オリンピックが地上波NHKとBS1で放送されている。
アルペンスキーは全て録画しているつもりだ。
だが、番組編成が競技ごととはなっていないこともあり、ひとつの録画が4時間にも及ぶのがざらである。
その中でいろんな競技を切れ目無く放送するのでアルペンスキーが出てくるまで早送りしなければ見ることはできない。
残念ながら毎週末、自分が滑るので忙しいし、平日もそんな時間はない。
だから、その日ごとのハイライトをまとめた番組だけをなんとか見ている。
その中で、アルペンスキー男子大回転のハイライトも見た。
石井選手の滑りもさすがに日本代表だけあってすごいと思うが、石井のあとに勝者の滑りとして映像が出てきたのが、マルセル・ヒルシャーの2本目の滑りだ。
ヒルシャーは今シーズンもワールドカップで圧倒的なパフォーマンスを見せているが、オリンピックでもすごかった。
中盤のリズムの速いセットでは、スキーのたわみを最大限に使って異次元の走りを生み出していた。(驚)
2本合計で1秒以上差をつけての金メダルだ。
そうだよなぁ。
ただゲートを良いラインで通過するだけでは出せるタイムには限界がある。ワックスにこだわるのも有りだとは思うがこり出すと高くつくからなぁ。
興味の無い人は決まって驚くが競技用として売っているワックスは固形、ペースト、リキッドのいずれも相当高価である。
テフロンとかフッ素を高配合しているタイプは手のひらに隠れるくらいの大きさで1万円はくだらない。高いものだと2万円を超す。(^_^;
オイラはワックスにお金をかけるのではなく、やはり自らの技術を磨いてタイムを削っていきたい。ワックスは以前買ったものがまだあるので今はそれを使い続けている。ワックスにこだわるのは先の段階までいってからだ。(^_^)v
技術的にタイムを削っていくためにはもっとスキーを撓ませてその反発力を推進力に替えて行かないと走らないし、タイムは出ない。
言うのは簡単だが実際にやるのはとてつもなく難しい。。。
さらには、当たり前だが、いっぺんにいろんな事をできるようにはならない。
昨シーズンは良い動きをするためのヒントをつかんだ。
そして1年かけてそのイメージは頭の中ではだいたいできあがったので、今シーズンはそれをゲートの中で実践できるように練習している。
次のステップのヒントは上述のマルセルの滑りにある。
良いラインでゲートを通過するだけではなく、どのタイミングで加重してスキーを撓ませればもっと走らせることができるかが次のテーマだ。
撓ますための加重の仕方も大きな課題だ。
イメージのヒントはつかみかけている。しかし、ゲートトレーニングではまだまだ実践できない。極単純なセットでは何となくそれっぽいことができるときもあるがまだまだだ。
フリー滑走での練習ではもうちょっと身近な感じとしてできつつある。
全体としてはまだまだだが、昔に比べれば僅かずつだが着実にうまくなっている実感はある。
良い動きのイメージとフリー滑走でのフィーリングはある程度わかってきたし、ゲートトレーニングでも以前なら入りきれずにコースアウトしてしまうようなコンディションやセットでもある程度まではがんばれるようになってきた。
特に昨シーズンと今シーズンはひと皮むけたと自負している。
自分でも動けている実感があるし、仲間からもだいぶ良くなってきたと言われるようになったのであながち、勘違いやぬぼれではないはずだ。
レジェンド葛西が49才になる次の北京オリンピック出場を目指すといっているのだ、(永遠の)25才であるオイラが進化できないわけがないのだ。(´ー`)┌フッ
タイムを出すためには必ずしもポールに当たらなくても良いはずだが、いいラインを通れば必ずゲートをかすめると言っても過言ではないはずだ。
今シーズンは練習ではほぼ全てのポールをかすめて行けるし、当たる場所もアームガードから外れることはほとんど無いのでライン取りはだいぶ安定してきたようだ。
もちろんコースが掘れてくればゲートから離れたところがベストラインになるのでポールに当たりはしないが、リズムとタイミングは同じだ。
日曜日の草レースでもバーンコンディションが良かった上にセットが簡単だったため、かなりの数のゲートをかすめて滑ることができた。
以前は練習ではある程度ポールに当たったとしても、本番ではヨレヨレでほとんどアームガードなんて要らない状態だったことを思えば進化と言えるはずだ。(^_^)v
世界のトップ選手どころか、仲間内での速い人の滑りと比較して、まだまだだなとは思うものの少しは自分を褒めつつ努力していこう。
だってオイラ、褒め伸びタイプだから・・・・
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!