小足 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

昔から
馬鹿の大足
間抜けの小足
ちょうどいいのがボクの足

というが。←言わない(^_^;

オイラの足のサイズは身長の割りには小さい方だ。
日本人にありがちな甲高だんびろなのでボリュームはあるため、通常は25.5cmの靴を履く。(7ハーフ、あるいは41サイズ)
だが、足の長さの実寸は
右が24.0cm、左が24.5cmしか無い。

だから足の幅や甲が収まるサイズを選ぶといつもつま先がスカスカに余る。
 

通勤用のちゃり2号にはシマノのクリッカーというSPDシューズを使って居る。41サイズだ。
ちょっとゆるめだが街乗りの普段使いには具合がいい。ビンディングの位置(というか、クリートの位置)も特に違和感の無い位置にアジャストできている。

ロードバイクであるちゃり3号には
SPD-SLのペダルをつけた。そしてシューズはいろいろ迷った末にSIDIを買った。41サイズだ。
メガモデルと言う幅広モデルなので欧州製品にありがちな、細すぎて足が合わないという感覚は無い。
ただし、インソールがあまりにも安っぽくて、土踏まずのサポート感覚が全く無くスカスカだったので市販のスポーツ用インソールを買って入れた。これで土踏まずのサポートはだいぶ良くなった。


だが、その後だんだん慣れてきたもののやはり、もう少しクリートを後ろに下げたい感じが強い。。。

考えたのだが、幅の快適性を優先するが故にインソールを入れ替えた今でもつま先にはまだ結構な余裕がある。
足をつま先よりに詰めるとかかとの後ろに指が楽勝で入るくらいだ。
ちゃりを漕ぐときには引き足も使うのでかかとがプカプカするのは具合が悪い。したがってつま先を余らせてシューズを履いて乗っていることになる。

そんなこともあり、クリートの位置が相対的に前になっているのかなぁと考えた訳だ。

話は違うが先週末に峠道を(僅かな距離でバテてしまったとは言え、)走ってみて、
どうにもつま先で踏んでいる感じが強く、力が入らなかった。
言い訳がましく聞こえるかもしれないが、これもあっという間に脚が売り切れた原因のひとつだと思っている。

クリートをもう少し後ろに取り付ければ改善されるはずだが、シューズを見る限りではもうこれ以上後ろには下げられない。

要するに足の前後長に対して靴が大きすぎるからクリートの位置が適切な位置よりも前になっているのかもしれない。
本来ならばもう1サイズ小さめのシューズを使えばいいのだろうが、買ったばっかりのものをすぐに買い換えるのはもったいなさ過ぎる。甲高だんびろなので小さいサイズで足がフィットするかどうかも怪しいし。

そこでまずはとにかく目一杯クリートの取り付け位置は後ろに下げた。
そしてそれでは当然足りないので、家具の下に貼り付けて床の傷を防止する固いフェルト?パッドがあったのでダメ元でシューズ内のかかとの後ろ部分に貼ってみた。クリートを下げきれない分、足を前に出してしまおうということだ。


フエルトの厚みは5mm程度ある。
靴に足を入れてみたところ当然ながら足は少し前にでるかんじだ。幸いにもこの程度ならばつま先が痛むことも無いし、違和感も無い。

だが、家の中でチャリにまたがって見るとやはりまだ前過ぎる。

試しにSPDのシューズを片足だけ履いてみて、クリートの位置というか、ペダル軸の位置と足裏の位置関係を比べてみた。

 

愕然とした。

SPDを付けた通勤チャリではかなり良い感じでぐいぐいペダルを踏み込める。そしてそのペダル軸の位置はロード用のSPD-SLのそれよりも1cm近く後ろなのだ。

 

世間ではペダル軸の位置は、拇指球と小指球を結んだ線と足の中心線が交差する点を通るように、とか、それよりもわずかに後ろと言うが・・・・・

 

だいたい、拇指球も小指球も結構デカいんだぜ。どこを基準に言っているかでかなり違いが出てもふしぎではない。

 

たとえば拇指球。親指をそらせたときに一番地面をしっかり踏めるポイントが中心だとは思うが、オイラの好みのフィーリングではペダルを踏む軸はここではない。

オイラの足裏の力点は、足の裏のみぞおちだ。

指をそらせたときに拇指球、小指球、土踏まずが接するポイントだ。

拇指球基準であえて言うならば、拇指球の後ろ側の終わりのあたりなのだ。

 

ここまではっきりしたならばクリートの位置を調整しようと思ってシューズを改めて見て再び愕然とした。

SPD-SLのシューズはクリート取り付け孔位置は固定であり、クリート側にある前後のスライド幅以上に調整は出来ないのだ。

 

オイラのSIDIのシューズで言うならば、後端に付けてある今よりもさらに1cm近く後ろに付けないとしっくりきそうもない。

これって足が小さいからとかそういうレベルではないなぁ。

 

世間のチャリダーはみんなこんな位置でちゃんと乗れているのだろうか?

あるいはSIDIは日本人の足にイマイチ合わないだけなのか???

 

あるいはSPDの方がもともと調整幅が広いので好みの位置に調整できただけで、オイラの要求が世間とはかけ離れているだけなのか??

 

土曜日からお盆休みに入るため、もう一度SPD-SLで乗ってみた後、翌日には通勤チャリのペダルを付けてSPDシューズで乗ってみよう。

もしも通勤ペダル+SPDの方がしっくりくるようなら、シューズ&ペダルを買い直すようかなぁ。

でももったいないなぁ。高かったのになあ。。。。

 

まあ、MTB用のSPDシューズである程度ソールがしっかりしているものならば、ロード用でも普通に使えそうだし、オイラのようにツーリングユースならばチャリを降りたときの歩きやすさを考えるとむしろベターともいえるのだが。。。。

 

む~ん。悩ましい。

 

SPD-SLのクリートをもっと後ろに付けるための工夫ってないものだろうか???