通勤用のクロスバイクには速度と距離さえわかれば良いということで、キャットアイのシンプル機能のワイヤレスタイプのサイコンを取り付けた。
特に不満は無い。
ただし、週末に少し長い距離を走るときにはケイデンスがわかるとやっぱりペース配分というか、どんな乗り方がいいのかが数値でわかるからいいなぁとも感じていた。
クロスバイクを買った当初はたまには郊外に行きたくなるだろうし、そのときには地図機能やナビ機能があると便利だよなぁと思い、いろいろ調べた。
http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12279069100.html
このときはクロスバイクにつけるにはお値段バランスから言ってガーミンのサイコンは贅沢すぎるという理由で見送った。地図はスマホで見ればいいと割り切ったのだ。
しかし、渦巻く物欲に翻弄されつつ、結局買ってしまったロードバイク。(爆)
そのロードバイクには是非ケイデンスが測定可能なものが欲しいなぁと思ってどれにしようか思い悩んでいた。
そしてロードバイクにつけるサイコンをいろいろ検討しているうちに、似た様な(もちろんプラスアルファの機能はあるが)サイコンを買い足してもなぁと言うことでキャットアイの製品に二の足を踏んで、迷った末にガーミンエッジ820Jを買ってしまった。(^_^;
ガーミンのZUMO660というオートバイ用のナビを愛用しているが、地図表示やナビ機能に関してはそれとほぼ同じ機能の様だ。
より小型になってこの機能はすごい。
もっともお値段もオートバイ用のナビ並みだが。。。(^_^;
ちなみに本体は通常のサイコンよりは少し厚みがあるがリチウムイオン電池を内蔵しており、満充電で15時間程度は使えるという。
仮に10時間程度の実稼働時間だとしてもその間、ずっとGPS衛生を補足し続けてくれるのであれば十分役に立つ。
万が一、電池切れになったとしてもそこで伝家の宝刀、スマホのGPSをオンにすれば良いだけだ。
オイラは基本的に緊急連絡用としてスマホを持ち歩くので本来の役目を果たすために電池を節約できるというのはかなりありがたい。
いつも必要かと言われるとちょっと怪しいが、なるべく長い距離を走って楽しみたいと思っているので現在地確認ができる地図データ内蔵、そして簡易ナビ機能はかなり頼りになる筈だ。(^_^)v
製品のうんちくについてはオイラがグダグダ書くよりも下記のリンク先を見てもらった方が早い。
https://www.riteway-jp.com/itemblog/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89/garmin-7161/2016/09/_adminrpj
早速取り付けたのだが、初めに躓いたのが本体とセンサーのペアリング。
結果的にはじめからペアリングされていた様なのだが、一生懸命個別設定しようとしてもうまく動かずずいぶん悩んだ。(苦笑)
全体的に言えることだがガーミンの製品はインターフェースが独特で、しかも日本語版はとってつけた印象がぬぐいきれず、お世辞にも使いやすいとは言えない。
オートバイ用のナビでだいぶ慣れているつもりだったが、それでもエッジ820Jには翻弄されつづけている。(爆)
購入時に液晶保護フィルムと本体保護のためのシリコンカバーを買ってすぐに装着した。
後述するがこれが一番の悩みの原因だったようだ。←と言うよりもオイラの思い込みが激しすぎて目の前のものが見えていなかっただけなんだが。
センサー類が動くことを確認したが初ライドではなぜか速度やケイデンス、距離のカウントはなにをしても動かなかった。
その晩にじっくりといじっていたら、どうやらトレーニングモードにした上で、手動でスタートさせないといけないらしい。
あるいはオートスタート機能の設定で一定速度以上になったら自動で計測開始とする必要がある様だ。
だが、何をすれば手動でスタートするのかがわからず、じたばたして、結局、オートスタート設定をして日曜日に走ってみたところ、設定した時速10kmで計測は開始した。(^_^)v
しかし、停止していてもタイマーはカウントを続けるし、何よりも帰宅しても計測をストップすることが出来ない。
充電式バッテリーのため、電池の消耗を防ぐ意味でも不要時はスリープもしくは電源オフにしたいところだが、電源ボタンを押すと、スリープさせたければその前にタイマーを止めろと怒られる始末。
くっそー。。。。
ガーミン野郎に怒られる覚えは無いっ!!
電源ボタンを長押しすると強制終了できるのだが、これは本来の操作方法では無いのは明白だ。
説明書を見てもトレーニングを開始、終了するときにはタイマーをスタートあるいはストップさせてくださいとしか無い。
そのスタート/ストップをする方法がわかんねーんだよっ!!
液晶のどこをタップしてもそれらしきものは出てこないし、長押ししても駄目。。。
タイマースタートはオートスタート設定にしていれば特に問題ないことはわかっている。
信号待ちの停止時や休憩時のタイマーを止めるためにはポーズ機能というのを設定すればいいこともわかった。
だが、手動でスタートする方法もわからなければ、止める方法もわからない。。。。
液晶のあらゆる場所をタップしてみたり、ほかの画面に切り替えて試してみたりもしたが、どこをどうやってもストップさせる方法がわからん。
ネットで調べてもなかなかそれらしいものがヒットしない。。。。
イライラしてきた。
こんなんなら、キャットアイのケイデンス付きのモデルを買うか・・・・
そこまで考えた。(爆)
そしてネットでいろいろ調べていたら、本来の疑問に直接答えるものでは無いのだが、スタートストップボタンがここにあるよと言う記載があるサイトを見つけた。(^_^)v
脳天をかち割られるくらいの衝撃を受けた。
そして取説で確認後、現物でもチェックした。。。。
結局のところ、液晶がタッチスクリーンなので、そう言う操作だという思い込みがあったのだ。
左側に電源ボタンだけは物理ボタンとして存在するが、それ以外は全て液晶へのタッチ操作で行うものだと思い込んでいた。
オートバイ用のナビがまさにそうなのでそう信じて疑わなかったのだ。(爆)
結局気づいてしまえば、どうしてわからなかったのだろうと言うくらいはっきりくっきりと物理ボタンが本体下方外周部に2つ付いていた。(爆)
ひとつはラップボタン。もう一つが探し求めていたスタート/ストップボタンだったのだ。
購入してすぐに装着した本体保護用のシリコンカバーをそいつを覆っているので、形としては出っ張っているのだがわかりにくくしていたというのは言い訳にもならないことはわかっている。
(´ー`)┌フッ
なるほど。
ようやくすっきりと使うことが出来そうだ。
それはそうとしてその他の機能のインプレッション。
まずは各種のデータのリアルタイム表示。
表示項目を自分で自由に選べるので使いやすい。
オイラは上から、ケイデンス、速度、距離、時間、心拍数とした。おまけにカロリーとか言うのも出ているが。(苦笑)
このページを送ると地図表示となる。
屋外ではGPSの補足もさほどもたつかず、現在地表示をしてくれるのは悪くない。ただし、小型の表示では広く見るのは無理なのであくまでもレアルタイムで現在地を確認できるというレベルだ。周辺との位置関係を見たくて縮尺を替えようとしてもタッチスクリーンの反応が鈍く、結構かったるい。
真剣に地図確認をしたいときはいったん止まってスマホで確認した方がストレスは無さそうだ。
それと試しにナビ機能も試してみたが、それなりに使えそうだ。
あまり遠い場所へのナビをさせるとどこを通らされるのかわからないのはオートバイ用のナビと同じだ。(苦笑)
だから、自分で現在地と目的地をあらかじめ確認した上で、ある程度近づいてから最後の詰めにナビを使うというのが正しい使い方の様だ。
ただし、まだ使い方がわかっていないだけかもしれないが、ナビ機能を使い始めるとほかの画面に切り替えることが出来ないのはイマイチだ。
常にナビ画面とにらめっこする必要は無く、通常は速度やケイデンスを見ながらの走行の方が好ましい気がする。
もう少し使い方を調べる必要がありそうだが。(´ー`)┌フッ
まあ、値段と機能のバランスが取れているのかと言われると結構微妙だが、すでに使って居るオートバイ用のナビと同等の機能があって、それよりも多少安いと考えれば納得出来なくもない。それにUSBによる充電式だが電池は丸一日は保つ様だ。
特にGPSをオフにしておけばもっと保つだろう。
少なくともスマホの電池を無駄に消耗させる様なことはしなくて済むので価値はあるだろう。
そうそう、おもしろいと思ったのがセンサー。
キャットアイやその他のサイコンでは昔から、磁石とピックアップを使ってきた。速度だったらホイールのスポークに小さな磁石をねじ止めし、フロントフォークにつけたピックアップを通過する回数を時間で割って、あらかじめインプットしてあるタイヤ周長とあわせて演算して、距離と速度を求める。
ケイデンスも同じだ。クランクの裏側に磁石をタイラップで固定しておき、チェーンステーにつけたピックアップでその回転を検知する。
だが、ガーミンはおもしろい。
速度もケイデンスもGセンサーを使って居るのだ。
速度センサーはリアハブに取り付け、その回転のG変化から回転を検知するらしい。しかもエッジ820Jの場合、GPS機能を備えているのである程度走行すると、GPSによる移動距離と、Gセンサーの回転数から自動的にタイヤ周長を設定してくれるらしい。
たぶん、タイヤサイズを変更しても少し走れば適正な数値に変更してくれるのだろう。
いずれにしてもフロントフォークに野暮ったいピックアップをつけなくてもいい点は優れている。
いただけないのはクランクにつけるケイデンス用のGセンサー。
センサーそのものは回転検知用とほぼ同じようだが、ゴムバンドでつけるのがいただけない。タイラップで縛り付けるのもどうかと思うが、ゴムバンドだと付け方やビンディングペダルとシューズのクリートのセッティングにも寄るとは思うが、足が時々ゴムバンドに触れるのだ。
オイラの場合はそうだ。
少しクリートの位置をうちに寄せて足が外にずれる様にしてみたものの、クリートの遊びの分だけあるので時々足がゴムバンドに触れてしまう。
足でゴムを切ってしまったらセンサーが脱落する可能性だってある。一応、1カ所が切れても脱落しない様な形状にはなっているものの不安なことに変わりは無い。
ゴムバンドの代わりに釣り用のナイロンテグスで縛り付けたという話も聞くがそれもイマイチかなぁ。
かといってオイラはそれ以上のいいアイデアも出ないし、さしあたってゴムバンドが邪魔だったので結局、配線テープで固定してみた。
これもスマートとは言いがたいが、少なくとも足がこすれてバンドを切ってしまう心配からは解放されるはずだ。
いずれにしても走行中に画面を切り替えるのはその反応の鈍さもあって少々やりにくいが、走行データと地図が見られるのは便利だ。
ま、何にしてもしばらく使ってみる様だなぁ。(´ー`)┌フッ
※本体をPCと接続した上で、ファームウエアを最新Verに更新したらだいぶ動きが軽快になった。(^^)v