでいちばん差が出るポイントだ。
要するに固いバーンでやや左下がりの急斜面で右への深回りターンが要求されるのだ。
オイラは2年ほど前から腰が常に左に開くという欠点にようやく気づき、その修正に努めているのだが、まだまだ実戦ではすぐにくせが出る。
左下がり、急斜面、固いバーンで深回りと揃えば、練習の時でさえまだ失敗が多いのに本番でまともにできるわけもなく、ただただ落とされるだけだった。
それでも去年まではここのバーンではどうして気持ちよく滑れないのかがよくわからなかったが、今年はその原因が何となくわかった。
そう、キーは左足だ。
右ターンで腰が開いて棒立ちになるため、ターンを仕上げられず、ずるずると落ちる。それを止めようと脚を突っ張るので尚更エッジが噛まないし、スキーが撓まない。
ようやく理解した。(^^)v
だが、今はまだ対応できない。少なくとも実戦の中では。
ここに意識を集中して、フリー滑走で練習し、ゲートの中で練習し、身体に動きを覚え込ませるしか無い。昨シーズンようやくつながった良い滑りのイメージに今年は多少なりとも近づけたのと同様にこの右ターンの下手くそさ克服には時間をかけるしかないのだ。
ちなみに上記はアサマ2000スキーパークで行われた大会なのだが、いつもは土曜日にアサマに行き、常設ポールで練習とバーンチェックを兼ねて滑る。
アサマはもともとバーンが固い上に常設ポールが比較的長い距離なのでそこそこ練習になるので嫌いではない。
最大の欠点は近くに宿泊施設が無いと言う事だ。高原ホテルというのもあるにはあるが、週末はお一人様お断りなのでオイラはいつも小諸周辺まで下ったところで泊まることにしている。
宿の問題が解決されれば、シーズン券も安いし、こちらに通っても良いとさえ思えるのだがなぁ。。。
ホームよりも少し遠いのと渋滞したときの逃げるルートの選択肢が少ないのが玉に瑕だが。。。
だが、今年のアサマには二つがっかりさせられたことがある。
ひとつ目は値上げ。
常設ポールの利用料金が昨シーズンまでは1000円/日だったものがことしは1500円/日になっていた。50%の値上げってのはどういうことだよ。。。(怒)
ふたつ目はポールバーン下のレストランのメニューが激変して、ボルシチのセットか、うまくもないカレーライス、あとはでかいホットドックの選択肢になった。もともとここはキーマカレーがおいしくて名物だったのに。そしてオイラはドリアが好きだったのだが。。。。
土曜日はキーマカレーを食べるつもりでメニューを見て固まり、仕方なくカレーライスを食べて、まるで市販ルーで作ったような具のないカレーライスに唖然とした。(苦笑)
そんなことも有り、日曜日は試合が終わったあと、表彰式までの待ち時間に少し遅めの昼ご飯をセンターハウスにあるレストランで食べてみた。
こちらはメニューの数も多く、どれもおいしそうだった。
ここで食べるのは初めてだったのだが試しにオムライスセットを頼んでみた。
ほとんど具がないのは残念だ。ライスの下にハーブを練り込んだ小さめのソーセージが申し訳程度に入っているだけ。だが、味はいい。おいしい。少なくとも上のレストランのカレーライスよりは遙かに良い。
来年はこちらで食事をしよう。(´ー`)┌フッ