部下に向かって、時々言う言葉がある。
自律
である。
いわく・・・・
自らを律することができて初めて自立できる。
信用とは信じて用いること
信任とは信じて任せること
信頼とは信じて頼ること
自律することで、自立するための一歩を踏み出せ、自立できると他人から信用してもらえる。
そしてそれを積み重ねることで信任されるようになり、やがて信頼されるようになる。
人間関係とはこういう段階を経ていくものだ。
・・・・という感じ。
なんだか分別くさい言葉だが、自戒の意味も含めて自分自身でも時々読み返している。
どこかから丸ごと持ってきた言葉ではない。
部分的に読みかじったもののぱくりが混じっているのかもしれないが、一応、自分なりに言葉の意味を考えて構成したのが上のものだ。
うちの職場は有休とか公休と呼ばれる類いのものは必ず完全取得させる。カットなんてあり得ない。
毎年の切り替わり前までに完全取得を促すため、年間を通じて平均的に「休め休め」と促す。
昨今の流行言葉で表現するならば、この面に於いてはホワイト企業である。(苦笑)
そうした環境なのでよほど仕事が切羽詰まっているときはともかく、通常は本人が休むと言って文句を言う人はいない。
オイラは部下達に
自分の権利なんだから、計画的に遊びなり、家の用事なり、家族サービスなりでうまく使え!!
と常々言っているのだが、毎年〆の時期にまで来ても休みをたくさん持っているのが少なからず居る。
ホワイトなうちの会社の決まりでは休みをカットすることはゆるされていない。それは組合との協定でもある。
だから、本来の労使協定に基づく、「労」側の人間の権利にもかかわらず、「使」側の人間が気をもんで、早く休めと煽る自体になる。
だいたい、月末で年間の〆が来ると言うときに取得しなければならない休みを3日も4日ももっていること自体がおかしい。
本人に言わせると、忙しくて休む暇が無いと言うことになるのだが、じゃあ、〆の月は暇なのかというとまったくそんなことはない。
それでも組合との協定違反になるため、無理矢理休みを取ることになる。
ひどい奴になると週に1日は休むから、土日とあわせて週休3日だ。
年間を通じてあまり緩急はなく忙しいのがうちの会社なのだが、そんなのは今に始まったことではないのだから、前述のように
計画的に休め
とアドバイスをしている。
やいのやいの言われて仕事が忙しいときに何人ものメンバーが一斉に休みを取る方がよっぽど仕事に支障を来す。
本当に忙しいから休めないというのならば、やっていることが本末転倒である。
思うに、毎年、いつまでもも後生大事に休みを持っていて締め切り間近に慌てて祝するメンバーは代替決まっている。
オイラに言わせると、こう言う奴はセルフマネージメントが出来ていないのだ。
もっと言うならば、上述の「自律」がそもそも出来ていないと言うことになる。
昨日今日入った小僧ならともかく中堅のベテラン社員がこれだから呆れてしまうのだ。
オイラは窓際管理職なので休みを取る権利は、組合員と同様に有するのだが、休みを取る義務はない。基準日数まで休まずに余らせたとしてもカットされるだけでなにも起きない。(T_T)
昔から管理職はろくに休みを取らず、必要とあらば土日出勤もいとわず、あろうことがそれを美徳とする空気が未だに一部の管理職、あるいは職場には残っている。
オイラはそんなあほくさいことには関わらないようにしている。だから毎月1日は休みを取るようにしている。それでも毎年発生する休みの権利の半分ちょっとを行使するのが精一杯であとはカットされるだけなんだけどね。ヽ(´ー`)ノ ハア
11月は休みを取っていないが、12月は休みを取ろう。そろそろスキーシーズンだ。(´ー`)┌フッ