スキー場に毎週末通っていて思うことがある。
ここ数年の間にヘルメットを着用するヒトがかなり増えたと感じる。
スキーヤーだけに限定すればかなりの確率だと思う。ニット帽子で滑る人を探す方が難しいくらいだ。
スキーヤーは全体としては高齢化しているので自らを守る意識が強いのかもしれない。
客層としても年に数回のレジャースキーヤーは小さな子供を連れた家族連れが該当するくらいであとは、昔で言う基礎系の人が多いからかもしれない。今は技術戦と呼ぶがそういった滑走技術向上意欲の高い人はヘルメットを被る人が多いのかもしれない。
全日本の技術戦もいまや全員ヘルメット着用しているしね。
もちろん競技系の人は当たり前のようにヘルメットだ。
逆に言えば、年に数回、楽しむためだけにくるレジャースキーヤーはニット帽子の傾向が強いが、そういうお客はかなり少ないように見える。
スノーボーダーに関しても基本的な傾向は同じだ。アルペンボーダーはもれなくヘルメットだし、フリースタイル系でもスキー場に行く回数が多いような人はヘルメットの人が増える。
反面、ボードの方が単発的なレジャー指向のお客が多く、また年齢的にもスキーヤーよりも若い傾向があるせいか、その手の人たちは帽子だな。
まあ、ヘルメットだろうが帽子だろうが、本人の自由なので他人がとやかく言うことでは無いのだが、ヘルメットも被らずにボードパークでアイテムに挑むのはやめた方がいいと思う。見ていると少なからずいるようだが、下手くそな奴に限って無謀に飛んだり、まわったりしたがるが、その手の奴らはクラッシュした際のダメージがどのくらいヤバイかを想像できていないようだ。
建国記念日が絡んだ3連休は通常の週末よりも混雑していたが、客層が違うようで、まさにそうした単発系のレジャー指向のお客が多かった。そしてその手の人たちの多くは帽子派だった。(苦笑)
まあ、ひと言で言うならば、下手な奴ほどリスクに対する想像力が不足しているせいか帽子で済ませていた。
いやいや恐ろしい・・・・
ちなみに3連休に限っているならば、スキーヤーもボーダーも明らかに技術レベルの低い人が増えていたし、若い人も多かったからやはり単発的なレジャー指向のお客さんが多かったのだと思う。
まあ、年に1、2回のひとにヘルメットを買えというのも酷な気はするが、最近はヘルメットや身体に付けるプロテクターのレンタルもしている様なので我が身を守る努力をした方が文字通り、身のためではある。(^_^;
オイラ数年前に普通滑っていて転倒したらしく頭を強打したことがある(らしい)。
他人事のような書き方をするのには理由がある。
滑り出したところから、休憩のためにスキーを脱いでいるところまでの数分間の記憶が無いのだ。ヘルメットを見ると後頭部にけっこうなキズが入っており、ふくらはぎを伸ばしたのか、軽い肉離れを起こしていた。
おそらく滑り出して何らかの原因で転倒し、後頭部をしこたま打ったのだろう。
そんな経験があるのでたとえ春スキーであろうとメット無しで滑るのは恐ろしい。。。(苦笑)