昭和の仮面ライダーアマゾンを知っている人にとってはタイトルの雄叫び?は記憶に残っていることと思う。
最初は一切言語を理解しなかった野生児・アマゾンライダーが途中からはたどたどしいながらも日本語を学んでコミュニケーションをとれていた様な記憶がある。(苦笑)
その後、時は流れていまや「平成ライダー」というくくりでまとめられる仮面ライダーシリーズもだいぶ増えた。
電車に乗ってる奴とか、車にしか乗らない奴。あとはなんだっけ、魔法使いなんてのも居たなぁ。
何故か月に秘密基地がある奴も居たっけ。
そのテレビシリーズとは一線を画している作品がある。
単発の作品はほかにもあるが、連続ものとしての作品だ。
東映とAmazonがタイアップして製作した様だ。
仮面ライダーアマゾンズ
http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-12280335933.html
シーズン1もまあまあおもしろかったが、2作目はさらに良くなっている。
もちろん、子供向けでは無い。かなりグロいシーンもあるのでむしろ子供には見せられないだろう。
1作目はそれでもヒーローもの(この作品の場合は、ダークヒーローと言った方が適切だが。)の王道は外さない展開だった。
だが、シーズン2はもはや変身したアマゾン達の戦闘シーンは単なる演出の一部にしか過ぎず、より深いテーマを描く、優れたSFアクション映画になっている。
テーマはずばり「生きる」である。
生きることの意味、生きる権利、生きていることの価値、そんなものがテーマだとオイラは理解している。
アマゾン細胞という生命体の誕生とその存在が引き起こす事件を描いたのがシーズン1。
シーズン2は進化して人間への感染能力をも身につけた新・アマゾン細胞がさらなるカオスを引き起こすが、人では無いという理由だけでその存在を否定され、生きることをゆるされないアマゾン細胞の悲哀と人間の欲望が軸になっている。
エンディングを見る限り、東映とAmazonはシーズン3も作りそうな感じである。(苦笑)
アマゾンのプライム会員ならば無料でシーズン1からすべて視聴可能だ。
子供の頃、昭和ライダーにあこがれたオッサンにも是非おすすめだ。かつての仮面ライダーというくくりとはかなり違うので違和感はあるとは思うがそこを受け入れられるならば、絶対におすすめである。
来年の春くらいからシーズン3が始まることに期待しよう。。。(^_^)v